救急セミナー
2024年09月21日
こんにちは。看護師の石毛です。
全部で5回ある救急セミナーの第1回を視聴しました。
今回は呼吸困難がテーマでした。
日々の診療の中でもっとも多い緊急疾患は呼吸器疾患だと思います。
呼吸困難の中でも、気道に問題があるか肺に問題があるかなどで初期対応が大きく別れてくるそうです。
気道に問題があるときは、息を頑張って吸うような呼吸になり、肺に問題がある時は頑張って吐く呼吸になります。
気道に問題があり息を頑張って吸うと体温が上がってきてしまいより呼吸の回数も増え悪循環に陥ってしまいます。
なので酸素投与はもちろん、冷却してあげることも必要になるようです。
短頭種の子たちなんかは体の作り的に気道閉塞になる子が多く、冷却してあげるだけでもだいぶ症状は落ち着いてくれるようです。
見る、気づく、が転機になる!
日々の診療でもとても大事になってくると思うので、忙しい時こそしっかりと動物たち、飼い主さんたちと向き合って小さな変化も見逃さず、1秒でも苦しい時間を縮められるように頑張ります!