整形外科実習inタイ
2025年02月26日
こんばんは、Dr.スゴウです。
昨日までタイで行われた整形外科実習に参加してきました。
今回は2日間で関節に対して行う超音波検査、膝蓋骨内包脱臼についてのセミナーでした。
関節に行う超音波検査は膝、足根(踵)、肩の関節に対してどのように行えは綺麗な画像が出せるかについて実習し、関節内の構造物がどう見えるかを学びました。
一般的に関節内の異常の検出には関節鏡検査が最も有用ですが、全身麻酔が必要な検査なため動物の負担が少ながらず大きい検査といえます。
超音波検査であれば全身麻酔は必要なく、痛みも伴わないので動物の負担は最小限で検査を進めることができます。
特に膝の疾患は多いので膝の超音波検査を積極的に活用し、診断の精度を高めていきたいと思います。
膝蓋骨内包脱臼についてはこの病気の発生する原因について学び、どう手術すれば再発を少なくできるか、術後の合併症の発生を減らすには何を気をつけるべきか学びました。
手術に関しては、膝のお皿が外れたとしても症状のない子(足をあげたり、痛がったりがない)は基本的には手術を積極的に行うべきではないというのが大前提としてあり、症状があり、ワンちゃんの生活の質が落ちる場合に手術が適応になります。
ただ、症状のある子をそのままにしていると症状が悪化し、歩けなくなることもある病気なので外科手術を行うタイミングの見極めが大切であると感じました。
学んだ技術を今後の診療に活かし、動物と皆さんの笑顔のために頑張りたいと思います。