臨床病理症例検討会
2023年04月15日
こんにちは!獣医師の市川です!
先日臨床病理症例検討会に参加してまいりました。
他の病院さんとの合同で実施する検討会なので病院外での治療方針や診断方法を知れる貴重な機会になります。
月一で開催しているので来月も積極的に参加したいです!
seminar
2023年04月15日
こんにちは!獣医師の市川です!
先日臨床病理症例検討会に参加してまいりました。
他の病院さんとの合同で実施する検討会なので病院外での治療方針や診断方法を知れる貴重な機会になります。
月一で開催しているので来月も積極的に参加したいです!
2023年04月14日
こんにちは。看護師の田村です。
リハビリ専門外来でお越しいただいている小笠原先生のセミナーに参加させていただきました。今回は減量のお話です。一言に減量と言っても、健康な子が減量するのと病気などでの基礎代謝が低下している子では減量の仕方が変わってきます。
基本的には消費量より摂取量が多いと瘦せることは難しくなります。(摂取量が多すぎると逆に体重増加につながります。)食事量を見直すのは一つのポイントとなります。
また、筋肉をつけることにより基礎代謝が上がり使うエネルギー量が増えるため痩せやすい体になります。
エネルギーの使われ方は、基礎代謝60%、活動代謝30%、食事誘発性熱産生10%と言われています。
・基礎代謝:姿勢を保つ、体温維持、食べ物の消化運動
・活動代謝:動くことによる消費エネルギー
・食事誘発性熱産生:食べるときに使われるエネルギー(主にタンパク質の分解)
栄養素についてもお話いただきました。栄養素には3大栄養素と呼ばれるタンパク質、脂質、炭水化物があり、それにビタミンとミネラルを含めると5大栄養素となります。
栄養バランスとしては、タンパク質(P)13~20%、脂質(F)20~30%、炭水化物(C)50~60%の割合での摂取が良いとされています。タンパク質は筋肉、骨、爪、毛など身体を構成する材料となり、体を動かすエネルギーとしては消費されにくい栄養素です。脂質は1gあたり9Kcalと最も高いエネルギー源となりますが、摂取しすぎると脂肪として蓄えられ、肥満の原因にもつながります。炭水化物はエネルギー源となる糖質と消化吸収されずエネルギーにならない食物繊維に分けられます。
どの栄養素も多過ぎず少な過ぎずバランスが大切です。運動とのバランスもとりながら適切なカロリー摂取を考えていければと思います。
2023年04月08日
こんにちは、獣医師の江木です!
昨日整形セミナーを受講しました。
テーマは前十字靱帯断裂についてでした。
人ではサッカー選手などスポーツ中の発生が多い障害で、聞いたことがある方もいるかもしれません。
犬では、外傷による直接的な原因の他、肥満や加齢による靭帯変性、筋力低下などが間接的な原因となって発症します。
前十字靭帯は膝が前方へ移動するのを制御している靭帯なので、これが切れると膝が通常より前方へ移動し、関節が不安定になるため跛行がみられます。
今回のセミナーではレントゲン検査で前十字靭帯断裂診断時にチェックすべきポイントを学びました。
確認すべきポイントは、
・関節液が関節包内に貯留することで関節包外にある脂肪が押し出され認められる像(fat pad sign)
・骨棘形成
・脛骨前方変位
で、これにより前十字靭帯断裂を強く疑うことができます。
しかし、腫瘍や膝蓋骨脱臼、免疫介在性関節炎、感染性関節炎などでもこれらのレントゲン所見がみられることがあり診断には注意が必要です。
整形疾患の診断時には、整形疾患以外の疾患の除外と、年齢・犬種・性別、経過、視診、触診がとても大切なので、これからもレントゲン検査所見ばかりに注目しすぎないよう気をつけていきたいと思います。
2023年04月05日
こんにちは看護スタッフの菅野です。
2023年04月02日
こんにちは!獣医師の市川です!
本日は画像診断セミナーを受講しました。
今回のテーマは短頭種気道症候群のx線診断学ということで、軟口蓋過長症や気管虚脱、咽頭虚脱などレントゲン画像診断で診断可能な疾患に関して学びました。
今後の診察に早速活かしていきたいです。
2023年03月27日
こんにちは!獣医師の久米です🐱
先日、CTセミナーを受講しました。今回はベーシック編の読影からステップアップして全身を読影していくアドバンス編に突入しました。
今まではどこをみたらいいかわかった状態で画像の読影を行なっていましたが今回からヒントは主訴のみ。どこに病変があるかも最初は知らされず読影をスタートしました!
じっくりみてもなかなか見つけられない私たちを見かねた先生にヒントを出していただきながら読影を進めて行きました!
全身の読影となると一つ一つの読影が甘くなってしまったり、病変の見落としが出てきてしまうのでしっかりと自分の中でのルーティンを決める必要があるなと感じました!
まだまだ実践するには未熟な読影ですが、今後の診療に活かせるように頑張ります!
2023年03月24日
こんにちは、看護師の松下です。
先日、エキゾチックアニマルのセミナーを受けました。今回はカエル、ウーパールーパーの診察とウサギについてでした。
カエルとウーパールーパーは当院では診察していないので診察の様子見ることができてとても新鮮でした。当たり前ですが彼らも病気になるし、治療したり環境改善することで良くなることもあります。小さい動物ほどデリケートなんだなと改めて感じました。
ウサギは当院にも来院されるのでとても勉強になりました。ウサギを含め小動物は犬猫に比べて感情がわかりにくいと言われることがありますが、彼らは行動で感情を表しています。例えばスタンピングといって後ろ足で床を叩く行動は怒っている時や警戒している時に見られます。これは元々土を掘って巣作りするウサギが、危険が迫ったとき巣穴にいる仲間達にその危険を知らせるためだといわれています。
またウサギの品種によって性格や注意点があります。例えば私が好きなホーランドロップは垂れ耳がかわいいウサギで、性格は大人しいですが太りやすいといった特徴があります。他にもかかりやすい病気や保体のコツなどを教えていただき、今後に活かしていこうと思いました。
次回は私の大好きなモルモットについてなのでとても楽しみにしています😍
2023年03月24日
こんにちは、看護スタッフの石井です🐱
今年は桜の開花が例年より早いみたいですね!おうちの近くもだいぶ咲いていて今年も猫を連れて桜を見に行こうと思います🌸
今回のリハビリセミナーはスタッフのわんちゃんにお手伝いしてもらい実習を行いました🐶
後肢の大腿部の筋肉についてのトレーニング法でした。恥骨筋、薄筋、内転筋があり薄筋はあまり触ることができないようです。レッグペルテスや股関節脱臼で大腿骨頭切除を行った子などは恥骨筋などがよく張っているのがわかるようです。
後肢のトレーニング法としてバランスボールに乗せ、前後左右、上下に揺らし伸展、屈曲を行うと筋肉に負荷をかけることができます。
実際に触ってみるとなかなかこれだ!というものを触ることが出来ず難しかったです。トレーニングではそのわんちゃんの状態に合わせ負荷のかけ具合を考えなければいけないなと思いました。
今回の実習のお手伝いをしてくれた”ぼく”です🐶
とってもお利口にお手伝いしてくれて沢山勉強できました!ありがとう😊
2023年03月21日
こんにちは、獣医師の江木です!
先日、子犬・子猫の教育アドバイザー講座の最終回を受講しました。
子犬子猫の品種による性格の違いや行動、環境などを知り、その上で動物病院での子犬・子猫に対する接し方や、子犬・子猫の飼い主さんへの生活のアドバイスの仕方を学びました。
今まで受けてきたセミナーはどれも病気や治療方法に関することが多く、このような内容のセミナーは新鮮でした!
これからは子犬や子猫の診察の際、病気のことだけでなく、普段の生活におけるアドバイスもできるように今までの講義で学んだことをお伝えできればと思います🌟
2023年03月21日
こんにちは、獣医師のあさぬまです。
先日、タイのバンコクで行われた外科の実習に参加してきました!
日本はまた寒さが戻ってきていますが、タイは暑かったです☀
最近海外実習はなかなか実施されなかったので、実に4年ぶりくらいの海外実習でした。
今回のテーマは、整形外科、神経外科、軟部外科!
日常的に出会うことの比較的多い疾患を全部総なめにするというとても欲張りなセミナーでした。
整形外科は、主に膝の手術として、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂症の基本手術。
神経外科は、椎間板ヘルニアに対する低侵襲手術。
軟部外科は、泌尿器外科として、腎臓の疾患、尿管、膀胱の手術。
を学んできました。
それぞれを数日に分けて行うセミナーはありますが、短い期間で全部の手術の実習ができることはほとんどなく、
非常に実りのある実習になりました。
どれも遭遇頻度の比較的多い疾患ですし、
より良い手技の習得は、痛みの減少、機能回復を高める効果があります!
しっかり、理解し、復習し、常にベストな手術ができるように頑張ります!
タイで少しですが、観光する時間があったので、ホテルから徒歩でいける寺院に行ってきました。
日本のお寺と違い、色鮮やかで、新鮮な気持ちでお参りすることができました😊