研修医セミナー(犬の脱毛症について)
2022年09月08日
こんばんは!獣医師の江木です。
昨日犬の脱毛症について学んできました。
まず、脱毛症を発症年齢で2つに分けると1歳未満の先天性脱毛症と1歳以上の後天性脱毛症に分けることができます。
先天性の脱毛に多いのは
・体の一部分の脱毛
・ブルーやグレーなど淡い色の被毛の脱毛
・黒色被毛の脱毛
が挙げられます。
一方、後天性の脱毛で痒みを伴わないものは毛周期の異常が考えられます。
毛周期異常の脱毛は
・ホルモン産生の異常を起こす疾患により引き起こされる
・身体的異常はないが、毛そのものの異常で成長しなかったり、季節性の脱毛が起こる
ことがあります。
そのため、脱毛の原因を探るには、臨床像をみるだけでなく、ホルモン産生異常を起こす疾患が隠れていないかを疑う必要があるため、身体検査がとても大切であることを学びました!
脱毛は徐々に毛が抜けて毛が薄くなっていることもあるため、健康診断時であっても脱毛を見逃さないよう気にかけて診療していきたいと思います✨