救急セミナー
2020年11月22日
こんばんは、Dr.スゴウです。木曜日の夜に救急医療のセミナーがありました。
今回は頻脈の症例についてでした。頻脈とは通常の心拍数よりも心拍数が多い状態で様々な原因で起こります。全身性に炎症反応が起きたり、体腔内での出血が起きたりが原因で血圧が維持できなくなると心拍を早めて血液循環を維持しようとします。また、心拍のリズムを司る部位に異常があるとリズムが異常に早くなる頻脈性の不整脈が生じます。心拍数は一定の多さまでは循環の改善につながりますが、多くなりすぎると心臓のポンプとしての機能が果たせなくなりさらなる状態の悪化や失神などのリスクが出てくるため改善する必要が出てきます。
頻脈になっているのが全身状態の悪化からであればその原因となる病態を治療する事で頻脈は改善します。一方で頻脈性不整脈の場合は抗不整脈薬を用いて不整脈そのものの治療を行わなければ改善しません。
その子がどんな病態で頻脈になっているかの診断が最も重要になるので、その子の身体検査に加えて血液、画像検査など色々な検査を行い体の状態を把握する事が必要になります。