眼科セミナー
2016年09月08日
こんにちは!
獣医師の石井です。
先月から行かせていただいている眼科のセミナーに行ってきました!
今回は、眼科の検査で使う器具について勉強してきました。
①ペンライト
目の周りをみたり、光を当てたときにちゃんと瞳孔が小さくなるかなどを確認します。
②シルマーティアテスト
試験紙を瞼に挟んで、涙の量を測る検査です。ドライアイがないかどうかが分かります。ネコちゃんでは、緊張で涙が出ないこともあります。
③フルオレセイン染色
角膜に傷があるか調べる検査です。傷があると、傷の部分が緑色に染まります。
また、この染色液を使って、涙がちゃんと瞼の内側から吸収されているか、涙が眼全体に行き渡っているかを調べることもできます。
④眼圧検査
目の中の圧力を測る検査です。緑内障があると、眼圧が上がります。
⑥眼底検査
レンズとライトを使って、目の底の網膜を調べる検査です。網膜の視神経や血管に異常がないかどうか確認します。
⑦スリットランプ検査
細い光を当てて、眼の断面を観察できる検査です。
他にも超音波検査、網膜電位検査など、様々な検査があります。
こういった様々な検査を組み合わせて、眼の病気を診断していきます。
眼の病気は早く見つかれば見つかるほど、進行を遅らせたり、治療の選択肢も増えるので、気軽にご相談くださいね!
公開してからだいぶ日にちが経ってしまいましたが、先日、「ペット」を観てきました(^o^)
お留守番の間に、本当にあんなことしてたら面白いですよね。
そして、飼い主さんの帰ってきたときの嬉しそうな様子に、私も帰ったらいっぱい遊んであげなきゃ!って思いました。