セミナー参加報告

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インプルーブ 歯科セミナー

2024年02月04日

こんにちは、獣医医師の森本です。

先日、大阪で行われた歯科セミナーに参加させていただきました🦷

今回も海外の歯科専門の先生から様々なことを教えていただきました。

今回のセミナーの内容は「歯内治療」、「歯科矯正」、「歯冠治療」などてんこ盛りでした❗️

具体的には歯が折れてしまった動物の歯を抜歯をせずに歯の上にレジンや金属などの被せ物して修復する治療や噛み合わせの悪い動物にゴムのチェーンやワイヤーなどの器具を使用して歯並びを修正する治療などを学んできました

治療に用いる器具は人の歯科用の物を使用しており、普段あまり使用することのない物なので取り扱いや特性の把握にとても苦労しました💦

今回で大阪で開催される歯科セミナーも最終回となり、これまでに学んだことを復習して、ご家族の皆さんに提供できるように精進していこうと思います💪

CT研究会セミナー

2024年02月02日

こんばんは、Dr.スゴウです。

先日、CT研究会が定期的に開催しているセミナーを受講しました。

今回はCTの最先端と脂肪を含む病変についてのセミナーでした。

CTの最先端では新しい検出器を用いたフォトンカウンティングCTについて学びました。

通常のCTは物体に照射したX線を光信号に変換し、それを電子信号に変化させてX線の検出を行なっています。

そのため途中でエネルギーのロスが出るなどの問題点があります。

フォトンカウンティングCTはX線と同時に出るフォトンという物質を半導体でできた新しい検出器を用いてX線のエネルギーをそのまま電気信号に変換することができるCTです。

現在は大学と提携して実用化に向けて日々研究を行なっているとのことでした。

フォトンカウンティングCTが実用化すれば撮影した画像が現在のものよりはるかに優れたものになり、被ばく量も減少すると言われています。

今の時代の技術の進歩にビックリした勉強会でした!

リハビリセミナー

2024年02月02日

こんにちは、看護師の松下です🐝

先日小笠原先生のリハビリセミナーを受講しました。今回は痛みに対してのリハビリでのケアについて学びました。

痛みの原因には様々ありますが、リハビリでケアできるものとして筋肉の張りや凝り、関節の萎縮などがあります。

リハビリでは歩いている様子や実際に触ってみて痛い部分を見つけます。その痛みのな原因が何であるかによってリハビリの内容を決定していきます。例えば筋肉が凝り固まっている場合はストレッチや近赤外線によるビーム治療などがあります。また関節の萎縮がある場合はビームや関節運動(ねじったり、回したり)を行います。

リハビリでは痛みのケアが第一のステップなのでとても重要です。今回は痛みについて細かく知れてとても勉強になりました。

パピークラス🌸

2024年01月29日

こんにちは!看護スタッフの渡辺です。

先日1/26にパピークラスを開催しました✨

 

今回の内容は

・色々な人に慣れよう!

・ハンドリング(説明、実践)

・デンタルケアのお話

・フリータイム

を行いました!

 

なんと男性からおやつを貰って食べれたてんちゃん!

お耳を触る練習でうっとりなじゅりちゃん!

 

他のわんちゃんに興味津々なマリモちゃん!

 

ハンドリングで縦抱っこより横抱っこの方が落ち着いてくれたくるみちゃん!

 

前回控えめだったマリモちゃんがなんと今回は積極的にお友達を遊びに誘っていました!

てんちゃんも気になりだしたのか臭いを嗅いだり、興味を示してくれました✨

じゅりちゃんも上手に遊んでくれて、くるみちゃんはお友達とも、飼い主さんたちやスタッフも遊びに誘ってくれました🐶

 

皆それぞれ成長を見せてくれてスタッフも感動です✨

また三回目も楽しみですね!!

リハビリセミナー

2024年01月26日

こんにちは!看護師の田村です。

先日、専門外来でお越しいただいている小笠原先生のリハビリセミナーに参加させていただきました。

今回は若い年齢のワンちゃんを対象とした体幹を鍛える運動です。

人でもよく聞く体幹ですが、ワンちゃんたちも日頃から鍛えておくことで体の動きや代謝の向上などにもつながります。

その体幹を結ぶ筋肉として、肩甲骨から腰の周囲の筋肉を意識した運動をしていきます。

今回はジュリちゃんにも協力いただいての実習です!

バランスボールを2つつなげて前肢と後肢でそれぞれ乗せます。後肢のボールを、股関節が広がる範囲までゆっくり転がしながら開き元に戻します。前肢も同様に、肩関節が前に伸びる範囲まで転がし戻します。また、ボールの向きを変えて左右に四肢を分け左右一方ずつ開くように転がします。

ジュリちゃんとても上手にできました♪

 

また、スラロームでのジグザグ歩行での体幹トレーニングも行いました。

ジュリちゃんは最初は戸惑いながらも練習すると上手にできるようになりとても頑張ってくれました♡

しつけセミナー

2024年01月26日

こんにちは、動物看護師の前寺です。

先日、岡田先生のしつけセミナーを受講させていただきました。

今回は子犬を迎えてからのお手入れの慣らし方について学びました。

まずお手入れ練習に入る前には、ニーズ(運動、食事、コミュニケーションなど)が満たされているかの確認をし実際にお手入れ練習に入ります。

お手入れに必要な3ステップとして

①お手入れ・ケアを受け入れやすい体勢を見つける

子犬ちゃんたちによって受け入れやすい体制は様々

   ex)お座り、仰向け、伏せ

②落ち着いて、気持ちよく触る習慣をつける

練習のタイミング、ハンドリング(触り方、アプローチの仕方、手の置き所)、ごほうびの使い方に注意します。

③実際のお手入れに少しずつ慣らす

細かいステップを刻んで 少しずつ確実に慣らしていく作業

 

お手入れ練習は、子犬の時期に最も大切なしつけの一つです。また、お手入れ練習は、格闘する時間ではなく楽しいコミュニケーションの時間です。

 

以上の学んだことを活かして、ご家族と愛犬がより快適な生活を送るための手助けとなれるよう頑張っていきます✊🏻 ̖́-‬

野崎さんセミナー

2024年01月21日

こんにちは、Dr.スゴウです。水曜日に社労士の野崎さんのセミナーがありました。

今回は来年入社する新人の教育に関してでした。

毎年この時期に新人の教育カリキュラムを決めるのですが、新人を指導する指導係を中心にセミナーを進めました。

過去の新人が先輩から教った時に良かった点、改善が必要だった点をヒアリングし、教育カリキュラムを改善していきます。

来年は獣医師、看護師、トリマーそれぞれの部門で新しいスタッフが入るのでそれぞれの部門で連携をとって進めていけたらいいなと思っています。

初めの1ヶ月は皆さんの前に出ることは少ないと思いますが、5月以降は診察の補助や散歩などに出始めるのでフレッシュな新人達を暖かく見守っていただけたらと思います。

インプルーブ 外科アドバンスセミナー

2024年01月17日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

2024年が始まりました。少し遅いですが、本年も皆様のお役に少しでもたてるよう、また、皆様のご不安を少しでも解消できるように、スタッフ一同尽力していこうと思います。

何かお気づきの点がございましたら、お気軽にお申し付けください。

私事ですが、今年は年男なので、竜のように飛躍できる年にしたいと思います🐉

 

さて、2024年最初の外部セミナーは、大阪での外科実習でした。

今回は、昨年まで行っていた外科セミナーのアドバンス編ということで、より発展的な手技を学んでいます!

初回のテーマは「消化器」。

消化器の中でも、今回は特に、胃腸をテーマにセミナーおよび実習を受けてきました。

 

胃腸は栄養吸収にとても重要な役割を担っているので、病気があると、栄養状態が悪くなり、

薬も効きにくくなり、体力が落ちてしまいます。

病気の症状としては、嘔吐、下痢、食欲不振など眼に見えやすい症状なので、気づかれることは多いですが、

病気によってはゆっくり進行するため、重症化してから発見されることもすくなくありません。

また、症状は胃腸に特徴的なわけではなく、肝臓や腎臓病など、他の病気でも同じ症状になるため、本当に胃腸の病気なのかを判断することが難しいこともあります。

また、胃腸の病気はかなり進行しても、血液検査で大きな異常を認めないこともあり、エコー検査などの画像検査が

とても重要です。

 

今回は、主に「胃」の病気をお話ししたいと思います。

①胃排出障害

胃から食べ物が出ていきにくくなる病気です。

一過性の変化では、急性胃腸炎や膵炎などの病気で胃や腸の動きが低下し、胃排出に異常をきたします。

また、胃の出口(幽門)が狭くなることもあります。幽門狭窄は、先天性(ボクサー、フレンチブルドッグ、ボストンテリアなどの短頭種や若齢で多い)と、後天性(シーズー、マルチーズなどの高齢犬種で多い)があります。

症状は慢性的な嘔吐、体重減少です。

診断はエコー検査や内視鏡検査で行い、重症の場合には手術で治療します。

 

②胃潰瘍

胃に潰瘍ができる病気です。

動物の場合は、気道閉塞や投薬(ステロイド系、非ステロイド系)や中毒が原因となることが多いです。

最悪の場合、胃腸に穴が開き、緊急手術が必要になることもあります。

症状は食欲不振や嘔吐のほかに、便の変化(黒くなる、下痢する)が起こることもあります。

治療は内科治療と外科治療(手術)です。

 

③胃の腫瘍

胃の腫瘍は1%程度と言われており、比較的珍しいです。

その内悪性腫瘍では胃腺癌(いわゆる胃がん)が最も多いとされています。

胃腺癌の多くが見つかった時点で転移しており、寿命も平均6カ月とされています。

早期発見であれば手術ができることもあります。もし手術でとり切れれば、一時的に症状が緩和できることはあります。

 

一般的に繰り返し症状がある場合、体重の減少がある場合は重症度が高い可能性があります。

その場合、あまり様子は見ずに早めに検査することをお勧めします。

 

検査内容や金額などわからないことがあれば、ご連絡ください。

第3回ONE ON ONEセミナー

2024年01月17日

こんにちは。獣医師の江木です。

今日は第3回ONE ON ONEセミナーを受講しました。

ネガティブな出来事や自分の短所をポジティブな長所へ変換することと、自分が怒りを感じた人に対してどうしてほしいか伝える方法を学びました。

その後、前回から今回までで課題となっていた「今の自分に点数をつけるなら何点?」の面接動画の評価を先生から各々していただき、振り返りをしました。

3ヶ月後新入社員をお迎えするにあたり、コーチング力を身に着けた上で丁寧に接せれればと思います!

 

循環器セミナー参加報告

2024年01月15日

みなさんこんにちは!獣医師の園田です。

 

先日、循環器専門の先生から血圧を下げる血管拡張薬のお薬について講義を受けさせて頂きました。

わんちゃん猫ちゃんも様々な原因から心臓や腎臓への負荷がかかることで高血圧となり、肺に水が溜まる肺水腫や血栓が血管に詰まってしまう血栓症を併発したりすることで時に命に関わってしまいます。

体の中で様々なホルモンやホルモンを作動する形に変換する酵素が関わっており、血管拡張薬も大きく五つの種類に分かれその効果を発揮して血圧を下げるように働きます。

 

今回は具体的な症例や文献の紹介をして頂き薬の容量や休薬のタイミング、効果の判定を教わりました。

小動物医療に関わり約一年、循環器分野は特に技術的にも知識的にも高度に感じる部分が多いのですが、資料をもとによく復習をしてまずは知識を身につけようと思います!