皮膚科セミナー
2022年11月22日
こんにちは!獣医師の山野です!
先日、皮膚科セミナーを受講しました。今回のテーマは精神の関連する皮膚病変でした。
心と体は表裏一体とよくいわれていますね😌 本当にその通りで、動物にも精神が関わる皮膚病というものが存在します。
精神が関わる皮膚病変は、精神的なことが原因で自分で舐めたり掻いたりすることでできる皮疹(外的要因の皮疹)と、精神的なことが原因で神経や内分泌系に支障がでることでできる皮疹(内的要因の皮疹)の2つに分類されます。
外的要因の皮疹は自分で舐めたり噛んだりできる場所に限局しています。わんちゃんだと前足の足先、腹部、鼻周り(壁に擦りつけます)、爪(自分で噛みます)が多く、猫ちゃんだと腹部、顔周り、首が多いです。内的要因の皮疹は発汗、猫ニキビ、円形脱毛症などがあげられます。
また精神が関わる皮膚病を診断するには、皮疹の判断に加えてわんちゃんや猫ちゃんがどのような行動をしているかがとても重要になってきます。①皮疹を気にする行動に規則性があるのか、 ②不適切排尿、誤食、急に吠えるようになった、挙動がおかしいなどの行動が見られるか、 ③生活環境の変化などのライフイベントがあるかどうか などをよく問診して原因を探っていきます。
精神が関わる皮膚病の1番難しい所は、皮膚の症状はお薬で治療できたとしても、原因となる精神が解決しない限り再発を繰り返すところです。何かお困りのことがあれば病院までご相談ください☺️


