セミナー参加報告

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ねこちゃんへ

2012年12月12日

こんにちは、看護士の椎名です(・∀・)

 

先日ねこちゃんに向けて新製品が発売されました。
「フェリウェイ」という、スプレータイプとリキッドタイプです。
この製品が発売されるということで、セミナーが開催されました。

 

ストレスによる爪とぎやスプレー行動の緩和の目的で使用できます。

室内飼いや多頭飼いなど、ねこちゃんは様々なストレスがかかっています。
ねこちゃんが安心できるホルモンが含まれているので、このストレスを軽くしてあげて、ねこちゃんがのんびりと暮らせる手助けになるのではないでしょうか?

 

ただ、行動異常のときは効果が望めない場合があります。
望まない場所で排せつしてしまうときは、トイレと環境を見直してあげてください。

 

先日専門のときの友達がうちに泊まりにきてくれました。
彼女も東京の方の病院で頑張っています。
お気に入りの呑み屋さんで呑んで食べて笑い合った楽しい夜でした。

いつも思うんですが…
分かれたあとって寂しいですよね。
つぎは皆であつまろうねヘ(゚∀゚*)ノ

画像診断勉強会

2012年12月12日

こんにちは、Dr.スゴウです。
月曜の夜に院長と横浜の画像診断勉強会に行ってきました。
今回はレントゲンの関節読影法についてでした。

 

それぞれの関節で関節炎に伴い骨の変形が起こってきます。関節によって起こる部位が異なるのでその部位と変形から重症度や疾患の判定をします。

関節は生まれてからずーっと負荷がかかり続ける部位なので生きている限り100%関節炎になるといわれています。生まれつき関節の構造に異常がある子はその発生も早くなってきます。

 

大切なのは早期発見と予防、症状を和らげてあげることです。痛みがあるときは安静にできる環境を作ってあげたり、赤外線レーザーを用いた痛みと炎症の緩和、痛み止めを服用することで楽になると思います。
また、痛みが悪化する場合や関節が腫れてくる場合は関節内の腫瘍の可能性もあるので定期的な検診で進行を確認していくと早期発見につながると思います。

 

 

このあいだ、ピザの有名店に行って来ました。南青山に本店がある「ナプレ」です。
自分は六本木の東京ミッドタウン店に行って来ました。
ここのお店は以前テレビで在日イタリア人にアンケートをとり、日本で一番おいしいピザが食べられる店No.1に輝いたお店です。

 

自分はマルゲリータにアンチョビをトッピングしてもらいました。
生地はもちもちで甘く、モッツアレラチーズとトマトソースがたっぷりで自分は今まで食べた中で一番のピザでした。食後のカプチーノも美味しかったです。この時点でリピーター決定です。

お店の雰囲気も良く、気分は完全に休日のイタリア人でした

心エコーセミナー

2012年12月01日

こんにちは。獣医師の遠藤です。

 

心エコーセミナーでは、老犬に最も多い心臓病であるMR(僧帽弁閉鎖不全)について勉強しました。

 

心臓の解剖学
上図は解剖学、下図は正常な血液の流れを示しています。

(全身から戻る→①→②→肺→③→④→全身へいく)

MR(僧帽弁閉鎖不全症)とは
僧帽弁がうまく閉まらず、左室から左房へ向かう逆流が生まれます。

ということは・・・下図のように左房はいっぱいいっぱいに続いて左室にも左房にうっ滞した血液がさらに流れてきていっぱいいっぱいにひどくなると左心房の手前にある肺にも血液がうっ滞して肺水腫になります。また、心臓自体が大きくなることによって気管を圧迫し、咳が出ます。

 

治療
真っ先に使うのが、血管を収縮させるとこで血圧を上げる(ギュッと押さえたホースのお水を想像して下さいね)ホルモンを抑える作用のあるフォルテコールなどのACE阻害薬!!

 

さらに上図の★1と★2をターゲットにします。
★1は戻ってくる血液の量を減らし、血液の逃げ場所を増やします(フロセミドやトラセミドなどの利尿剤、ニトロなどの静脈拡張剤)

 

★2は動脈を広げてあげて相対的に逆流する血液の量を減らします(エナカルドなどの動脈拡張薬)
その他状況に応じてジゴキシンなどの強心剤やベトメディンなどの強心+血管拡張剤、セキロイドなどの気管支拡張薬が使われることもあります。

弁を外科的に置き換える手術もありますが、驚くほど高いし、手術ができる獣医師は少ないです。薬だらけで大変ですが、もしご家族がMRになったときにはできるだけ内科的に抑えていけるよう一緒に頑張りましょう

皮膚、整形、臨床病理勉強会と、猫セミナー!

2012年11月23日

こんにちは、獣医師の遠藤です。
タイトルの通り、先週~今週にかけて4つの勉強会に参加させて頂きました。

 

・皮膚科では、診断の流れを勉強してきました。犬種、年齢、皮疹などから診断に近づくよう的を絞っていきますDASH!例えばシーズーは元々乾燥の厳しい中国に住んでいたので、乾燥から肌を守るため油の分泌の多い皮膚になっていますひらめき電球つまり、脂漏性皮膚炎などが多いです。

 

・整形外科の勉強会では、「椎間板ヘルニア」の診断と治療法について聞いてきました。
よく見るのは両後肢麻痺ですが、片側の場合や、前肢の麻痺、四肢の麻痺の場合もあります。悪化すると排尿障害もでてきます。治療は手術がメインとなりますが、術後の回復を早めるためにはおうちでの「リハビリ」が重要です。足の指を揉む、立たせる、肛門の脇をマッサージする、腰を持ち上げて下ろす等で、神経に刺激を与えるのが良いそうです。

 

・臨床病理では胆嚢疾患や免疫介在性疾患について教えて頂きました。奥が深くて難しい・・・けど、勉強になりましたアップ

 

・猫セミナーはかおりさんと2人で参加してきました。
猫のマーキング等の問題行動の対策をアメリカの先生に少しお聞きしたので、もしお悩みの方がいましたらご相談下さい音譜問題行動の多くは飼育環境の改善が一番です。

これは、病院の裏側で元コモディイイダの隣にある「遊々亭」のコショーそば!!しょっぱいけどなんかくせになる味です目ここの魚介系ラーメンは絶品!!病院にお越しの際お時間がありましたら是非遊々亭へ。ホントに美味しくてお勧めです。

福よしのハンバーグはうまい!!

2012年10月24日

こんにちは。獣医師の遠藤です。
先日参加してきた「皮膚科セミナー」と「臨床病理セミナー」の報告です!!

 

音譜皮膚病について・・・
・犬で多い皮膚病の原因
1位;感染症(61%)
2位;精神的要因(24%)
3位;皮膚炎(18%)

 

・猫で多い皮膚病の原因
1位;精神的要因(38%)
2位;皮膚炎(16%)
3位;感染症(11%)

 

意外じゃないでしょうか。精神的ストレスが皮膚病ととても関係しているのです。
ストレスをなくすにはどうすれば良いのでしょうか。

犬の場合は、かまいすぎないのが1番です。
猫の場合、環境の変化 に注意です目家族が増えたとか、引っ越しとかで大きくストレスになるようです。少しずつ慣れさせてあげてください。

 

飛行機の豆知識・・・
飛行機の動物用貨物室は高温だと40℃以上になるそうです。
パグなどの短頭種は特に高熱に弱く、飛行機の中で熱中症になり、最悪亡くなることがあります。ペットと一緒に飛行機に乗る際には、リスクを十分ご理解して下さいね。今回臨床病理の勉強会でこのような症例があったので、報告させて頂きました。

これは、神奈川県相模原市にある焼き肉店「福よし」のとろけるハンバーグです。
中はレアになっていて、口の中で溶けていく新感覚のハンバーグおいし~~~。テレビ番組「うまいい話」で紹介されたそうです~アップ機会があれば是非一度食べてみて下さい。そのほかの焼き肉も絶品だし、店員さんが美人揃いですよ。

画像診断勉強会

2012年10月22日

こんにちは、Dr.スゴウです。
月曜の夜に画像診断の勉強会に参加してきました。
今回は肺のエコー検査についてでした。

 

エコー検査は臓器や液体貯留の状態を診るのによく使われますが、肺は超音波を通さない空気で満たされています。
なので、エコー検査では肺は表面しかみえず異常を診断するのは難しいですが…

異常があると肺に空気が入らないのでいつもよりも中までエコービームが通り見え方が変わってきます。
その見え方を正常と異常の二通りに分けて診断する新しい方法を研究中とのことでした。

自分は初めて知った方法で見えないものを診ようとする逆転の発想に感動しました。
専門医はやっぱりすごいなぁ~と思いました。

 

 

先日以前から行きたかったスカイツリーを見に行ってきました。
近くで見るとあまりの高さにビックリ!
みんなカメラを地面スレスレから上に向けて撮影する異様な風景が広がっていました。

 

平日に行ったのですが読みが甘く、なかなか混雑していたので展望台には上がらずにソラマチをブラブラして、すみだ水族館に行きました。
そして、浅草が近かったので浅草寺周辺をブラブラ足あと
浅草寺でおみくじを引いたら…凶でした。


かなりの大迫力!!

 

ガラスの透明度が高くとてもキレイでした。


この写真…遠藤先生のブログでみた気が。

セミナー

2012年10月04日

こんにちは。看護師の田村です。

 

最近台風の影響のせいか、雨の日が続いていますねうさ。足元が悪くなっておりますのでお気をつけてご来院ください。

 

先日、日本臨床獣医学フォーラムに参加させていただきました。3日間行われたのですが、そのうちの初日に行ってきました。色々な内容のセミナーがありましたが、中でもしつけについてとても興味を持ちました。

 

しつけを行うにあたりどのしつけにも共通することが、失敗させない生活環境を作ってあげることです。例えば周囲にイタズラできるものがないか、生活空間は清潔であるか、バランスのとれた食事を与えられているかなどです。

 

そして、しつけをする際にもしワンちゃんが失敗しても叱ってはいけません。ワンちゃんには叱られるという考えがないためなぜ叱られたのかわからないままになってしまうからです。できたときにほめる(ごほうびを与える)と良いです。ごほうびを与えるときも、即座に与えるとより早く理解してもらえます。

 

今回は「いたずら」「甘噛み」「トイレ」についてのセミナーでした。

 

いたずら
・かじりたいという欲求を満たす→遊ぶときとそうでないときの切り換えをする
・かじって良いものを決める
・口の届く範囲に物を置かない
・もし何かをかじってしまった場合は声をかけず無視をする→声をかけてしまうと遊んでくれると思わせてしまう。又はその物を届かない場所に移動したり、わさび、お酢、タバスコなど嫌いなものを塗る

 

甘噛み
・ワンちゃんの正面から手を近づけない(横、後ろから)→顔の周りに手がくると噛みたくなるため
・かじり始めたら無視する、その場から離れる、部屋を出る
・あまり興奮しない子でしたら「あ!」「痛い!」と大きな声を出す

 

トイレ
・排泄のタイミング(飲食後、寝起き、興奮後)に必ずトイレに連れて行く
・トイレサインが出たらすぐにトイレに連れて行く(ぐるぐる回る、行ったりきたりする、背中が丸くなるなど)
→トイレでできたら即座にほめます

 

どのしつけにおいても繰り返し根気よく行うことが大切です。そしてしつけの方法は一通りではありません。一頭一頭にあった方法で行います。これからしっかりアドバイスできるように勉強していきたいと思いますきゃー・ピンクマ

 

休みの日に友人おすすめのカフェに行ってきました。
なんとカフェアートをやってくれるのです。あまりのかわいさに思わず。

もったいなかったのですが、しっかりおいしくいただきました。
一緒に注文したワッフルです。

両方とも予想以上の大きさでお腹いっぱいになってしまいました

セミナー2連ちゃん

2012年09月27日

こんにちは。獣医師の遠藤です。

 

昨日、一昨日とセミナー2連続参加してきました。

 

一昨日は月1回の臨床病理セミナー
FeLV(猫白血病ウイルス)について情報を入手してきました。
FeLV陽性の猫(血液検査でわかります)は、白血病やリンパ腫などの腫瘍になる可能性が高いです。特に生まれつき感染している子は高いそうです。しか し、1歳以降に感染した場合、腫瘍の発生率は低く、発症しても抗がん剤による治療成績は良いそうです。

 

白血病やリンパ腫はたくさん種類があり、時期により 異なりますが、発症した場合抗がん剤治療を行っても予命半年もたないものも多いです。特に症状がでづらいため早期発見が難しいですが、野良猫ちゃんと触れ る機会が多い子や、多頭飼育しているご家庭では感染の可能性があるので一度検査してみても良いかなと思います目

 

昨日は心臓エコーセミナー
・・・難しかった・・・。練習あるのみ!!!!頑張ります!!!!

 

ちなみに・・・先日実家大分に帰ってきました。
家族で大分市の商店街にある「いかしょう」ってとこにいかを食べにいきました~。

名物いか寿司!!まだ生きてる~あせる超うまーい。

 

合鴨ステーキとタコ唐揚げ

いかの刺身!!頭のほうはうにょうにょ動いてます。
食べたくなったら、大分まで飛行機で1時間半もかかりません

整形と臨床病理勉強会☆

2012年09月06日

こんにちは。獣医師の遠藤です。

 

先日臨床病理の症例検討会に参加してきました!!
特に気になったのは、リンパ腫の症例です。リンパ腫は犬の腫瘍の中ではかなり多い腫瘍です。

普段は元気でも、実は体の中で腫瘍が進行している場合がありますダウン特に高齢になってくると腫瘍の可能性はグーンとあがってくるので、いつもと変わったところがないかよくチェックしてみて下さい。また、今まで一度もしていなかったら、健康診断をしてみるのも良いかと思います。

 

また、院長代理として整形外科の勉強会にも参加してきました!!
講師は地元大分の先生アップ大分弁が懐かしかったです。しかし会う人会う人院長クラスの人のみで、女子は私一人、しかも新人も私一人、とっても緊張しました。いろんな整形の症例が見れて、オペをする人がどういうところに気をつけているのかとか、いろんなものの意味とかを勉強できて良かったです。

 

この前大学時代の友達と初めて九十九里浜にいってきました。
海がすっごく綺麗で、焼き蛤が濃厚で絶品でした。
死ぬ前に一度は食べておくべき一品ですね。

9月

2012年09月04日

こんにちは。看護師の田村です。

今週からもう9月ですね。夜も過ごしやすくなり少しずつ秋を感じています。

 

 

先日、院外のセミナーに参加させていただきました。

 

2日間行かせていただいたのですが

1日目は「高齢動物の看護」についてでしたゴールデンレトリバー現在、一般的に7歳前後から高齢期と言われています。7歳以上の占める割合が、わんちゃんで51%、ねこちゃんで39%となっているそうです。加齢による身体の変化として、歯周炎や、視力、聴力、嗅覚の低下、白髪の増加、肥満、関節炎、脱水など色々な変化が表れます。

 

中でも脱水に注意が必要ですひらめき高齢になると見落としがちになりやすく、脱水に気づかずそのままにしておくと血液中の水分が減り、血管がつまってしまったり、尿石の原因にもつながります。これらを予防するためにも水分補給はとても重要になります。普段あまり水を飲まない子でしたら、ごはんをウェット(缶づめ)を混ぜてあげるだけでも水分摂取量が多くなります。ねこちゃんにおいては特に、水を入れる容器や水の鮮度によっても好みがあるようです。

 

2日目は「問診」についてでしたえんぴつ飼い主さんにいかにわりやすく、話しやすく問診を行えるかがポイントのひとつです。他にもいつから、どのように、どのくらいを簡潔にわかりやすくまとめることです。そして問診を行うことは先生がスムーズに診察にはいるためにとても大切なことになります。私も飼い主さんと先生がわかりやすい問診をできるよにしていきたいです。

 

セミナーの帰りにスカイツリーに行ってきました。間近で見るのは初めてだったのでその高さに驚きました。

写真を撮ろうと思いカメラを向けるとなかなか人とスカイツリーが一緒に入りません。人を入れようとするとスカイツリーが入らず、スカイツリーを入れると人が豆つぶになってしまいますあせっスカイツリーの写真は難しかったです泣き顔時間があまりなくて昇ることはできず、そらまちを見て帰りました。短い時間でしたが楽しかったです