眼科セミナー
2015年08月04日
こんにちは、獣医師の松井です。
先週、眼科セミナーに参加してきました。
今回は『眼科検査の流れ』についてです。
眼科の検査も他の病院同様、飼い主の皆さんの稟告から始まります。
というのも、犬種や年齢ごとに起こる疾患に違いがあるからです。
お話を聞いた後、検査開始です。
①外貌をチェック
眼球の大きさ、形、陥没や突出がないか等をチェックします。
②威嚇反射
威嚇に対して目をつぶってくれるかを見ていきます。ただ、小さい子では反応が鈍いこともあります。
③対光反射
瞳孔がきちんと収縮するか?視神経の構造上、異常がなければ光を当てた反対も収縮します。
④STTテスト
紙でできたスティックを使った涙量チェックです。ドライアイでは涙量が落ちます。
⑤フルオレセイン染色試験
染色液を目に付けて、角膜に傷がないかチェック。傷がついた部分は染まって見えます。
⑥眼圧検査
緑内障やぶどう膜炎など、病気によっては眼内の圧力が変動します。
⑦スリットランプ検査
光を当てて、白内障のレベルやレンズが正常な位置にあるかを確認します。
⑧眼底検査
網膜部分をチェックします。
たくさんあって大変な感じですね。
病気によっては定期的にチェックしなければならないものもあります。
我孫子にある 『てらっちょ 』というラーメン屋さんに行きました。味が濃い濃い。夜に食べたんで次の日の朝は胃がむかむかしてました











