セミナー参加報告

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パピースタッフセミナー

2016年11月12日

こんにちは!看護師の菅野です。

先日パピーケアスタッフのセミナー第2回目を受講してきました!
今回のテーマは「犬の選び方とニーズ」についてです。
犬を飼うならどのようなポイントで選ぶかを学びました。

 

*自分に合った犬種を選ぶ。
どんな犬にも長所、短所はあります。それを理解した上で飼う事。
また飼う人の性格や体力、ライフスタイル、住環境、家族構成などに合わせて犬を選ぶ必要があります。

 

特定の犬種を飼うと決めている場合は、飼う目的もはっきりしておくが大切です。
例えばドックスポーツを一緒に楽しむ為に飼うのと室内でのんびりとした生活一緒に送る為に飼う犬では明らかに犬種選びも変わってきます。

他にも入手先、月齢、性別、親兄弟と離れた時期なども検討して下さい。

初めて犬を飼う、または2頭目を検討中の方など選ぶ時の参考にしてみて下さい。

 

 

最近のメイさん……
太ってるー>_<
モリモリ食べて可愛く丸くなっちゃいました(ー ー;)♡
いっぱい遊んで動いてダイエットしてもらいます!笑

臨床病理学セミナー

2016年11月11日

こんにちは。
獣医師の足立です。

 

暖房が必要な気温に下がってきましたね。
冬と言えば、スノーボード
スノーボードが楽しみな季節になってきました。
今年も行かねば。

 

先日、月一回の臨床病理学セミナーに参加してきました!今回の他院の発表では、珍しい症例がたくさんでした。その1つをご紹介しようと思います!

 

15歳の大型ミックス犬、上顎歯肉にできものができた症例です。ゆっくり拡大し、現在15㎝大まで大きくなっているとのことでした。今回はそのできものの細胞診でした。

 

紡錘形の細胞が多かったため、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーに多い線維肉腫が一番疑われるとのことでした。口の中にできた腫瘍であるため、今後ご飯が食べられなくなったり、呼吸がしにくくなる可能性もあるとのことでした。食事に関しては、頚部食道チューブの設置を勧められました。頚部食道チューブとは、首のあたりからチューブを入れて、そこから食事を入れるものになります。

 

食餌の管理も大切となってきます。ガンが好きな物を避け、ガンが嫌いな物で栄養を取れるのであれば、それがベストとなります。ガンが好きな物は、グルコースや炭水化物になります。ガンが嫌いな物は、脂肪酸(オメガ3、オメガ6)になります。つまり、ワンちゃんが食べてくれるのであれば、マグロのトロでもいいそうです!食餌の大切さを改めて感じました。


久々の登場、ロップイヤーのロッキーです。
もう10歳でいいおじいちゃんですが元気いっぱいです。


これは毛づくろいをしている。
写真だと可愛さが半減してしまいますが、うさぎの表情は本当に豊かで見ていて飽きません。
これからも元気で長生きしてね。

improve外科セミナー

2016年11月11日

こんばんは、Dr.須郷です。

 

今月も滋賀で行われた外科のセミナーに参加してきました。
今回は実習だったので、講義で習ったことを実際に練習しました!

 

具体的には
•様々な皮弁法(傷が大きく、通常の縫合では傷が閉じない時に使います)
•タイバック法(喉頭マヒを改善する手術)
•唾液腺切除術
•全耳道切除術(重度の外耳炎、中耳炎の子に対して行う手術)
•短頭種症候群に対する手術(ブルドッグ、フレンチブルドッグちゃんなどですぐに呼吸が苦しくなる子に対して行う手術)
を中心に学びました。

 

学んだことを活かして頑張って行きたいと思います!
無理やり手術を勧めることはしないので安心してくださいね。

眼科セミナー

2016年11月07日

こんにちは(^^)
獣医師の石井です。

 

今月も眼科のセミナーに行ってきました!
今回のテーマは、「点眼薬」でした。

 

点眼薬は、目の病気の治療の大部分に使用されます。
点眼薬には、1日1本使い切りのものや、液体と粉を混ぜて使うもの、軟膏タイプのものなどいろいろな種類があります。

 

薬ごとに冷蔵保存だったり、遮光保存だったりと保存方法が異なります。
処方された袋に入れて、書かれた通りに保存してくださいね!
また、点眼薬は、1回開けてしまうと1ヶ月から1ヶ月半しか効果が続かないので、それまでに使い切って頂くか、残ったものは、使わずに捨ててください。

 

点眼の方法のポイントとしては、
1人で行うときは、少し高い台の上などでやると、動きづらくなるそうです。
また、前から点眼すると嫌がることが多いので、後ろから近づけていき、目にさします。
目薬は、いっぱいさしてもほとんどが目から溢れ出てしまうため、1滴で充分です。
目から溢れた目薬は、そのままにしておくと、痒くなったりすることがあるため、コットンなどで優しく拭き取ってあげるといいそうです。

点眼のやり方など、わからないことがあれば、お気軽に相談してくださいね☆

 

先日、横浜に遊びに行ってきました(*^^*)
中華街でおいしいもの食べ歩きしたり、カップヌードルミュージアムで、オリジナルカップヌードルを作ったりして、楽しかったです^o^

ハロウィンだったので、あちこち仮装した人がいっぱいですごかったです(*_*)

院内麻酔セミナー

2016年10月27日

こんにちは、Dr.スゴウです。

数日前は喉の痛みがあり、このまま声がオネエになったらどうしようかと不安でしたが、喉の痛みが引いてホッとしています。

 

火曜日の夜に行われた麻酔セミナーで麻酔薬について勉強しました。今回は獣医師がよく用いる代表的な鎮痛薬、鎮静薬、麻酔薬について具体的な薬ごとにその特徴と注意点について勉強しました。

 

基本的にはそれぞれの薬に長所と短所がありますが、併用することで短所を打ち消すような使用法や、バランス麻酔といって複数の薬を併用することでそれぞれの使用量を減らし、より安全に麻酔がかかった状態を維持する方法についての内容でした。

麻酔セミナーも今回で三回目になりますが、毎回勉強になります。

学んだことを取り入れてより動物にやさしい麻酔を心がけたいと思います。

 

先日久しぶりに大好きな竹岡ラーメンを食べに行ってきました。今回は土日で混雑していたのでチャーシューメンが注文できず、大盛りラーメンになりました。初めて味濃いめにしましたがさらに醤油のパンチが効いてて美味しかったです。

歯科セミナー

2016年10月25日

こんにちは!
獣医師の足立です。
最近冷え込んできましたね。風邪気味の方が増えているので、みなさんお身体にはお気をつけくださいね。

 

先日、歯科セミナー第4回目に参加してきました!今回で最後の講義となります。今回のテーマは『抜歯の適応症と抜歯の実際』でした。

 

抜歯をしなくてはいけない時って、どういう時だと思いますか?抜かなくてはいけない歯もありますが、できれば残してあげたいですよね。抜歯が必要な場合は、

1)歯周疾患があり保存治療による回復が望めない歯
2)折れて神経も見えてしまっている歯
3)2/3以上が折れてしまっている歯
4)レントゲン検査で歯根に外部吸収がある歯
5)顎の骨折部にある歯周病のある歯
6)軟部組織を傷害する不正咬合歯
7)歯周病の発生リスクの高い歯
8)埋伏歯
9)変色歯
10)口内炎などの対症療法&外科処置後の不正咬合の緩和など

の10通りが適応となります。どれも歯・歯肉の状態、レントゲン検査によって判断します。

 

もう1つ、抜歯をしなくてもいいかの判断材料になるのが、飼い主様がどこまで歯のケアをできるか?になります。歯のケア、すなわち歯磨きになるのですが、前歯のみできるのか?奥の歯・内側もできるのか?によっても変わってきます。ワンちゃんがどこまで耐えられるか?にかかってるんですね!しっかり歯磨きができる子であれば、歯を温存することが可能となることもあります。人も一緒ですが、改めて歯磨きの大切さを感じました。

 

あとはワンちゃん自身の状態も大切です。歯の処置をしたあとは、基本的に半年ぐらいの間隔で麻酔下での歯の検診・処置をしてあげることがベストとなります!なので、心臓病を患っている子や麻酔のリスクが高い子に関しては、一度に全ての処置、すなわち抜歯の必要がある歯はすべて一度に抜いてあげた方が負担が少なく済みます。

 

抜歯が絶対必要か?抜歯した方がいいのか?総合的に判断していく必要があることを、今回のセミナーで改めて感じました。歯を守って美味しくご飯を食べ続けてもらうためには、やっぱり歯磨きが大切なんだなぁと身に染みて感じさせられました。歯の日常のケア、口臭・歯垢・歯石について、なにかありましたら、ぜひご相談ください。

先日、久々にスタバに寄ってきました。
お目当ての「ネクタリンピーチクリームフラッペチーノwithティーババロア」をいただいてきました。めちゃめちゃ美味しかったです。やっぱりピーチと名がつく物はハズレがないです。


患者様にいただいたバームクーヘン。
みんなで美味しくいただきました。
ニャンタちゃん、いつもありがとうございます。

眼科セミナー

2016年10月24日

こんにちは!
獣医師の石井です。

 

先日、月に1回行かせていただいている眼科のセミナーに行ってきました。

 

今回は、眼科の検査の流れを勉強してきました!

眼科の検査の流れは、禀告、眼科検査、散瞳処置、検査、評価・治療の順で進めていきます。

 

まず、禀告で、飼い主さんにお話を聞いていきます。
どんな症状なのか、いつからなのか、片方の眼だけなのか、今までどんな病気にかかったことがあるかなどを聞いていきます。

 

わんちゃんの場合、品種や毛色が大きなヒントにいるときなることがあります。
わんちゃんの眼の病気の多くは、遺伝性だと言われているため、ワンちゃんの種類やどこからお家に来たのかを知ることがすごく大切です。

また、毛色を決めているメラニンという色素がお腹の中にいるときに眼の発育に関わっていると言われているので、毛色も大切なヒントになります。

 

次に、検査をしています。
はじめに、目の周りを見ていきます。
目が大きくなっていたり、凹んだりしていないか、充血していないか、目ヤニの有無などを確認します。
目ヤニが出ていた場合は、目ヤニの色や性状も確認します。

 

次に、目がちゃんと見えているか、光に反応して瞳孔の大きさがちゃんと変わるかなどを確認します。

 

それから、前回勉強したような、涙の量
を調べる検査や、スリットランプ検査、眼圧検査、フルオレセイン染色検査などを進めていきます。

 

一通り検査をした後に、散瞳処置をして、スリットランプ検査や眼底検査をします。
散瞳させることで、瞳孔が大きくなるので、眼を隅々まで見ることができるようになります。

 

症状や検査結果などから診断結果し、治療を考えていきます。

眼の病気は早く見つけてあげるほど、できる治療の選択肢が広がります。
少しでも異変を感じたら、出来るだけ早く一度病院に連れてきてあげてくださいね(*^^*)

 

先日、私が飼っている猫ちゃんの去勢手術をしました!!
手術したら少しは大人しくなるかなーと期待しましたが、パワフルなままでした笑


ブログには初めて登場するあぽろです☆
パワフルすぎて困るときもありますが、甘えてくるところはとってもかわいくって、ついつい許しちゃいます笑(*^^*)

院内循環器セミナー

2016年10月17日

こんばんは。
獣医師の石井です。

 

最近は、寒くなってきて、秋らしくなってきましたね(^^)
食欲の秋ということで、おいしいものをいっぱい食べたいなーとわくわくしてます!

 

先日、循環器の先生に来ていただいて、院内で循環器のセミナーを行いました!

 

今回のテーマは、「肺高血圧症」でした。

肺高血圧症は、わんちゃんで、僧帽弁閉鎖不全症の次に多いと言われる病気です。
肺の血圧が上がることで、肺にうまく血液が回らなくなり、酸素が足りなくなってしまって、運動するとすぐ疲れてしまったり、失神してしまう病気です。
また、肺に血液が回りにくいことで、心臓の右側に負担がかかり、お腹や胸に水が貯まることもあります。

 

肺高血圧症の原因は、
①肺の血管自体の問題
②僧帽弁閉鎖不全症などの心臓の病気
③肺の病気や低酸素血症
④血栓塞栓症
⑤その他
の5つにわけられます。

 

診断は、心電図検査、レントゲン検査、超音波検査で行います。
心電図検査では、心拍が速くなっていないか、波形に異常がないかどうかなどをチェックします。
レントゲン検査では、肺の血管が太くなったり、蛇行していないか、心臓は大きくなっていないか肺水腫はないかなどを確認します。
超音波検査では、心臓が大きくなっていないか、肺の血管が太くなったり蛇行していないかで診断します。

 

確定診断は、肺動脈圧の測定が必要です。

肺動脈圧を測定する方法には、三尖弁逆流や肺動脈逆流の速度から求める方法と、右心室から肺動脈へ流れ出る血流の速度の波形から推定する方法があります。

 

治療は、失神など緊急の場合は、まずとにかく酸素をかがせます。
薬は、血管拡張薬や利尿薬を使用して、肺の血管の負担を少なくしていきます。

 

肺高血圧症は、命にも関わる怖い病気です。運動したがらなくなるなど、何か気になることがあれば、ぜひ早めに病院に連れてきてあげてくださいね(*^^*)

 

先日、東京に行く用事があったので、ついでにずっと食べたかったPABLOのチーズタルトを食べてきました!!

すっっごく美味しくて、幸せでした音符
流石に一人でホールを食べる勇気は出なかったので断念しましたが、機会があればホールのレアチーズタルトを食べにまた行きたいです。

整形外科セミナー

2016年10月17日

こんにちは、獣医師の松井です。
先日、整形外科セミナーに参加してきました✌️
今回はプレート固定の基本でした。
プレートは開放骨折(骨が皮膚を突き破っている骨折)の場合は使えません。

 

プレートには機能がいくつかあります。
1.圧迫プレート
骨折線が一つできっちり圧迫を加える時に使います。隙間をなるべく空けないようにします。

 

2.中和プレート
骨折線は別の方法で圧迫します。
これも骨折部分は隙間を空けないようにします。

 

3.架橋プレート
骨折箇所が粉々で骨に圧迫を加えられない時に使います。骨が砕けている場合、隙間は生じますが骨がきちんと架橋されていれば、間接的に癒合します。

 

今回、練習したのはLC-DCPプレートというプレートでした。
特殊な構造のホールが開いており、スクリューが捻じ込まれる際に骨を引き寄せます。
プレートは予め骨の形に合わせて曲げておく必要があります。正しい骨整復ができていないと、スクリューを入れる時に骨がズレますし、骨に穴を開けるわけですから、血流障害が起こらないかは常に経過観察しなければなりません。
ちなみにスクリューは折れた骨の片側2本(理想は3本)です。プレートの厚さは骨片部分・分類で異なります。

 

ベランダの紫式部が実をつけました。こうした植木に曲げをつけるのは整形外科のワイヤーと似てますね^ ^
今年は剪定を怠ってしまい、一部、枝が徒長してしまいましたが、ちゃんと秋を知らせてくれました。休日くらいしかちゃんと見れませんが季節を教えてくれるもの…身近にありました。

臨床病理セミナー

2016年10月12日

こんにちは、獣医師の松井です。
先日、月に一度の臨床病理セミナーがありました。

 

他院の先生が発表された中に、急性に リンパ球増加を認めた猫ちゃんがいました。
リンパ球は骨髄で作られ末梢血管へでてきます。血中に異常なリンパ球が見られたことから、リンパ腫のstage 5という進行した状態が疑われました。

リンパ球は骨髄由来ですが、リンパ節、脾臓などにも存在します。
骨髄原発かは他の赤血球や白血球など同じ様に骨髄で作られる血球成分を評価して行います。

今回は赤血球の状態を評価したところ、骨髄が原因ではなく、脾臓などで壊されている可能性が高いことからこちらが原発なのではと判断されました。
主に細胞の形を見て行う病理診断、なかなか難しいです。

 

1日、病院内にいると季節感が薄れることがあります。コンビニなどで秋限定などを見ると、もうそんな時期か〜って感じになりました。