麻酔科
2023年06月29日
こんにちは!看護スタッフの渡辺です。
本日はVES代表の石塚先生による麻酔セミナーについてです。
1年目の看護スタッフが入社したということもあり、当院で使用している麻酔薬や薬の作用、効果についてお話しいただきました!
全身麻酔を行うポイントは意識管理、疼痛管理、筋弛緩。
血圧や心拍に応じ使用する麻酔薬が異なります。
プロポフォール、アルファキサロン、吸入麻酔のイソフルラン。これらの薬は意識を遮断する効果があります。
イソフルランには筋弛緩の役割もあります。
簡単に言うと「あれ、起きたら全部終わってたぞ?」という薬です。
疼痛管理に用いるフェンタニル、ブトルファノール、ブプレノルフィンを使用する事で術中、術後の痛みを管理することが出来ます。
局所麻酔のリドカイン、マーカインも使用します。
局所麻酔を使用することで大脳に届く痛い!という信号を無くす効果があります。
その他では心拍数を上げるアトロピン。
心臓の収縮を上げ、血管も収縮させる効果のあるエフェドリン。
各薬をそれぞれの状況の応じて使い分け、心拍や血圧管理を行っています。
手術を行う上で欠かせない麻酔。
月に1回麻酔のスペシャリスト、石塚先生が麻酔管理を行っておりますので高齢や疾患がある、腎臓があまり・・・麻酔自体が不安。と困っている方は1度当院へ御相談ください。