セミナー参加報告

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画像診断勉強会

2012年04月26日

こんにちは、Dr.須郷です。
先日、月曜の夜に院長と画像診断の勉強会に行ってきました。家に着いたのは夜中の二時半。

 

大変ですけど勉強になります。
今回は肝葉捻転(肝臓が捻れて腐ってしまう)による黄疸、肺高血圧症による咳など自分が見た事が無い症例を勉強できました。自分は参加している獣医師のなかで一番臨床経験が浅いので参加する度に勉強不足を感じます。
この勉強会に参加している先生達は自分にとっては雲の上のような人達ばかりなので毎回貴重な経験になっています。

 

頑張らねば!

 

火曜日に船橋の気になっているラーメン屋にいってきました。ボルダリングに行くときに毎回前を通っていて気になっていたお店です。

名前は「赤坂味一」。
びっくりしたのが値段とボリューム。かなり安いのに量多いです!!らーめんが500円です目
自分は650円のチャーシュー麺を食べました。
味は昔ながらの中華そばでした。煮干しのダシが効いてておいしかったです。

セミナー

2012年04月18日

こんにちは、Dr.須郷です。暖かくなってきて花見の季節ですね。
皆さん、飲み過ぎには注意しましょう。

 

先日、東京で行われたセミナーに参加してきました。軟部外科がメインのセミナーで、異物が詰まった時の腸管の切開と吻合(つなぎ方)、外耳道切開と切除、さまざまなヘルニアの整復法などなど内容の詰まった6時間の講義でとても勉強になりました。講師の先生は院長と遠藤先生の母校の麻布大学の渡邊先生でした。

 

手術の時はそれぞれの症例で術前、術後の注意事項があり、その子の状態によって術式も変わってくるので実際に様々な手術を行っている大学の先生の講義はとても勉強になります。

 

会場で自分が獣医師になる前に通っていた動物病院の先生と偶然お会いして、飼い主と先生の関係ではなく獣医師同士として話をする事が出来ました。

とても勉強熱心な先生なので良い刺激を受けました!!
自分は臨床4年目でまだ知らないことも多いので勉強と経験を積み、飼い主様と一緒に成長していけたらと思います。

 

花見の季節ということで、花見に行ってきました。
立川にある昭和記念公園に行ってきました。略してSKPというみたいです。AKB48にあやかっているのでしょうか。
行った日は満開で天気も良く最高でした。
他にも色々な花が咲いていてきれいでした。

眼科勉強会

2012年02月01日

こんにちは、Dr.須郷です。
月曜の夜に横浜で行っている眼科勉強会に参加してきました。
家に着いたのが夜の二時過ぎ。獣医師に睡眠不足はつきものですね。

 

今回は前回に続き点眼薬についてでした。
講義の中で白内障についての話がありました。

 

犬の白内障は遺伝や他の病気によって二次的に起こるものがほどんどで、人のような老齢性白内障は犬ではあまり起こりません。
人の眼は太陽からの紫外線を50年以上うける為、その影響で眼のレンズ内のタンパク質が白く濁ることで白内障になりますが、犬の場合は紫外線による影響が眼に出ることは少ないからです。

 

犬の白内障は多かれ少なかれ、必ず炎症を伴うので、白内障から緑内障や網膜剥離などの病気が起こることもあり、点眼による炎症のコントロールや症状の緩和が大切です。

また、白内障は一度起こると治すことは難しいですが、タンパク質の変性を遅くする為のサプリメントや点眼薬はある為、気になる方は獣医師にご相談ください。

 

 

先日、連休を利用して草津温泉に行ってきました。

気温が低く、頭を洗ってから露天風呂に入ったら…髪がパリパリに凍りつきました。

有名な湯畑をみて温泉街を散策してきました。寒かった。

こんなに大量の湯が湧いてるなんて…自然てすごいですよね。

画像診断勉強会

2011年12月28日

こんにちは、Dr.須郷です。
もういくつ寝るとお正月ですね。
自分は正月を待てずに餅を食べ始めました。あとは年越しそばを食べるのみです。

 

先日、画像診断の勉強会に参加してきました。
今回は頭部のレントゲン診断についてでした。最近はCTやMRI検査が普及してきた為、内耳、鼻腔内の異常や骨の構造の異常についてはCT検査で、脳の異常についてはMRI検査でと、より精度の高い診断が可能になってきましたが、これらの検査には全身麻酔が必要で、費用もかかるのが欠点です。

レントゲン検査はCT、MR検査よりも得られる情報は少ないですが、院内で手軽に行え、全身麻酔がいらないというのが長所です。

頭部のレントゲンは読むのが難しいです。理由は眼、鼻、顎、耳など多くの構造物に関連した骨が密集している為です。そして、正確なポジションで撮影しないと診断は難しく、情報が欲しい部位を中心に撮るので何枚か撮影する必要があり、臆病な子や動いてしまう場合は鎮静が必要になることはあります。

 

 

では、Dr.須郷のぶらりグルメ旅の時間です(笑)
今回はスープカレー第2弾、下北沢にある『マジックスパイス』に行ってきました。
ここはスープカレーの元祖と言われているお店で辛党でスパイス好きな方にはたまらないお店だと思います。
スープは脂控えめでさっぱりした味でそこにスパイスの風味が加わって自分はもう箸が止まりません。
さっぱりしているのでライス大盛りでもペロリと食べれます。
店内はなかなか独特の雰囲気なので気になる方は足を運んでみて下さい。

おはようございます

2011年12月15日

看護士の椎名です。

先日、またまた勉強会に参加させていただきましたので報告します。

 

今回印象に残ったこと…

ねこちゃんについてです。
抱っこが苦手だったり、触られるのもあまり得意ではない、という子が中にはいませんか?

 

そもそも抱っこしたり体を撫でたりという行為は、動物の中ではサルと人間だけなんだそうです。

わんちゃんやねこちゃんはグルーミングの行動はありますが、人間のように背中を撫でたりということはないですよね。

撫でてもらうことは良いこと、と学習して好きになるようです。
もちろん気持ちイイというのもあると思うのですが…。
そこで、どうすれば好きになってくれるか。

 

ねこちゃんは、ザラザラした舌で首から上をお互いなめ合うので、それに近いことをします。
歯ブラシで、舌の動きのように「サッサッサ」と首から上をやってみてください。
触られるのが得意ではない子も、割と受け入れやすいようです。

 

 

もうすぐクリスマスですね~
お隣の花助さんから、リース、ツリーをいただきました。
ありがとうございます。


どうなっていくものなのか…

成長記録をつけていきますのでご期待ください

貯留液について

2011年12月14日

こんにちは、Dr.須郷です。

12月ももう中旬、気がつけば今年もあと2週間ちょっとになってしまいました。月日が経つのは早いですね。

 

先週の日曜日に「貯留液の検査」というセミナーに参加してきました。貯留液はおなかに水が溜まる腹水、胸に水が溜まる胸水、心臓の周りに水が溜まる心嚢水(しんのうすい)があります。

 

この貯留液は様々な原因で起こりますが、主に肝臓の病気、心臓の病気、消化管の病気、炎症、腫瘍がよくみられる原因です。
液体が溜まることで呼吸が荒くなり、食欲がなくなり、痩せてくることが多いです。

 

液体が溜まっていてこのような症状がある場合は抜いてあげると症状が改善することが多いですが、体に針をさして抜くので肺や心臓に針が刺さるリスクはあります。
このリスクを避けるためにレントゲンや超音波を使ってどこから抜くのが安全かを確認する必要があります。

 

液体を抜くことのもう一つの利点は病気の診断が出来るかもしれないことです。溜まっていた液体のタンパク濃度、含まれている細胞数とその種類を顕微鏡で見て炎症があるのか?、腫瘍が疑われる異常な細胞が出ていないか?を確認します。
基礎的な検査ですが、多くの情報を得ることができる検査です。

 

セミナーが松戸で行われたので帰りに松戸のラーメン屋さんに寄ってきました。
今回は白河ラーメンの「とら食堂」です。
ここのらーめんは麺がとてもおいしいです。完全な手打ち麺で程よい歯ごたえでツルツルです。

スープも鶏ベースで甘みがあってさっぱりしています。
まさに、中華そばという感じです。
ここはチャーシューも脂が多くなくさっぱりしているのでさっぱりが好きな方にオススメです。

 

自分は今まで白河の本店まで食べに行っていたのですが、松戸にこのお店があることを発見したのでこれで気軽に食べに行けます音譜

食べるのに夢中になってしまい、写真撮り忘れました汗すいません

眼科勉強会

2011年11月30日

こんにちは、Dr.須郷です。
明日からいよいよ12月ですね。年末のお預かりはもう満室になってしまいました。

 

月曜の夜に横浜の眼科勉強会に院長と参加してきました。
今回は点眼薬の使用法についてでした。
人の眼の色はアジア系だと茶色、西欧系だとブルーが多いですがこれはメラニン色素の多さによる違いで、茶色に近いほどメラニン色素が多いです。

 

実は、点眼薬の中にはこのメラニン色素の多さによって効き目が左右されるものがあります。
メラニン親和性といってメラニン色素が有効成分を吸着することで効果が長く、強力になります。
動物でも個体差はあり、眼の色の濃淡で効果が変わることがあります目

 

また、点眼薬は一回一滴で十分に効果があります。ただ、点眼薬の半分は涙に混ざって口や鼻に流れるのでそのときに苦みやヨダレを伴うことがあります。これで点眼を嫌いになると困るので点眼の後は大好きなおやつをあげる作戦でお願いします。

点眼薬を長い間使うと眼の周りの毛についてかゆみや脱毛が起こることがあるので点眼のあとは眼の周りを優しくふいてあげて下さいね。

 

 

月曜日は休みだったので、勉強会の前に築地に行ってお寿司を食べて来ました。
今回行ったのは『寿司大』というお寿司屋さんです。築地では行列のできるお店として有名らしく、みごとにその洗礼を受け、三時間待ちでした。
でも、待った甲斐がありました。どのネタも新鮮で、シャリも程よい固さで握ってくれて、とてもおいしかったです。板前さんも活気があり気さくで大満足のお寿司タイムでした。
これで待ち時間がもう少し短ければ最高です。


大トロです。きれいにサシが入っていて口の中でとろけました

パピーケアスタッフ養成講座

2011年11月30日

こんにちは、看護士の椎名です( ´艸`)

 

先月から「パピーケアスタッフ養成講座」という勉強会に参加させていただいております。

 

全6回のコースで、仔犬や仔猫とどのように暮らしていくか、トレーニングの方法、飼い主様にどのようなアドバイスができるか…など、おおまかにはこんな内容で勉強しています。

 

先日勉強して、興味深かったことを紹介したいと思います。

みなさんのワンちゃんの種類は何でしょうか?
JKCに登録されている犬種は、その犬種の用途ごとに大きく10のグループに分けられています。
例えばダックスフンドは、地上及び地下での狩猟犬。
狩りをするので、臭いに敏感ですし、動きも機敏です。
ゴールデンレトリーバーはガンドッグ。
銃で撃ち落とした鳥などを回収します。

 

愛玩犬と作業犬では生活スタイルが違ってきます。
その犬種によって、人間とどのように生活するために改良されてきたのか…
というのを調べてみると、その子の大まかな性格が分かりやすくなります。

小型犬だから運動は必要ない…というわけではなく、社会性を育てるのはもちろん、その子の本質を満足させることで、お互いのストレスが減り、ハッピーに生活できます。
ただもちろん個人差や生活環境によります。

 

もちろん愛玩犬でも必要なことです。
自分のペットのルーツを知ることで、よりお互いが幸せに生活できるよう、スタッフもお手伝いさせていただきたいと思います。

 

以前紹介した、にゃんぼーが去勢しました!!
もう大人になったんですね~しみじみ…
体重も4.1㎏ととっても大きくなりました。
相変わらずの甘えん坊&遊びっぷりはそのまんまです。

セミナー

2011年11月23日

こんにちは。
看護士の島根です。

 

先日、真衣ちゃんとJAHAのセミナーに参加してきました。
テーマは「薬と輸液について」でした。

 

内容は少し難しかったのですが、薬の副作用や、薬の飲み合わせによる効果の違い、点滴の種類などについて勉強してきました。

 

中でも、私が1番勉強になったのが、薬の飲み合わせについてです。
飲み合わせによっては、片方の薬の効果をさらに強化してくれるものもあれば、逆に、薬の効果を下げてしまうものもあるそうです。獣医は薬を処方するとき、そういった組み合わせも考えて処方しなければいけないとのことでした。

改めて獣医さんはすごいな~と感心しました。
薬について知らなかったことも多かったため、とても勉強になりました。

 

 

そして、セミナー帰りに真衣ちゃんと新大久保に行ってきました。
私も真衣ちゃんも新大久保は初めてだったので、韓国料理屋さんの多さにビックリしました。

色々目移りして、お店選びにかなり時間がかかりましたが、安くて美味しそうなお店を発見。

キムチ、チヂミ、タン、ホルモン、プルコギなどなど、お肉もいっぱい食べてきました。

腹ペコだったので頼みすぎてしまい、帰りはお腹が重くて2人ともしばらく立ち上がれませんでした。とっても美味しかったのでまたお肉をたくさん食べに行きたいと思います。

そしてきらきら来週はお休みをいただいて、専門学校の時の友達と京都に行ってきます。帰ってきたらブログに写真を載せたいと思います

内視鏡セミナー

2011年10月26日

こんにちは、Dr.須郷です。
ハロウィンの季節になりましたね。

 

院内にもハロウィングッズをちらほら置いてあります。興味のある方は探してみてください。

 

先日、看護士のまいちゃんと内視鏡セミナーに参加してきました。
内視鏡はおもに嘔吐、下痢などの消化器症状がある場合に行う検査でおもちゃなどの異物を飲み込んでしまった場合の確認、除去や消化器の炎症、腫瘍が疑われる場合は内視鏡で胃や十二指腸を見た目の異常がないかを確認した後、鉗子(組織をつまみとる器具)で組織の一部をとり、病理検査を行うことで病気を発見できる場合があります。

 

また、治すのが難しい病気を持っていて食欲がなく衰弱してしまう子には内視鏡を使って胃ろうチューブという管を胃に入れてあげることでご飯をあげることが楽になってその病気とうまくつきあっていけることも多いです。

 

身体の小さい子では難しいですが鼻の奥の異物除去や観察も内視鏡で出来る場合があります。

 

内視鏡は通常の手術と同じで全身麻酔が必要なので麻酔のリスクは伴いますが体にメスを入れることはないので負担は軽く診断から治療まで幅広く活躍してくれます。
とても勉強になったセミナーでした。

 

今回はラーメンの写真や温泉の写真がありません。次回に期待してて下さい。
ですので自分が診察で感じたことを書きたいと思います。

 

知ってるようで知らない犬や猫の体温、皆さんはご存じですか。
ばらつきはありますが大体37℃後半から39℃前半です。人間で39℃あったら歩けませんが…この子たちはそれが普通なんです。体温を測るときはお尻に体温計を入れると正確に測れますが、嫌がってしまう子も多いですよね。

 

毎日触れて大体の体温を体で覚えていると熱があることに気づいてくれる方が多いです。特に脇の下や股の間だと分かりやすいかもしれないですね。
股の間だと脈もとれるので血圧の低下も発見することが出来ますよ!!
触って分からなければ病院に来たときに伝えてくださいね。