セミナー参加報告

seminar

院内循環器セミナー

2017年07月15日

こんにちは!獣医師の森本です!

 

先日、院内で循環器セミナーが行われました。

循環器セミナーでは僧房弁閉鎖不全と心筋症を題材にして、講義と実習が行われました!

 

内容はそれぞれの病気がどのようなメカニズムで発生するのか、エコーを使用してどういった基準で診断していくのか、どういった治療を行っていくかなどを講義で学び、その後に病院のエコー装置を利用して講義で学んだことを実践していくといった盛り沢山の内容でした。

 

実習では新人の自分にもわかりやすいように丁寧に指導していただき、さらに今までの心臓エコーの扱い方の復習までしていただき、とてもためになるセミナーでした。

 

先日、北海道に旅行にいってきました。

おいしいご飯を食べたり、きれいな景色をみたりしてとても楽しかったです!

その中でも特に印象に残ったのが先輩の先生に紹介していただいたフラノデリスというお菓子屋さんです!

外観がとてもおしゃれで、おいてあるお菓子もどれも絶品で言うことなしのお店で大満足でした。

北海道を訪れる方は絶対に行ってください!

臨床病理学セミナー

2017年07月07日

こんにちは。
獣医師の足立です。

 

今日は七夕ですね。
今見たニュース記事に書いてあったのですが、56年間で晴れた七夕は17回しかなかったそうです。今日は晴れそうなので、天の川が見えるといいですね。

 

先日、臨床病理学セミナーに行ってきました!
膵炎の子、扁平上皮癌の子、FIPの子など、今回もさまざまな病気の子の病態・治療法を学んできました。

 

今回は犬の下痢についてお伝えしようと思います!

 

食欲不振、下痢が3日間続いているとのことで来院された子なのですが、診察時にお腹の張りがあることが分かり、超音波検査で腹水が溜まっていることがわかりました。血液検査を実施すると、低タンパク、低アルブミンであることがわかりました。この子は3年前にも低タンパク血症だったのですが、無症状だったため経過を見ていたそうです。

 

症状と低タンパク・低アルブミン血症であることから蛋白漏出性腸症と診断されました。蛋白漏出性腸症もまた3つに分類することができます。腸リンパ管拡張症・炎症性腸疾患・リンパ腫です。

 

リンパ腫の場合、やはり腫瘍なので悪性度の高い低分化型のものであれば予後はかなり悪いです。この子みたいに何年も前から兆候があった場合、かなり経過が長いと考え、腫瘍は否定的と考えられることが多いのですが、最近だと腸のリンパ腫でも高分化型、すなわち悪性度の低いタイプのものが増えてきているとのことでした。

 

蛋白漏出性腸症でも、3つのうちのどれなのか?は内視鏡検査での組織検査が必須となってきます。3つのうちのどれなのか?が分かれば、確実な治療方法、また予後が分かるので、改めてしっかりと診断することの大切さを学びました!

 

下痢が続いている場合や、吐き気がある場合は、軽く見ずになるべく早めに連れてきてあげてくださいね!治療をしても続くようなら、しっかり診断して確実な治療方法を一緒に見つけていきましょう!

 

先日、アンバサダーホテルのエンパイア・グリルにランチしに行ってきました。

さすがディズニーホテル。
おもてなしは最高でした。


ちょうど七夕仕様で、かわいかったので思わすドリンクも頼んじゃいました。
やっぱりディズニー系列は最高ですね。
また行きたいです。

軟部外科セミナー in オーストラリア

2017年07月02日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

 

もう7月ですね。
2017年も半分が終わってしまいました。
下半期も頑張っていきましょう!

 

先日、軟部外科のセミナーではるばるオーストラリアまで行ってきました。
オーストラリアのクイーンズランド州というところにあるブリスベン、ガットンの街を拠点とし、クイーンズランド大学でのセミナー&実習と、ブリスベン市内のホテルでのセミナーを5日かけて行ってきました。

 

今回の内容は、軟部外科全般。
初日は、主に胸部外科で、開胸術の基礎と肺葉切除、心膜切除などを。また、腹部の外科では、副腎の外科を学んできました。
二日目は、腹部の外科で、肝臓、すい臓、腎臓、尿管、膀胱の外科を学んできました!

 

手術の基本的な知識に加え、実践的な手技など、
日本ではなかなか行えないような内容で、とても充実した日々を送ることができました。

 

クイーンズランド大学の雰囲気は、
大学時代を過ごした帯広に似ていて、とても落ち着いて講義に臨むことができました。これを機にまた少しでもレベルアップして、治療の幅を広げていけたらと思いました!

 

半日だけ、講義のない時間ができたので、ブリスベンの郊外にある
ローンパインコアラサンクチュアリという、コアラの保護動物園のようなところへ行ってきました。コアラだけでなく、オーストラリア原産の他の動物、カンガルー、カモノハシ、ハリモグラ、ウォンバット、タスマニアンデビルなども見ることができましたが、オーストラリアの動物はどれもおっとりしていて、時間の流れが違うような感覚になりました。
たくさんの動物と身近に触れ合うことができたので、ぜひまた行きたいです

皮膚科セミナー

2017年06月24日

こんにちは、獣医師の森本です!

 

先日、皮膚科のセミナーに行ってきました。
今回のテーマは「皮膚炎」でした。

内容は皮膚炎がなぜ起きるか、皮膚炎の中にはどういった種類のものがあるか、診断はどのように行うのか、治療方法にはどういったものがあるのかなどを学ばせていただきました‼︎
セミナーで学んだ皮膚炎の中でもノミアレルギー性皮膚炎についてお話ししたいと思います!

 

ノミアレルギー性皮膚炎とはノミの唾液が原因で起こる病気で、体をかゆがったり、赤い発疹が症状として出ます。
ノミはおしりが大好きでノミアレルギーのこはおしりに症状が良く出ると言われています。

 

また、ノミアレルギーは寄生しているノミの数が少なくてもすごくかゆがるので、パッと見てノミがいなくても見えないところでノミが悪さをしていることがあります‼︎
対策方法として、ノミは光の当たらないところを好んで生息するため、光があたらなくて動物がよくいる場所に殺虫スプレーを撒くことが効果的です!
もちろん、薬によるノミ・ダニの予防も重要な対策方法です

先日、森本家に一匹家族が増えました!
元々、病院の里親募集にかかっていた男の子の子猫です。
小五郎(こごろう)と名付け、生後約一ヶ月半と思われます。
両足にケガがあり、まだちゃんと歩くことが出来ませんが、これから治療やリハビリを行っていき、良い状態にしてあげたいと思います‼︎
小五郎の成長に乞うご期待ください!

フードセミナー

2017年06月18日

こんにちは!看護師の佐藤です。

日差しが暑くなって来ましたね。
わんちゃんや猫ちゃんが熱中症や脱水症状にならないよう気をつけて毎日過ごして行きたいところです。

 

先日院内でフードセミナーがありました!
ビルバックという世界最大の動物薬専門メーカーが発売する「HPM」というフードで、高タンパク質・低炭水化物の犬猫本来の食性に合わせたフードになっています。

 

高い嗜好性で、一般家庭のわんちゃんや猫ちゃんで実験したところ90%「HPM」を与えてすぐに食べたという結果になったそうです!

 

他にも原料が90%の動物性タンパク質・主要アレルゲンフリーになっていて、90%の飼い主様が3日以内に「HMP」に切り替えが成功しているそうです。

 

また、体重サポートや消化機能アシスト、グルテンフリー、泌尿器サポート、腎機能ケア、オーラルケア、低糖バランス、免疫サポート、関節筋肉サポート、スキンコートケアという10項目の健康ベネフィットがあるそうです。

 

色々なメーカーさんのフードがあって、自分の愛犬・愛猫に合ったフードを…と思うと迷ってしまいますよね。
まずはお試しに「HPM」を与えてみるのはいかがでしょうか?

 

7月から発売予定です( ˘ᵕ˘ )
興味がある方は当院にご連絡ください!

先日ディズニーシーに行って参りました!

わたしが遊びに行った時はギリギリでディズニーイースターをやっておりました。
雨が降ってしまいましたがとても楽しむことが出来て良かったです!

インプルーブ外科セミナー

2017年06月17日

こんにちはDr.スゴウです。
今月も滋賀で行われた外科のセミナーに参加してきました。

 

今回は整形外科の講義でした。骨折の分類や整復方法の種類などの基礎的な内容と各部位の骨折の整復法を実際の症例を交えて勉強しました。

 

他の外科手術もそうですが、整形外科は術前の手術計画がとても重要になってきます。その子の体重、活動性、骨折の部位と折れ方と整復の難易度、整復方法の選択、インプラントのサイズの選択、骨折部位への外科的なアプローチ方法と準備をしっかりすることで成功率が上がると言われています。

 

これらの条件を考えると整復が困難で術後の合併症のリスクが高い症例も多いのでそれを判断して整形外科の専門医の先生を紹介することがその子にとって一番いい場合もあります。

 

いつも思っていることですが、自分は一次診療の獣医師(人の町医者ですね)なのでその判断を飼い主様と相談して温かみがあって独りよがりの治療にならないように気を付けながら診察や手術の技術と知識を向上していけるようになりたいです。

 

最近は来院する飼い主様が以前よりも増えてきたためお待たせする時間が長くなってしまい申し訳ありません。少しでも待ち時間を少なくする方法をいくつか紹介するので検討してみてくださいね。

 

①web予約をしていただき、しばらくたってから来院する
②朝一番、もしくは夕方一番すこし早く来院して順番待ちの用紙に記入をしていただく
③午後の診察終了間際は混雑するのでその時間を避ける
ご協力お願い致します。

 

先日、四街道にあるイタリアンレストランに行ってきました。
オステリアティモーネというお店で野菜がとても美味しく、サラダやお肉料理に色々なハーブが使われていて香りが良くて最近行ったお店で自分は一番良かったです。

外観は普通のお家だったので少し迷ってしまいました。


恋する豚のソテー。お肉に甘みがあって脂もしつこくなく美味しかったです

臨床病理学セミナー

2017年06月15日

先日、臨床病理学セミナーに参加しました。

 

その中で発表された脾臓腫瘍の猫についてです。
細胞診の結果から、悪性度の高いものでした。こうした悪性度の良し悪しは細胞の形から判断されます。今回、細胞内の核小体が正常な細胞より膨化しており細胞辺縁も不整でした。これらは悪性度が高い証拠です。

 

疑われる疾患は血管肉腫、平滑筋肉腫、線維肉腫等です。こうした腫瘍にはP糖タンパクというものが発現しており、これにより薬が腫瘍細胞外に汲み出されてしまい効きにくいです。肝臓に転移しやすいため、状態によっては摘出することも必要です。

 

 

少し前になりますが、お台場の肉フェスに行ってきました。色々な店舗が出店しており、食べごたえありました。夜は近くでやってたビールフェスにも行きました。

皮膚科セミナー

2017年05月31日

こんにちは、獣医師の森本です!

先日、月に1回の皮膚科のセミナーに行って来ました‼︎
今回は皮膚に起きる感染症について学ばせていただきました。
セミナーではワンちゃんと猫ちゃんでそれぞれ発生しやすい皮膚感染症、その皮膚感染症の検査方法や治療法などを学ばせていただきました。

 

その中でも気になった皮膚糸状菌症についてお話したいと思います。
皮膚糸状菌症は真菌が原因となる皮膚の感染症で、ワンちゃんに比べて猫ちゃんに多くみられる病気です。
真菌が毛に感染すると、毛がポキポキ折れてしまい感染しているところが脱毛してしまいます。
また、この病気は人獣共通感染症と呼ばれる人にもうつる病気の一つで皮膚糸状菌症にかかっている猫ちゃんの飼い主さんの5人に1人は感染していると言われています‼︎

予防法として、原因の真菌は熱に弱いのでお風呂の時にしっかり湯船にはいることや、猫ちゃんを触った後にキチンと手洗いをすることなどがあり、どれも簡単にできる予防法です!

 

セミナーの後は地元のラーメン屋のかいざんへ行ってきました!
名物のかいざんラーメンは胡麻油でからめたネギがいいアクセントになっていて、とても美味しかったです‼︎
有名なお店なので並ぶこと必至ですが、並んででも食べる価値のある美味しさなので近くにお越しの方は是非!

腹腔鏡セミナー

2017年05月28日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

 

早いもので5月も終わりますね…。
もうすぐジメジメした梅雨の季節が始まるかもしれません。
その前にたくさん出かけてみてはいかがでしょうか?

 

先日、腹腔鏡のセミナーで滋賀県まで行ってきました。
腹腔鏡のことを少しお話します。

 

通常手術とは、お腹や胸を大きく切開し、行います。
血管や臓器の位置関係を把握し、危険のない様に手術を実施するためには、
大きく皮膚を切って、十分な視野を確保する必要があります。
昔から実施されている方法で、いろいろな手術方法が研究されていますし、
視野の確保に制限がないので、非常に大きな腫瘍を摘出したり、
癒着や臓器の損傷が激しい臓器の手術には向いていますが、
大きく皮膚を切れば、それだけ
手術中、手術後の痛みは大きくなってしまうという欠点があります。

 

そこで考えだされたのが、低侵襲手術というものです。
皮膚に小さな切開をして、そこにカニューレという器具を設置します。
カニューレの大きさは5mm程度、大きくても20mmなので、
実際の皮膚の傷も5mmくらいの傷が3~4か所だけという形になります。
カニューレとは、腹腔鏡を出し入れするトンネルのようなものです。

 

そして、お腹の中にカメラをいれ、映し出された映像を画面で見ながら、
カニューレから入れた専用の器具を用いて、切開や剥離、切除を行っていきます。

 

お腹を大きくあけるということもないので、痛みが非常に少ないのが特徴です。
特に、胆嚢の切除や、副腎、腎臓の切除などは、
これらの臓器がお腹の深いところにあるため、本来大きく切開しなければならなかった傷が、
小さくすむため、非常に有効です。
また、カメラで大きく拡大されるため、細かい血管などもよく見えます。
そのため、精密な手術も可能です。

 

手術時間も、開腹手術と同じくらいといわれているので、
手術時間が延長し、麻酔のリスクが上がるということもありません。
現在では、開胸手術など強い痛みを伴う手術も、
腹腔鏡で実施できるようになってきていて、適用の幅もひろがっていますキラキラ

 

しかし、その分手術には熟練を必要とし、特殊な機材が必要になります。
また、万能ではないので、腹腔鏡での手術が難しいと、手術中に判断されれば、
速やかに開腹手術に移行することもあります。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、
当院でも数年前から腹腔鏡を導入し、実際に、主に犬の避妊手術で実施しています。
手術後の痛みの少なさには目を見張るものがあり、効果を実感しています。

先日のセミナーで多くの手術の講義、実践を勉強してきたので、
これからますます痛みがすくなく、安心、安全な手術が実施できるように頑張ります。

 

滋賀県とはいっても、最寄りの新幹線の駅が京都駅なので、
帰りの新幹線を待つ間、京都駅をぶらぶらしていました。

京都といえば、抹茶お茶
右を向いても、左を向いても、緑の世界が広がっていて、
夢のようでした。

そんな中で、定番の抹茶ソフトを食べちゃいました

とても濃くて、おいしい抹茶ソフトでしたソフトクリーム
今度は、抹茶のかき氷か、ぜんざいか、ケーキか…
とにかく他の抹茶の甘味もいただきたいです。

インプルーブ外科セミナー

2017年05月23日

こんにちは、Dr.スゴウです。
今月も滋賀で行われた外科のセミナーに参加してきました。

 

今回は胸部と腹部、泌尿器外科の実習でした。
胸部外科は肋間および正中開胸術、肺葉切除術、心膜切除術についてでした。
腹部外科では胃固定術、腸管吻合術、泌尿器外科では腎臓切開術、腎臓摘出術、尿道切開術、尿道造瘻術についてでした。
実習で学んだことを日々の診療に生かしていきたいと思います。

 

最近は滋賀からの帰り道のラーメンがマイブームです。
今回も前回と同様に船橋です汗電車の乗り換えがあるので船橋なんです。
今回はラーメン無限大に行きました。夜だったので中盛でおさえましたが、やや物足りず後悔しました
我慢は体に毒ですね