セミナー参加報告

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皮膚科セミナー

2021年12月15日

こんにちは!獣医師の市川です!

今月も皮膚科セミナーに参加しました!

今回のテーマは「皮膚炎💥」ということで、前回のテーマであった感染症との鑑別のために必要な疾患群について勉強しました。

感染症も皮膚炎も皮膚に炎症が起こる可能性がありますが、感染症が動的な剥奪病変と表現できる一方で、皮膚炎は静的な炎症病変と表現されるほど、経過を見た時の広がりに関して大きな違いがあります。

皮膚炎の疾患としては、アレルギーによるもの、アトピー体質によるもの、脂漏体質によるものに大きく分類され、それぞれが異なった特徴を有します。中でもアレルギーに関しては経過や症状の発症時期などからおおよその分類ができるため飼い主様からの経過のお話がとても大事だと感じました。

減ってはいるものの冬になってもやはり多い皮膚疾患をしっかり診断治療できるよう精進したいです。

 

画像診断セミナー(実習編)

2021年12月13日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

もうすぐクリスマスですね🎄

クリスマスシーズンになると誤食トラブルがふえます。皆さん気をつけてくださいね!

 

さて、先日画像診断セミナーの実習を行いました。

今回のテーマは超音波ガイド細胞診です。

体の中に異常を発見した場合、超音波だけでは基本的にそれが良性か悪性か区別がつきません。

そのため、その病変に対して細胞診を行い、細胞を確認することで診断をつけます。超音波ガイド細胞診は麻酔を必要とせず、診断に繋げられるため、動物の負担を減らすことができるとても良い方法です。

しかし、動く動物の体の中の数センチの病変を検査することは容易ではなく、熟練した技術が必要となります。

もちろん、実際の動物で練習するわけにもいかないので、今回はフルーツゼリーを用いて練習を行いました!

動物と同じとはいかないですが、ゼリーの中の奥のパイナップル🍍に針を刺すにはどうすればいいのか?など、考えながら、とても良い実習になりました。

 

少しでも動物の負担を軽くすることができるよう、日々練習したいと思います!

画像診断セミナー

2021年12月10日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

寒い日が多くなってきました。

皆さん冬支度はお済ませですか?

私は先日、車のタイヤをスタッドレスに変えてきました!

雪が降るかはわかりませんが、いざっていうときに慌てないために何事も準備が肝心ですね。

 

さて、先日画像診断のオンラインセミナーに参加してきました。

今回のテーマは、「消化器疾患の画像診断」です。

消化器疾患の中でも特に、小腸を中心に多数の病気や動画を交えて解説をしていただきました。

小腸の病気は、多くの場合慢性的な嘔吐や下痢が症状として認められます。

小腸は非常に長く、病気が存在する場所が小さいこともあるため、見逃さないように検査するためには、

・絶食、絶水

・排尿、排便を済ませる

・毛を刈る

などの事前準備が大切です。

また、超音波検査で見つかった異常が、悪性腫瘍なのか、炎症反応なのか、正常所見なのか?

は、重なり合う部分もあるため、確定診断には内視鏡検査が必要になることが多いです。

しかし、麻酔をかけなくても検査が可能な超音波検査で病気が推測できたり、

病気のある場所が特定できることで、次の検査(内視鏡か、手術か、内科治療か)の道筋を立てられることが多いため、

非常に有用です。

当院でも治りが悪い下痢や嘔吐、食欲不振の場合、積極的に超音波検査を推奨しています。

なにかお困りのことがあれば、遠慮なくお申し付けください。

臨床病理症例検討会

2021年12月09日

こんにちは!獣医師の市川です!

今回も臨床病理の症例検討会に参加してまいりました。

普段診断治療していく上で判断に苦しむことも度々ありますが、専門医の先生のご教授の元、直接方針に関してのご相談ができるのはありがたいなと感じました。

今回学んだことを活かせるよう精進致します。

こいぬこねこ教育アドバイザー③

2021年12月07日

看護師の渡辺です!

 

今回もこいぬこねこ教育アドバイザーのセミナーを受講しました🐶🐱

前回はニーズについてのお話しがあったのですが3回目はその延長線で環境とそれに起因する問題行動についてでした。

さまざまなロケーションで出てきやすい問題行動や家では出ないけどお出かけすると出る問題行動。

 

そもそも問題行動と私達は言っているけどその子にとっては問題行動ではなく自分を守るための通常の行動ではないか?

たしかに私達目線での問題行動は自分達が不利になる行動という印象ですよね。

 

わんちゃんやねこちゃん達とうまく過ごしていくには様々な行動への理解と強制ではなく誘導が大切なのだと再確認できました!

 

また違った視点でのセミナーが聞けて楽しかったです😌😌

 

 

 

VETS ACADEMY 外科看護コース

2021年12月05日

こんにちは、看護師の松下です。

先日、VETS ACADEMYさんが主催しているセミナーの外科看護コースを受講しました。

今回は手術器具の種類と用途について学びました。飼い主様が手術の現場を見ることはほとんどないと思いますが、実に様々な器具が用いられています。例えば、皮膚を切るメスや組織を把持する鉗子、組織を切断する剪刀などがあります。また、鉗子の中でもどの組織を把持するかによって使う種類が変わってきます。

このように器具にはたくさんの種類があり、それぞれ目的別に作られているので、手術に携わる獣医師や看護師はきちんと頭に入れておかなければなりません。

私は1年目ですが、少しずつ手術にも入るようになってきたので、今回のセミナーで学んだことを頭に入れて臨みたいと思います。

腎泌尿器セミナー

2021年12月04日

こんにちは!獣医師の市川です!

今月よりオンラインでの腎泌尿器セミナーに参加させて頂きます。

第一回目のテーマは「AKI(急性腎障害)/CKD(慢性腎臓病)」で、特にAKIの病態やグレードの分類などについて学びました。

獣医療において腎臓病の診断治療においては、IRISという団体がガイドラインを作成しており、今回はそのガイドラインに加えて最新の情報を教えて頂きました。

AKIは数時間から数日での急性の乏尿および無尿兆候を主徴とする腎臓の病気になります。

従来では腎前性、腎性、腎後性の3つの原因が分類されており、最近では治療への反応性の違いや腎臓病における経過からこの分類における捉え方が変化しつつあることを教えていただきました。

ヒトではAKIにおけるステージ分類が確立されていますが、獣医領では未発達な部分も多く、予後との直接的な結びつきが弱いことが現状です。

しかし、その中でも診断に有用な検査項目や予後予測に関する論文上のデータに関して今回学べました。

第二回までに教えていただいたCKDの参考資料を熟読しようと思います!!

12月 接遇セミナー

2021年12月03日

 

こんばんは!看護師の中山です!

先日、接遇セミナーを受講しました。

今回の内容は『ユニバーサル接遇マナー』でした。身体に不自由がある方が来院された時の案内の仕方についてご指導頂きました。

 

相手に合わせて話し方や声の大きさ、話す言葉の表現の仕方などを変えていく必要があります。

実際に相手に合わせているつもりでもまだまだできていない事も多いのだなと思いました。

 

当院では年々来院数も増加し、様々な世代の方にご来院頂いています。

病院では受付から診察、そして会計をしてお帰り頂くまで比較的長い時間を病院内で過ごすことになります🐶

 

どのような方でも気持ちよく院内で過ごしてもらえるように頑張っていきたいです!

何かお困りのことやお気づきの点がありましたら遠慮なくスタッフにお声がけ下さい✨

 

 

 

 

 

 

 

JAHAシニアケア講座第2回

2021年12月03日

こんにちは、看護師の松下です。

先日、JAHA主催のシニアケア講座を受けました。今回のテーマは「動物のがんとその治療について理解しよう!」でした。

人間と同じように、動物も獣医療の進歩により高齢化が進んでいます。がんは高齢になるほど発症率が上がる病気です。がんの中でも悪性のものは他の部位への転移や成長速度が速いことが特徴で、致命的になり得ます。

がんの原因としては遺伝、紫外線、ホルモン、感染症などがあります。不妊手術や適正体重を保つこと、栄養バランスの良い食事はがんの予防になりますが、全てのがんを防ぐ事は難しいのが実情です。そのため、健康診断などによる早期発見・早期治療が重要となります。がんの治療法はいくつかあり、外科手術や、放射線療法、抗がん剤などがあります。これらはがんの種類や進行度によって適切な治療法が選択されます。

私自身も実家の犬が高齢なので身近に感じ、とても勉強になりました。次回のセミナーも楽しみです。

眼科セミナー

2021年11月28日

こんばんは、獣医師の井上です!

先日、眼科専門医の小林先生による眼科セミナーを受けてきました。コロナの影響もあり、前回のセミナーから半年ぶりでした。

今回は検査器具の正しく詳しい使い方を学びました。色々な病院の勤務医から院長先生まで受講してることもあって、内容も広く深い内容です。

さらに、眼科専門病院の実際の器具の使い方や飼い主様への説明内容など指導もありました。

動物の眼科といえば、専門性が高く、苦手な獣医師が多い中で、しっかりと基礎から応用まで教えていただけるのはとても幸せでした。

学んだことを生かして実際の診療でも大切なワンちゃんやネコちゃんの眼に起こる病気の早期発見に役立てていきたいと思います!