セミントラセミナー
2022年09月18日
こんにちは😃
獣医師の足立です🐰
先日、ベーリンガーというメーカーさんにセミントラという製品についてのセミナーを実施していただきました。
元々セミントラは青パッケージの慢性腎臓病治療薬があるのですが、今回は薬の用量が変わり、慢性腎臓病+高血圧症治療薬となる赤パッケージの物が出来たとの新しいお薬の紹介でした。
猫ちゃんの高血圧症はご存知ですか?10歳以上の猫ちゃんの5頭に1頭は高血圧症の可能性があると言われています。7歳以上であったり、慢性腎臓病、甲状腺機能亢進症、原発性高アルドステロン症などの基礎疾患があると高血圧症となるリスクが高いと言われています。その中でも、慢性腎臓病から2次的に高血圧になることが多いと言われています。猫ちゃんの血圧を正確に測るのは少し難しいと言われており、より安心できる状態下での測定値が必要となります。慣れるまで何回か繰り返し測定したり、飼い主様に傍にいていただいたりと、その子に合わせて測定するのが好ましいです。
高血圧は蛋白尿や腎組織損傷との関連性が示されていて、蛋白尿は腎臓病を急速に進行させてしまう可能性もあります。高血圧症と慢性腎臓病は併発しやすいことから、蛋白尿を抑える治療も検討する必要があるとされています。こういった点から、元々慢性腎臓病の蛋白尿抑制として使われていたセミントラの用量を増やし、高血圧症の治療薬としてこの度新しく販売されることになりました。猫ちゃんは錠剤だと飲ませにくかったりもするのですが、液状のお薬でシリンジから飲ませてあげることができます。
高血圧症は見逃されることが多い病気です。当院ではわんにゃんドッグのCコースに血圧測定を組み込ませていただいています。Cコースだとお預かり検査になるので緊張して検査ができない子などは、診察室で一緒に血圧測定をすることもできますので、気になる方は遠慮なくお声かけくださいね!
セミナーの様子です🎶