シニアケア講座
2021年02月10日
こんにちは。看護師の柴田です。
先日、シニアケア講座の3回目を受けました
今回は高齢動物の疾患に関する知識、整形疾患とリハビリの基礎でした。
高齢動物に多い整形疾患の1つとして
『変形性関節症 』があります。
関節面の軟骨が退行していくために発生します。
別名『退行性関節症 』とも言われます。
原因は明らかでありません。
大きくは原発性(一次性)と二次性に分けられます。
原発性は肥満や老齢に多いです。荷重や圧迫がかかってた子など(例えばソリを引く犬など)
二次性は若齢〜老齢と幅が広く、発生頻度も高いです。
主な症状としては
・運動量の減少
・動きたがらない
・ジャンプしなくなる
・跛行 などです。
日常のちょっとした仕草の変化など、飼い主様から得られる情報が多いですね。
ちょっと最近変な歩き方してるな、、抱っこする時キャンッと痛がるなと思ったら診察をおすすめします。
他にも肩関節の離断性骨軟骨症、肘関節形成不全、股関節形成不全、前十字靭帯断裂など老齢の子でも整形疾患はたくさんあります。
内科的治療や外科的治療はもちろん、痛みを和らげてあげるには、サプリメントの使用や生活環境の工夫で痛みを和らげてあげることができます。
そしてリハビリも勉強しました。
リハビリとはラテン語で「re(再び)」+「habilis(適した)」という言葉です。
『再び適した状態になること 』『 本来あるべき状態への回復』という意味があります。
日本ではあまりメジャーではありませんが、欧米では獣医師指導のもと、理学療法士が中心となり看護師と共同してリハビリを行っているそうです。
チームで行い、常に評価、ゴール設定、方法決定を繰り返し行いながら最終的なゴールを目指します。当院にもリハビリチームがあり、整形疾患の子などのリハビリを行っています。
リハビリは飼い主様がどう感じているのか、何を希望しているのか、何を不安に感じているのか、、飼い主様の気持ちを理解することが大切です。
今回も2時間では足りないセミナーだったので猛勉強の日々です。