セミナー参加報告

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皮膚科セミナー

2015年07月02日

こんにちは
獣医師のあさぬまです。

 

先日、皮膚科のセミナーにいってきました!
今回の内容は「皮膚炎」です。
わかりやすくいうと、アレルギーでおこる皮膚の病気ですね。

 

わんちゃん、ねこちゃんはいろいろな物に反応して
アレルギーを起こします。
もちろん、吐いたり、下痢という形で症状が出ることもあるのですが今回は皮膚科なので、皮膚の話ですね(^▽^;)

一般的にアレルギーが原因で起こる皮膚の症状は
「かゆみ」であることが多いです。
体のいろいろな場所をかゆがったり、場合によっては赤みやフケなど他の症状がでることもあります。

 

アレルギーの原因で多いのは、
疥癬(ダニの仲間です)、ノミ、食事です
特にノミは背中~お尻のあたりにかゆみが出ることが多く、年々ひどくなります
ノミ予防を徹底してあげるだけで防ぐことができるので、
ぜひ積極的にノミの予防をしてあげてください(^∇^)

 

他にはわんちゃんにアトピーと呼ばれる皮膚炎もあります。
体質などが関係する皮膚炎なので、薬を使って症状を和らげることはできますが
再発も多く、長く薬が必要になる難しい病気です。
アトピーは日本では柴犬が圧倒的に多いです(*_*)
脇の下、顔周り、内股や耳などを頻繁に痒がる場合は、アトピーかもしれないので早めに病院にいきましょう!

 

話は変わりますが、先日成田空港第3ターミナルから北海道に行ってきました!
第3ターミナル、初めて行きましたが、LCC用のターミナルらしいですよ♪

床は陸上トラックを思わせるようなゴム製のマットです(-^□^-)
思わず走りたくようなデザインですが、
もちろん走れないので、皆さん、空港へは余裕をもって到着しましょうね!

 

眼科セミナー

2015年06月19日

こんにちは
獣医師のあさぬまです。

 

梅雨入りして、雨ばっかり・・・
と、おもいきや意外と晴れて暑い日が続きますね。

 

先日、眼科の勉強会で成城まで行ってきました!
今回は第2回目ですね♪
今回の内容は「眼科検査について」です(^-^)/

 

眼は外から見える臓器なので、
赤かったり、白かったり、緑だったり、
目やにが多かったり、涙が多かったり、シパシパしてたり
皆さん色々な症状で連れてきて頂きますm(_ _ )m

 

もちろん、目を外からみて症状や原因がわかることもありますが、
多くの病気は病気の発見、確認のためにいろいろな検査を行います。

 

たとえば、
・眼圧の検査 :目の圧力を測る検査です。緑内障や眼内炎(ブドウ膜炎)のときに異常になります。
・シルマーティアー検査 :涙の量を測る検査です。目やに、流涙症などで測ります。
・フルオレセイン検査 :涙や目の組織を染色する検査です。角膜潰瘍などで測ります。

 

実際、検査をしてみないとわからない病気はたくさんあるので、
みなさんも目のことで何か気になったらぜひ病院に来てください!
中には早期発見できないと、失明してしまう怖い病気もあるので、気を付けてくださいね。

 

まったく関係ないのですが、
先日北海道にいたときから食べていたいと思っていたお店で、抹茶パフェを食べてきました(*^▽^*)
甘党&抹茶好きの自分にとって、しあわせな時間でした。
まだまだ頑張れそうです(o^-‘)b

皮膚科セミナー

2015年06月07日

こんにちは。看護師の田村です。

 

先日院内で皮膚科セミナーが行われました。
鉛筆今回のテーマは耳道疾患についてです。

 

わんちゃんの耳の構造は人と違い耳の穴がL字型に続いています。最初は垂直に、途中から水平になるため綿棒での耳掃除は汚れを奥に押し込んでしまうのと、奥までしっかり届かないためしっかり洗浄を行うのが難しくなります。

 

専用のイヤークリーナー(洗浄液)を使用しての耳洗浄を行うことにより奥から汚れを浮き出すので洗浄効果が得られます。
健康なわんちゃんの耳の中では耳垢を外に出そうとする働きがあり耳の洗浄は必要以上に行わなくても良いそうです。

 

外耳炎など耳道の疾患の子は定期的な洗浄と症状により内服や点耳薬が必要となります。外耳炎には症状や原因にいくつかあり、耳がベタベタになり脂腺からの過剰な分泌による炎症、アトピー性、食物アレルギー性による炎症(湿疹)などがあります。

 

アトピー性と食物性は症状が似ていますが、アトピー性の場合は季節性なので一定の時期(特に夏、暑くジメジメする時期)に症状が悪化することが多くなります。食物性は一年中季節問わず症状が現れます。食物性の場合は食事の変更で症状の改善もあるので気になる方はスタッフにご相談ください☆

 

同じ犬種でも疾患にかかる子とかからない子がいますが、もともとの耳の構造(耳垢のできやすさ、耳道の太さや長さ)によって変わります。
もし症状が出てしまっても耳の洗浄や必要によってお薬を使い、上手くコントロールしていけるようにしましょう。

 

症状を悪化させないためにも早期発見が大切になります。わんちゃんが足で耳(その周囲)を掻く、頭を振る、耳を床にこすり付けるなどの行動が見られたら耳に異常を感じているサインの可能性があるので早めに獣医師にご相談ください

眼科セミナー

2015年05月25日

こんにちは、獣医師の松井です。
先週、眼科セミナーに参加しました。

 

第一回目は正常な眼とはどのように見えるのかというものでした。
検査をした際、正常な見え方は犬種や年齢、動物種によって異なります。わかりやすいのは眼の色でしょうか?

若齢の子では眼底の検査をするとタペタムという部分が青く見えます。これが加齢にともなって変化しますが、ブルーアイの子やシュナウザーは青のままだったりします。

 

眼の色にはメラニン色素の有無が関与しますが、この色素は物質の吸収にも影響しています。そのため、メラニン色素の多い黒目の子は色素の少ない子より点眼の際、薬を吸収しやすいそうです。左右で眼の色が異なる子に、同量の薬を使った場合、差がでることもあるようです。

 

光の感じ方にも差があり、色素の薄い子はまぶしさを感じやすいようです。人で言えば、日本人に比べ青眼の外人さんの方がサングラスを多用している傾向にあるといったところでしょうか。

日光の男体山に登ってきました。山頂から眺める中禅寺湖はとてもきれいでした。脚が棒でしたが、帰りに華厳の滝にも寄りました。

セミナーに行ってきました

2015年05月12日

こんにちは、Dr.スゴウです。
日曜日にセミナーを受けに東京に行ってきました。

 

今回は脳の疾患についてのセミナーでした。

脳の病気は先天的異常(水頭症など)、脳炎、脳腫瘍、てんかんなどいろいろあり、来院時にはその子の年齢、犬(猫)種を聞いて、色々な検査をして病気を絞っていきます。

 

今回のセミナーで聞いたことをご自宅で行うことでその子の異常がどこにあるのかが大まかにわかるので参考にしてみてください。

 

その① もし発作や震え、歩き方や姿勢の異常などおかしいと思うことがあれば動画を撮っておいてください

 

発作があるなら大脳に、歩き方、姿勢の異常は小脳に異常があることが多いです。発作や歩き方の異常がでるとパニックになってしまうと思います。難しい場合は来院時にそのときの様子を聞かせて下さい。

 

また、発作の時間が5分以上続く場合は注射をして発作を止める必要があるので連絡してくださいね。

 

その② いつからの症状なのか、急におこったのか、症状が改善してるかをメモしておいてください

 

病気の種類によって経過に特徴があります。外傷(頭を強く打ったりぶつけたり)、脳梗塞などは急に症状が出た後徐々に改善し、脳炎や腫瘍はだんだんと症状が悪化していきます。

 

その③ 表情がいつもとちがっていないか注意してみてください

脳の異常があると顔の表情に変化が出ることが多いです。耳が片方だけ下がっていないか、口角は上がっているか、瞼はしっかりと閉じるかなどに注意してみてください。

 

日曜日は母の日だったので両親にディナーをプレゼントしました。
ディナーの最後はメッセージ入りのデザートを用意してもらいました。

いつもはあまり親孝行していないのでちょっと恥ずかしかったですが、喜んでもらえました!!
これからは少しずつ親孝行出来たらな~と思う今日この頃です。

歯磨きセミナー

2015年04月17日

こんにちは!看護師の菅野です。

 

先日ビルバック社員による歯磨きセミナーを行いました(≡^∇^≡)
2ヵ月に1回行っている院内セミナーです。参加された皆さんありがとうございました(^^)
皆さんワンちゃんと楽しく歯みがきができてました(≧∇≦)

 

セミナーでは、3ステップでワンちゃんが歯みがきに慣れる練習をします!
興味のある方はスタッフまでお声かけください。

 

先日すみだ水族館に行って来ました!
キレイにライトアップされたクラゲやチンアナゴを見て楽しかったです。

 

猫ちゃんのフィラリア症

2015年04月08日

こんにちは。看護士の鈴木です。

 

早いもので今年ももう4月…新年度が始まりましたね。今年度も皆様宜しくお願い致します!!

 

さて、先日猫ちゃんのフィラリア症についてのセミナーが院内にて行われました。
フィラリア=犬というイメージがあるかと思いますが実は猫ちゃんにも感染するんです。

 

成虫が心臓に寄生することは稀で症状としては呼吸器症状(咳、呼吸困難、嘔吐など)が現れますが
感染していても症状を示さないこともあります。
進行していって体内でフィラリアが死んでしまうと、急性肺障害で突然死を引き起こす事もあるそうです…

 

うちの子は室内飼育だから大丈夫…と考えがちですが、お家にいても蚊に吸血されるタイミングはあります!
フィラリア症と診断された猫の4頭に1頭は室内飼いであったという報告もあるそうです。

 

当院では背中に垂らすタイプの猫ちゃんのフィラリア予防薬を扱っております!!気になる方は是非スタッフにご相談ください。

 

先月、母校の軽音楽部の卒業ライブに行ってきました。
一緒に活動していた後輩と同級生がそろって出るのが今回で最後と言うことでちょっぴり寂しかったですが、ライブはとても盛り上がり、楽しかったです。

自分が出ていたのがもう2年も前だと思うと時間の早さにびっくりでした…

皮膚科勉強会

2015年04月04日

こんにちは、獣医師の松井です。
月一回で半年続いた皮膚科勉強会も今回で最後となりました。

 

今回の内容のひとつ、外耳炎は多くのワンちゃんを悩ませる問題です。一度良くなっても、繰り返してしまう傾向があるのも特徴です。

外耳炎の原因となるものの中で多いのが自傷、脂漏性皮膚炎です。こうした原因があって、さらに繰り返す要因となるもの(素因)があるとやっかいです。素因となるのは先天的(耳の構造的問題)なものと後天的(ホルモンの異常や生活環境)なものがあります。

 

そして、慢性化の原因となる持続因子には薬、二次感染、外耳・中耳の病理変化があります。病理変化とは耳の粘膜で分泌細胞が増生しすぎたり、肉芽ができて腫れた状態をいいます。正常な構造が維持できないため、治りづらいんですね。

外耳炎の治療では、耳垢などの異物除去と炎症を抑えることが中心になりますが場合によっては外科的な治療が必要になります。お家で最近やけに耳を掻いたり、振ったりしてるな~と思ったら早めに来院してくださいね。

 

勉強会後にお世話になった先生、セミナーメンバーで食事にいきました^_^
永田先生、一緒に勉強した先生方、
ありがとうございました。

初めまして!

2015年04月02日

こんにちは!

初めまして。柴田優香と申します☺

 

去年の夏からアルバイトで働かせて頂いていましたが、無事に専門学校を卒業し、この春 正式に動物看護師として働かせて頂くことになりました!☺

 

飼い主様の心に寄り添える素敵な看護師になれるよう、一生懸命頑張ります!よろしくお願いします。

 

私の家では、猫ちゃんを3匹飼っています
みんな男の子で毎日仲良く元気に家中を走りまわっています(笑)

 

この子は ぽん です

地元の公園で出会い自転車のかごにいれて連れてきました。
手足が短く、片目は拾った時から見えていませんでしたが、元気いっぱいで1番のいたずらっ子で目が離せません。
猫とは思えないほどの運動神経の悪さです。

 

この子は りん です

真っ白の短毛で綺麗な水色の目をしています。
産まれてすぐ我が家にやってきました!
とても臆病な子で、近寄ってもすぐに逃げますが、かまってほしいときはさりげなく人の足にすり寄ってきてお腹をみせてきます。

 

そして最後に れお です

この子は、先ほどの りん と兄弟ですが
真っ黒の長毛で大柄な猫ちゃんです☺
ごはんが大好きで体重も7キロあり、
おデブちゃんですが、この子もいたずらっ子で、よく ぽん と追いかけっこをしてます。
みんな可愛くとても愛くるしいです。

 

そして昨日、初めて 皮膚科セミナー に参加させて頂きました!
内容は、皮膚糸状菌症の話でした。

 

とてもわかりやすく説明してくださり
学時代に教わったけどよくわからなかったことや初めて知ったことなどがあってとても勉強になりました!

機会があればまた参加したいと思います!
長くなりましたが、これからよろしくお願いします!

皮膚科勉強会✏️

2015年03月07日

こんにちは、獣医師の松井です。
皮膚科の勉強会に参加してしてきました。

今回のテーマは精神的要因による皮膚疾患です。
精神疾患で起こる皮膚の異常には身体疾患によるもの、環境による心因性、種による特徴が関与する内因性があります。

 

精神的問題が原因で皮膚疾患になる場合もありますが、逆に皮膚疾患によって精神的な異常を起こすこともあります。そのため、精神疾患の治療には、ライフイベントをしっかり把握して臨む必要があります。

 

身体に異常があるのか?環境中のストレッサーを取り除けば良いのか?種としてもっている行動が満たせているか?等々。この判断は飼い主の方々の情報が頼りです。

ワンちゃんで多いのは過剰ないしは一貫性のない干渉でしょうか?1人になると不安で身体を舐める子はよく見かけます。こうした子達にご飯をあげる以外は一切構わず、いないつもりで一週間生活し、舐める頻度が下がったり、なくなったりしたら、過干渉であったと言えます。

 

休日を利用して、久しぶりに乗馬をしてきました。手も足も体幹も、身体全体の声を聴き、馬の歩様を感じとり、互いに滑らかな動きが出来た時…自然と笑みがこぼれます。そこまで出来た事が何回あったか。今回はそれには程遠かったです(T_T)
もっと乗りたい