眼科セミナー
2014年04月15日
こんにちわ、Dr.スゴウです。
先週の月曜日に眼科セミナーがありました。
今回から新しく入ったスタッフも参加しての勉強会でした。
いつも眼に異常のある子の写真を見て、みんなで何処が異常でどんな病気が疑われるかを考えるのですが、さあやちゃんと松井先生がビシバシ質問されてました(笑)
今回は総合演習で、いろいろな病気が出てきました。
その中でも難治性角膜潰瘍は検査をしないと見つからない病気です。
簡単に言うと眼の表面に傷が出来て治らない病気です。
角膜は眼の表面の透明な部分で、ミルフィーユのように薄い層が幾重にも重なって出来ています。
正常な子はそれぞれの層がしっかりとくっついているのですが、難治性角膜潰瘍の子は層の接着が緩く角膜が浮いてしまいます。
こうなると眼を痛がります。通常の傷は色を付ける検査で分かるのですが、難治性角膜潰瘍は色が付かないことが多く、その場合、眼の表面を綿棒で軽く擦ります。
正常な角膜はどれだけ強く擦っても剥がれることがないのですが、この病気の子はこの処置で悪い角膜が剥がれるので、そこで初めて分かります。
眼を擦る検査の時は点眼麻酔を行うので痛みを感じることはないので安心してください。
角膜潰瘍の治りが悪い、潰瘍が繰り返し起こる場合はこの病気の可能性があるので相談して下さいね。
一ヶ月前になりますが、休みを利用して温泉に行ってきました。
長野県の白骨温泉です。
子供の頃に親に連れて行ってもらい、それ以来でした。
今回行ったのは「泡の湯」という旅館です。
温泉が炭酸硫黄泉で、旅館の名前の通り細かい泡が水中にあり、プチプチ弾けてとても気持ちよかったです。
料理も美味しかったです。
まだ雪が残ってました。
風情のある旅館でした。
いい湯でした。