皮膚科セミナー🦠
2024年08月17日
こんにちは、獣医師の佐久間です!
先日、皮膚科セミナーに参加してきました。今回のテーマは皮膚の感染症でした。
皮膚の感染症は犬の皮膚疾患の中で1番多く、猫においてはそこまで多くはない疾患です。犬の皮膚感染症で、よく遭遇する疾患は以下の3つです。
・膿皮症
・ニキビダニ症
・皮膚糸状菌症
膿皮症はいわゆる黄色ブドウ球菌が悪さをしている疾患です。黄色ブドウ球菌は健康な犬の皮膚にもいる常在菌ではありますが、さまざまな要因で皮膚に悪さをしています。膿皮症に見られる症状として、赤み、フケ、脱毛などがあります。
ニキビダニ症は毛根周囲に感染する疾患です。ニキビダニも健常な犬の皮膚に存在する常在菌です。症状としては皮膚の脱毛、毛穴に一致したボツボツ、黒色に変化するなどがあります。
皮膚糸状菌症はいわゆるカビによる疾患です。人にも感染する人獣共通感染症であり、この疾患は毛の周囲に感染し、脱毛、フケ、かさぶたなどの症状が認められます。
これらの皮膚感染症は日頃の診察でよく遭遇する疾患のひとつなので、症状、特徴、分布などを踏まえ、今後の診療に活かしていきたいと思います!