皮膚科セミナー
2016年09月25日
こんばんは、
獣医師の石井です。
最近、急に寒くなってきましたね。
風邪などひかれないように気をつけてくださいね。
先日、毎月行かせていただいている皮膚科のセミナーの最終回に行ってきました!
今回は、外耳炎と脂漏性皮膚炎について勉強してきました。
○外耳炎耳
原因には、アレルギーやアトピーなどの皮膚炎や脂漏性皮膚炎、外傷、感染症などがあげられます。
アレルギーやアトピー性皮膚炎での外耳炎では、両耳の全体が真っ赤になります。
脂漏性皮膚炎では、両耳が真っ赤になり、さらに、脂が出てきます。
外傷の場合には、片方の耳だけであったり、耳の一部が赤くなります。
外耳炎は、再発することが多く、その理由として、その子の体質やホルモンバランス、季節が関係します。
治りにくくなってしまう原因には、二次感染が起きてしまったり、中耳炎を起こしてしまうことがあります。
治療は、耳垢を取るために耳を洗浄することが重要です。また、起こっている炎症を止めるためにステロイドを点耳したり、ひどい時はステロイドなどの炎症を抑える薬を内服することもたります。
○脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、脂のたまりやすい脇やシワ、耳、お腹、指の間に起こることが多いです。脂っぽい独特の匂いや湿疹ができたり、続くと苔癬化といって皮膚が分厚くなったり、色素沈着が起こります。
脂が好きなマラセチアという真菌が感染していることもあります。
検査は、テープを脂っぽいところにペタペタして、マラセチアがいないかどうか調べます。
治療は、脱脂作用のあるシャンプーで頻繁にシャンプーすることです。
マラセチアがいなければ、炎症を抑えるためにステロイドなどを内服します。
マラセチアがいるときは、炎症作用と抗真菌作用をもつケトコナゾールなどを内服します。
脂は、体質がとても関係しているので、治りにくかったり、再発しやすいことが多いです。また、脂漏性皮膚炎によって、皮膚のバリア機能が落ちることで、膿皮症などの感染症にかかりやすくなったりもします。
今回で、皮膚科のセミナーは最後でした。
皮膚科はもちろんのこと、考え方など、すっごく勉強になりました!
しっかり復習して、これからの診察に活かせるように頑張ります。
皮膚科のセミナーのあとは、毎回懇親会がありました。

最終回は、教えてくださってる先生も二次会まで参加されました!!
他の病院の先生と色んな話をすることもできて、すごく勉強になりましたし、仲良くなることができて、楽しかったです(*^^*)













