皮膚科勉強会✏️
2015年03月07日
こんにちは、獣医師の松井です。
皮膚科の勉強会に参加してしてきました。
今回のテーマは精神的要因による皮膚疾患です。
精神疾患で起こる皮膚の異常には身体疾患によるもの、環境による心因性、種による特徴が関与する内因性があります。
精神的問題が原因で皮膚疾患になる場合もありますが、逆に皮膚疾患によって精神的な異常を起こすこともあります。そのため、精神疾患の治療には、ライフイベントをしっかり把握して臨む必要があります。
身体に異常があるのか?環境中のストレッサーを取り除けば良いのか?種としてもっている行動が満たせているか?等々。この判断は飼い主の方々の情報が頼りです。
ワンちゃんで多いのは過剰ないしは一貫性のない干渉でしょうか?1人になると不安で身体を舐める子はよく見かけます。こうした子達にご飯をあげる以外は一切構わず、いないつもりで一週間生活し、舐める頻度が下がったり、なくなったりしたら、過干渉であったと言えます。
休日を利用して、久しぶりに乗馬をしてきました。手も足も体幹も、身体全体の声を聴き、馬の歩様を感じとり、互いに滑らかな動きが出来た時…自然と笑みがこぼれます。そこまで出来た事が何回あったか。今回はそれには程遠かったです(T_T)
もっと乗りたい