セミナー参加報告

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麻酔学校🏫

2025年11月15日

こんにちは、看護師の泉山です。麻酔セミナーでは前回の内容の質疑応答で再度復習をしました。

麻酔管理中に見るべき一番基礎で重要な所を紹介します。
優先的に見るところは1回換気量、呼吸数、気道内圧であり、プラスでETCO2(呼気終末二酸化炭素分圧)、平均血圧を確認していきます。
流れとしては気道内圧を確認後、
①1回換気量をチェック
10~15ml/kgの範囲内を維持します。
②ETCO2をチェック
カプノグラムがキレイな台形の形をしているか、数値が56mmHg以上ではないか確認します。
③平均血圧をチェック
まず。気道内圧を上昇させると、ETCO2が低下し交感神経の活性が低下してしまうことで心拍や血圧の低下に繋がってしまいます。
そのため、血圧が低いまま気道内圧を上げてしまうと更に血圧低下が見られるため、先に血圧を確認し低い場合は血圧対応を行い十分な血圧にする必要があります。

 

今回は内容が難しいため再度復習したことで理解を深めることが出来ました。応用して考えられるよう更に学んでいきたいと思います。