セミナー参加報告

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臨床病理症例検討会

2021年12月09日

こんにちは!獣医師の市川です!

今回も臨床病理の症例検討会に参加してまいりました。

普段診断治療していく上で判断に苦しむことも度々ありますが、専門医の先生のご教授の元、直接方針に関してのご相談ができるのはありがたいなと感じました。

今回学んだことを活かせるよう精進致します。

こいぬこねこ教育アドバイザー③

2021年12月07日

看護師の渡辺です!

 

今回もこいぬこねこ教育アドバイザーのセミナーを受講しました🐶🐱

前回はニーズについてのお話しがあったのですが3回目はその延長線で環境とそれに起因する問題行動についてでした。

さまざまなロケーションで出てきやすい問題行動や家では出ないけどお出かけすると出る問題行動。

 

そもそも問題行動と私達は言っているけどその子にとっては問題行動ではなく自分を守るための通常の行動ではないか?

たしかに私達目線での問題行動は自分達が不利になる行動という印象ですよね。

 

わんちゃんやねこちゃん達とうまく過ごしていくには様々な行動への理解と強制ではなく誘導が大切なのだと再確認できました!

 

また違った視点でのセミナーが聞けて楽しかったです😌😌

 

 

 

VETS ACADEMY 外科看護コース

2021年12月05日

こんにちは、看護師の松下です。

先日、VETS ACADEMYさんが主催しているセミナーの外科看護コースを受講しました。

今回は手術器具の種類と用途について学びました。飼い主様が手術の現場を見ることはほとんどないと思いますが、実に様々な器具が用いられています。例えば、皮膚を切るメスや組織を把持する鉗子、組織を切断する剪刀などがあります。また、鉗子の中でもどの組織を把持するかによって使う種類が変わってきます。

このように器具にはたくさんの種類があり、それぞれ目的別に作られているので、手術に携わる獣医師や看護師はきちんと頭に入れておかなければなりません。

私は1年目ですが、少しずつ手術にも入るようになってきたので、今回のセミナーで学んだことを頭に入れて臨みたいと思います。

腎泌尿器セミナー

2021年12月04日

こんにちは!獣医師の市川です!

今月よりオンラインでの腎泌尿器セミナーに参加させて頂きます。

第一回目のテーマは「AKI(急性腎障害)/CKD(慢性腎臓病)」で、特にAKIの病態やグレードの分類などについて学びました。

獣医療において腎臓病の診断治療においては、IRISという団体がガイドラインを作成しており、今回はそのガイドラインに加えて最新の情報を教えて頂きました。

AKIは数時間から数日での急性の乏尿および無尿兆候を主徴とする腎臓の病気になります。

従来では腎前性、腎性、腎後性の3つの原因が分類されており、最近では治療への反応性の違いや腎臓病における経過からこの分類における捉え方が変化しつつあることを教えていただきました。

ヒトではAKIにおけるステージ分類が確立されていますが、獣医領では未発達な部分も多く、予後との直接的な結びつきが弱いことが現状です。

しかし、その中でも診断に有用な検査項目や予後予測に関する論文上のデータに関して今回学べました。

第二回までに教えていただいたCKDの参考資料を熟読しようと思います!!

12月 接遇セミナー

2021年12月03日

 

こんばんは!看護師の中山です!

先日、接遇セミナーを受講しました。

今回の内容は『ユニバーサル接遇マナー』でした。身体に不自由がある方が来院された時の案内の仕方についてご指導頂きました。

 

相手に合わせて話し方や声の大きさ、話す言葉の表現の仕方などを変えていく必要があります。

実際に相手に合わせているつもりでもまだまだできていない事も多いのだなと思いました。

 

当院では年々来院数も増加し、様々な世代の方にご来院頂いています。

病院では受付から診察、そして会計をしてお帰り頂くまで比較的長い時間を病院内で過ごすことになります🐶

 

どのような方でも気持ちよく院内で過ごしてもらえるように頑張っていきたいです!

何かお困りのことやお気づきの点がありましたら遠慮なくスタッフにお声がけ下さい✨

 

 

 

 

 

 

 

JAHAシニアケア講座第2回

2021年12月03日

こんにちは、看護師の松下です。

先日、JAHA主催のシニアケア講座を受けました。今回のテーマは「動物のがんとその治療について理解しよう!」でした。

人間と同じように、動物も獣医療の進歩により高齢化が進んでいます。がんは高齢になるほど発症率が上がる病気です。がんの中でも悪性のものは他の部位への転移や成長速度が速いことが特徴で、致命的になり得ます。

がんの原因としては遺伝、紫外線、ホルモン、感染症などがあります。不妊手術や適正体重を保つこと、栄養バランスの良い食事はがんの予防になりますが、全てのがんを防ぐ事は難しいのが実情です。そのため、健康診断などによる早期発見・早期治療が重要となります。がんの治療法はいくつかあり、外科手術や、放射線療法、抗がん剤などがあります。これらはがんの種類や進行度によって適切な治療法が選択されます。

私自身も実家の犬が高齢なので身近に感じ、とても勉強になりました。次回のセミナーも楽しみです。

眼科セミナー

2021年11月28日

こんばんは、獣医師の井上です!

先日、眼科専門医の小林先生による眼科セミナーを受けてきました。コロナの影響もあり、前回のセミナーから半年ぶりでした。

今回は検査器具の正しく詳しい使い方を学びました。色々な病院の勤務医から院長先生まで受講してることもあって、内容も広く深い内容です。

さらに、眼科専門病院の実際の器具の使い方や飼い主様への説明内容など指導もありました。

動物の眼科といえば、専門性が高く、苦手な獣医師が多い中で、しっかりと基礎から応用まで教えていただけるのはとても幸せでした。

学んだことを生かして実際の診療でも大切なワンちゃんやネコちゃんの眼に起こる病気の早期発見に役立てていきたいと思います!

整形外科セミナー

2021年11月27日

こんにちは!

獣医師の石井です。

先日、VOAの整形外科セミナーを受講しました。

今回のテーマは、股関節疾患でした。

わんちゃんに多く見られる股関節疾患には、股関節形成不全、脱臼、レッグペルテスがあります。

股関節形成不全は、遺伝や環境が要因であるといわれています。

症状や歩き方、レントゲン検査で診断します。

症状は3つのタイプに分けられます。

一才前後までにみられる、股関節がうまく形成されないことで、股関節が不安定になり、痛みがでる時期。

不安定さを周りの組織がおぎなうことで、無症状の時期。

高齢になってくると、関節の変形が起き、関節炎が見られる時期。

の3つに分かれます。

股関節脱臼は、外傷や形成不全、年齢による靭帯の緩みなどが要因といわれており、頭背側方向への脱臼が多くみられます。

レッグペルテス病は、大腿骨の頭の部分にうまく血流がいかずに壊死してしまう病気で、1歳前後の小型犬に多い病気です。

股関節の病気の手術には、大腿骨頭切除術があります。

痛みのある骨の頭の部分をとってあげることで、痛みをとってあげることが目的です。

股関節疾患は、よくみられる病気なので、きちんと診断、治療できるようにしっかり勉強したいとおもいます。

CT院内セミナー

2021年11月25日

こんにちは😃獣医師の足立です🐰

 

先日、画像診断医の嶋崎先生によるCTセミナーを受講しました。今回は、消化器✨食道・胃・小腸・大腸のCT検査の撮影時の注意点、読影の仕方を学びました。

 

消化器は、炎症や腫瘍の区別がしにくいため、他の検査の内視鏡検査や超音波検査の結果も踏まえた上で診断していくことが大切だとのことでした。読影の仕方を学んだ際も、消化器は炎症と腫瘍との区別がしにくく、症状の聴取や超音波検査など一般的に行わさせていただいている診察でのデータが大切だと実感しました。また見落としがないように食道から大腸までの走行を追って読影するのですが、これが大変!腸は全長が長い上、お腹の中を上下左右くねくねと存在しているため、これを追っていくには鍛錬が必要だと感じました。

 

消化器のCT検査で最も有用なことは、急性腹症(イレウス)の診断です!いわゆる緊急手術が必要となるのか?の判断です。イレウスには、腸の詰まりがあるタイプと詰まりがないタイプとあります。腸の詰まりがあり、なおかつ血行障害がある場合は緊急手術の対象となります。超音波検査だけではなかなか判断がつけにくいのですが、CT検査では一発でその判断ができます。

 

今日習ったことを取得し、CT画像をより詳しく読影していきたいと思います。

画像診断セミナー

2021年11月24日

こんにちは、Dr.スゴウです。

先日画像診断のセミナーがありました。

今回は前回に続き肺の画像診断でした。特に猫の肺について詳しく学びました。

前回は犬の肺の異常について学び、肺炎、心臓病からの肺水腫など画像からある程度判断が可能なケースが多かったです。

今回は猫… 実は…猫の肺の異常は画像のみでは判断が難しいです。

猫はそれぞれの病気に対して特徴的な画像の所見がなく、様々な見え方があり、病気を確定するためには画像検査以外に血液検査、組織検査、治療に対する反応などの結果を踏まえて総合的に判断します。

詳しく言うと肺炎などの炎症、心臓病からの肺水腫、肺の腫瘍、肉芽腫の可能性を並行して考えて診断、治療を行っていきます。