循環器セミナー
2022年01月17日
こんにちは、獣医師の森本です。
先日、循環器セミナーに参加しました。
今回は猫の血栓症について学びました。
猫の血栓症は心臓にできた血栓が足の血管に飛んでしまい、足の血流が滞ってしまう病気です。
症状として突然、猫の足が動かなったり、足を痛がったりといったものがあります。
治療は血管につまった血栓を溶かしたり、痛みを緩和したりといった治療になります。
また、この病気を起こす子は心臓が悪いことが多いので合わせて心臓病の治療も行います。
さらに、血栓症になって、はじめて心臓病がわかることもあります。
猫ちゃんの心臓病の厄介なところは、無症状で進行することがあるため中々、気づけないケースがあります。
なので、高齢な猫ちゃんは定期的な健康診断を当院でオススメしています!

