皮膚科セミナー
2021年12月15日
こんにちは!獣医師の市川です!
今月も皮膚科セミナーに参加しました!
今回のテーマは「皮膚炎💥」ということで、前回のテーマであった感染症との鑑別のために必要な疾患群について勉強しました。
感染症も皮膚炎も皮膚に炎症が起こる可能性がありますが、感染症が動的な剥奪病変と表現できる一方で、皮膚炎は静的な炎症病変と表現されるほど、経過を見た時の広がりに関して大きな違いがあります。
皮膚炎の疾患としては、アレルギーによるもの、アトピー体質によるもの、脂漏体質によるものに大きく分類され、それぞれが異なった特徴を有します。中でもアレルギーに関しては経過や症状の発症時期などからおおよその分類ができるため飼い主様からの経過のお話がとても大事だと感じました。
減ってはいるものの冬になってもやはり多い皮膚疾患をしっかり診断治療できるよう精進したいです。