眼科勉強会
2011年11月30日
こんにちは、Dr.須郷です。
明日からいよいよ12月ですね。年末のお預かりはもう満室になってしまいました。
月曜の夜に横浜の眼科勉強会に院長と参加してきました。
今回は点眼薬の使用法についてでした。
人の眼の色はアジア系だと茶色、西欧系だとブルーが多いですがこれはメラニン色素の多さによる違いで、茶色に近いほどメラニン色素が多いです。
実は、点眼薬の中にはこのメラニン色素の多さによって効き目が左右されるものがあります。
メラニン親和性といってメラニン色素が有効成分を吸着することで効果が長く、強力になります。
動物でも個体差はあり、眼の色の濃淡で効果が変わることがあります目
また、点眼薬は一回一滴で十分に効果があります。ただ、点眼薬の半分は涙に混ざって口や鼻に流れるのでそのときに苦みやヨダレを伴うことがあります。これで点眼を嫌いになると困るので点眼の後は大好きなおやつをあげる作戦でお願いします。
点眼薬を長い間使うと眼の周りの毛についてかゆみや脱毛が起こることがあるので点眼のあとは眼の周りを優しくふいてあげて下さいね。
月曜日は休みだったので、勉強会の前に築地に行ってお寿司を食べて来ました。
今回行ったのは『寿司大』というお寿司屋さんです。築地では行列のできるお店として有名らしく、みごとにその洗礼を受け、三時間待ちでした。
でも、待った甲斐がありました。どのネタも新鮮で、シャリも程よい固さで握ってくれて、とてもおいしかったです。板前さんも活気があり気さくで大満足のお寿司タイムでした。
これで待ち時間がもう少し短ければ最高です。
大トロです。きれいにサシが入っていて口の中でとろけました