セミナー参加報告

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超音波セミナー

2024年10月12日

こんにちは。動物看護師の石毛です。

 

第3回の超音波セミナーを受講しました。

今回は肝臓、脾臓、腎臓、膀胱でした。

学生の頃には習わなかった解剖から学べることができ、まだまだ勉強は必要ですが体の内側から学ぶことでどこでどういったことが起きてるのか理解を深めることが出来ました。

実際に超音波を看護師が行うことはないですが、先生は今ここの臓器を見てるんだ、次はここを見るのかな?と日々の診療で少しずつ学んでいきたいです☺️

眼科セミナー👁️

2024年10月03日

こんにちは、獣医師の佐久間です!
先日、眼科セミナーに参加してきました。今回のテーマは眼科検査でした。

犬の眼科疾患の多くはそれぞれの品種に認められた遺伝性疾患とされており、ほとんどが2歳齢未満で発症しています。人気のあるダックスやプードルは眼科疾患が多い犬種とされています。毛色や年齢、性別によってなりやすい疾患はさまざまです。これらの疾患を見逃さないために検査の流れを学びました。

1.外貌検査
眼球周囲の腫脹がないか、突出・陥没、左右の大きさに違いがないか、目ヤニ、デキモノの有無を確認します。

2.威嚇反応
まぶたを正常に閉じることができるかを確認します。

3.対光反射
目に光をあて、瞳孔が正常に収縮するかを確認します。直接対光反射、間接対光反射から、網膜、神経の疾患があるか検査します。

4.シルマーティアテスト
涙の量を調べる検査で、ドライアイがないか確認します。

5.フルオレセイン染色
目に染色液を垂らし、角膜に傷があるかどうか確認します。角膜上皮に傷がある場合は染色されますが、傷が深すぎると染色されないこともあります。また、鼻からその染色液が流れてくるかで、鼻涙管の通りも評価できます。

6.眼圧検査
緑内障などがある場合は眼圧が高くなります。眼圧は興奮や保定の仕方で数値が変わってします繊細な検査です。

7.スリットランプ検査
角膜、虹彩、水晶体を矢状断面で確認します。前眼房にフレアがないか、水晶体の変位、混濁がないか検査します。白内障の程度はスリットランプ検査で評価します。

8.眼底検査
網膜の血管、色素、タペタムの状態、視神経乳頭を確認します。眼底の構造は犬種、年齢によってさまざまで、血管が蛇行している犬種、若齢だと色素が薄いことなどがあります。

眼科疾患を診ていく上で、限られた時間の中で的確な検査ができるように精進してきたいと思います!

しつけセミナー

2024年09月28日

こんにちは。看護師の難波です。

先日jahaのしつけセミナーを2日間にわたり受講しました。

最終回ということで振り返り、capp活動、グリーフケア、ペットロスについて学びました。
グリーフケアではとはペットが亡くなる時に私たちにできること、体験談を話し合いました。
グリーフとは悲嘆をさし、ペットが亡くなった時、亡くなると分かった時の心身的な反応のことを言います。
それぞれの病院での取り組みを話し合い特に印象的だったのは亡くなった時のエンゼルケアで、その子が元気だった時、若い時に容姿を戻してお返しするというものでした。容姿を整えるだけでなく、元気だった時に戻すというのはご家族にとって良い取り組みだと思いました。

また今回は最終回ということで全員でクラスをつくる発表会を行いました。
相手に言葉を伝えられるような話し方、魅せ方を学び発表に挑みました。
いい緊張感の中発表でき、とても貴重な経験になりました。クラスを行う中で相手を否定しないで成功に導くことや最初に注意事項を言うことで安全の確保と指摘するという相手への不快感をなくすことができます。
楽しいクラスを目指して学んだことを活かしながら実際のパピークラスに役立てたいと思います。

JBVP

2024年09月25日

こんにちは、獣医師の佐久間です!

9/22に開催された日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)の年次大会に参加してきました!

今大会は様々な分野のセミナーを受けることができ、皮膚科、消化器、神経科、整形外科のセミナーを受けました!

その中で神経・整形外科の講義を紹介します。
神経・整形外科のセミナーでは歩行異常の分類と評価について学びました。歩行異常は跛行、麻痺(不全麻痺)、運動失調の3つに分類されます。骨・関節・筋肉といった運動器が関与する歩行異常を跛行、中枢神経や末梢神経が関与する歩行異常を麻痺(不全麻痺)、運動失調と定義されています。麻痺(不全麻痺)は大脳、脊髄、運動神経などの運動路の障害によって随意運動が消失する歩行異常、運動失調は感覚経路の異常によって筋肉が協調的に働かないために、動作・運動・姿勢の保持が円滑にできなくなる状態です。跛行は整形外科疾患、麻痺、運動失調は神経疾患であり検査・治療が異なります。

これらを判断するために起立姿勢、負重状態、歩行状態やナックリングの評価、歩行検査、頭や腰の上下運動がないかなど細かな検査を行なって行きます。整形疾患なのか神経疾患を判断し、より細かな検査を実施します。

今回の大会で得たことを今後の診療で活かして行けたらと思います!

救急セミナー

2024年09月23日

こんにちは!看護スタッフの金です!
今回救急セミナーを受けました。

 

まず犬や猫が緊急かどうかの判断で最初に確認することとして呼吸を見ます。

目の前の犬や猫が呼吸の有無、どのような呼吸しているか気づくことが大切です。
気道に問題があるのか肺に問題があるのかも自分で分かるように判断しないといけません。

また、救急対応は、その後が大事になってきます。
助かったとしても酸素モニタリングを行い、モニタリング中に尿があるか、2時間前と今の症状はどう違うかなど、変化を見落とさないことで最後に寝れるようになるのか、それとも心停止してしまうのかが決まるそうです。

そのためにも、
救急対応で必要なものなどをすぐ準備できるようにし、日頃の犬や猫、飼い主さんと関わるときに、見て異変に気づいて、動くことが出来るように頑張ります!!

皮膚科セミナー

2024年09月22日

こんにちは、獣医師の今井です。

先日、第3回目の皮膚科セミナーを受講しました。今回のテーマは皮膚炎(湿疹)でした。
皮膚炎は「かゆみ」を主訴に来院される動物が多いです。疾患ごとにかゆみが出やすい場所は変わりますが、共通して急性期には紅斑(皮膚の赤み)、そして慢性化すると苔癬化(皮膚が厚く硬くなり表面のしわや溝がくっきり見える状態)が見られます。

皮膚炎に分類されるメジャーな疾患としては、アレルギー性皮膚炎(主なアレルゲン:ノミ、疥癬、食べもの)、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎が挙げられます。
〇アレルギー性皮膚炎:
アレルゲンに暴露されることで発症し、原因を取り除かない限り症状は徐々に悪化してしまいます…(※症状の進行スピードや好発部位はアレルゲンによって異なります)

〇アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎:
犬種や個体ごとの体質を原因とするため、症状の良化と悪化を繰り返すことが特徴的です。耳や目の周り、四肢の先端、脇、鼡径部など外からの刺激や皮膚同士の擦れが起こりやすい場所に好発します。

まだ暑さの続く今の時期は蒸れやすく、皮膚のかゆみで来院されるワンちゃんも多いです。また、皮膚炎の中には前述したように体質を原因とするものもあるため、季節を問わずかゆみと上手く付き合っていく必要のあるワンちゃんもいます。
診察室では緊張して普段の様子(かゆがる仕草など)を見せない動物がほとんどなので、ご家族の方からおうちでの様子を詳しくお話いただけると大変ありがたいです!気になる症状があればお気軽にご相談ください。
セミナーで得た知識をもっと磨いて診察に役立てられるよう精進します!

野崎さんセミナー

2024年09月22日

こんにちは!獣医師の山野です。

先日の社労士さんの野崎さんからセミナーを受講しました。

 

今回は中堅のスタッフのメンバーが集まって、どんな人間になりたいか?、どんな人生を送りたいか?を考えました。

 

スタッフの意見として多かったのは、笑顔で日々を過ごしたい、人から信頼されるような人間になりたいでした✨️

人の意見を聞いて、改めてうちのスタッフはすごく素敵な人が多いなあ〜と感じました😂

 

初心を忘れずにお仕事していきたいなと思いました!

 

 

野崎さんセミナー

2024年09月21日

こんにちは!看護スタッフの宮本です。

先日、労務士の野崎さんに、人生を経営していく中でどんな環境下でも自分で自分の機嫌を取れるように、幸福度が高まる(well being)の考え方を教えていただきました。

(well being)とは、
身体的、精神的、社会的に良好な状態にあること。

そういった状態の人が多い職場だと、創造性や生産性、売上までもが高い傾向があるそうです。

話し合いの中で、自分はどんな事で(well being)の状態になるのかを考えました。

①元気な挨拶をする!
②楽しく仕事をする!
③今日は忙しくなるぞー!など心構えを持って働く!

他のスタッフからは、
・後輩の成長をみる!
・スタッフ間で感謝を忘れずに、コミュニケーションをとる!
・勉強に励む
という意見が出ました。

迷った時には、これらを意識して自分の職場でのパフォーマンスを上げていきたいです✨

病院なので、笑顔ばかりとはいきませんが、飼い主様やペット、スタッフの幸福度が増す様に活き活きと働きたいと思います!

救急セミナー

2024年09月21日

こんにちは。看護師の石毛です。

全部で5回ある救急セミナーの第1回を視聴しました。

 

今回は呼吸困難がテーマでした。

日々の診療の中でもっとも多い緊急疾患は呼吸器疾患だと思います。

呼吸困難の中でも、気道に問題があるか肺に問題があるかなどで初期対応が大きく別れてくるそうです。

気道に問題があるときは、息を頑張って吸うような呼吸になり、肺に問題がある時は頑張って吐く呼吸になります。

気道に問題があり息を頑張って吸うと体温が上がってきてしまいより呼吸の回数も増え悪循環に陥ってしまいます。

なので酸素投与はもちろん、冷却してあげることも必要になるようです。

短頭種の子たちなんかは体の作り的に気道閉塞になる子が多く、冷却してあげるだけでもだいぶ症状は落ち着いてくれるようです。

 

見る、気づく、が転機になる!

日々の診療でもとても大事になってくると思うので、忙しい時こそしっかりと動物たち、飼い主さんたちと向き合って小さな変化も見逃さず、1秒でも苦しい時間を縮められるように頑張ります!

口腔外科セミナー

2024年09月20日

こんにちは、獣医師の森本です。

先日、院内で行われた口腔外科セミナーに参加しました。

今回は綺麗な顎のレントゲンの撮り方や歯科レントゲンを用いた歯の異常の診断を学ばせていただきました🦷

具体的なものとしては顎の関節はやや角度がついているのでレントゲンを撮る時もその角度を意識して動物の頭の位置を微妙にズラすこと、若齢の時に生えている歯が乳歯なのか永久歯なのかを判断する方法、現在生えている歯が数として足りているのか?それとも過剰に生えているのか?の判断方法、本当は生えてこないといけない歯が歯茎の下に埋まってないか?などです!

なかなか遭遇することのないマイナーな歯の以上に対して、正しい診断や解決方法などを学ぶことができました✨

まだまだ知らないことがいっぱいあるなと感じ、精進しなければと思ったセミナーでした✏️