画像診断セミナー
2025年01月16日
こんにちは、獣医師の久米です🐱
先日は画像診断セミナーを受講しました。
本日のテーマは「小腸」です。
小腸は日常的に超音波検査で診る臓器ですが、その解釈に悩むことも日々あります💭
超音波検査では小腸の形や動き(蠕動)、層構造の変化、色調など様々な部分を観察していきます。
閉塞が疑われる時には鬱滞しているところから正常な構造に戻る部位の観察がとても大切になり、誤食癖のあるこの場合は誤食を、高齢の子の場合は層構造の変化をよく観察し異変がある場合には何かしらの病気がある可能性が必要が高くなります。
重度の鬱滞がある場合にはイレウスの可能性や腸間膜捻転、動脈塞栓症のように致死的な病気の可能性があるためしっかりとした検査が必要です。
画像を撮るだけでなく、その解釈が様々なところが画像診断の面白いところであり、難しいところですね😌
日々の診療に役立つ知識が盛りだくさんのセミナーでした。
今後の診療に活かしていきたいです🐱