セミナー参加報告

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整形外科セミナー

2018年04月15日

こんにちは。看護師の田村です。

 

先日整形外科セミナーに参加させていただきました。

今回は骨折についての内容で、骨の解剖や治療の講義を受け、実習で骨折の手術時に使う道具の組み立てや洗浄方法など取り扱いについて学びました。

模型を使っての実習も行いとても貴重な経験をすることができました。

臨床病理学セミナー

2018年04月11日

獣医師の足立です。

 

新年度が始まりましたね!

予防で来られる方も増えているので、ぜひweb受付をご活用くださいね。

 

臨床病理学セミナーに参加してきました!

猫ちゃんの足のデキモノが実は肺の腫瘍の転移でした。かなり珍しいのですが、小さな変化でも何か変だなと思う時は病院にいらしてくださいね!

腫瘍科研修

2018年04月11日

こんばんは!獣医師の石井です。

 

先日、腫瘍科の研修に行ってきました!
頭に硬いできものがある子が来院され、細胞診やCTの検査の結果骨や軟骨の悪性腫瘍が疑われました。まだ小さいので手術で取ることが出来そうです。
できものを小さいうちに発見するためにも普段からのスキンシップが大切です。

獣医循環器セミナー in 福岡

2018年03月30日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

 

だいぶ春らしくなってきました。
桜もきれいですし
温かくなってきて、過ごしやすい季節ですね。

 

北海道にいたころは、春がとても短くて、寂しかったのを覚えていますが、
千葉ではもう少し、この気候が続いてくれるといいなぁと思っています。
3月はセミナーなどで大忙しで、ご迷惑をおかけしました。

 

先日、福岡で開催された獣医循環器セミナーに参加してきました。
今回で4回目の循環器セミナーですが、
循環器医薬品メーカーが主催してくださっているセミナーで、
毎回、まだ論文化されていないような最新の情報を交換することのできるとても良い機会になっています。

光栄なことに第2回から3回連続でご招待をいただいて参加させていただいているのですが、
名古屋→札幌→福岡と来ていて、
次回は神戸あたりの開催予定とのことでした。
日本の著名な循環器医の方々ばかりの少人数制セミナーなので毎度とても緊張しますが、
今回は、そこで議題に上がったお話を少しさせていただきます。

 

今から2年ほど前に
EPIC studyと言われる獣医の心臓病界を揺るがす大きな論文が公開されました。
それまで、心臓病(弁膜症)は症状が出てから積極的に治療する。
というのが、主な治療方法で、
症状が出る前から治療した場合の明らかな延命効果が示されていませんでした。
しかし、ピモベンダンという薬をより早期に投薬することで、
心不全の発症を15か月または、60%も延長することができる。
という報告が発表されました。それこそがEPIC studyです!
犬を300頭以上調べた獣医の中ではとても大きな世界的な研究であったために、
心臓病の治療は転換期を迎えたといっても過言ではありませんでした。

 

今回のセミナーではその続編にあたる
EPICⅡという報告の発表でした。
簡単にお話すると、ではピモベンダンの何がそこまで心臓にとってプラスにはたらくのか?
というはなしです。

そして、その結果も簡単にお話すると、
「心臓を小さくする効果」がピモベンダンの有効性である。
という報告でした。心臓が病気の進行に伴って大きくなることで、だんだん心臓が大きくなります。

 

大きくなった心臓が、肺や気管支を圧迫することで、咳が出たり、肺に水が溜まったりします。
ピモベンダンの作用により、心臓の収縮力が上がると、心臓が少し小さくなります。
小さくなった心臓は、いままでよりも無理をしないで全身に血液を送ることができます。
その分、心臓の機能が長く維持できる。というわけです。
もちろん、薬の効果には左右差があるので、
同じ薬を飲んでも、「しっかりと小さくなる子」「そうでもない子」がいます。
当然、しっかりと小さくなる子の方が、心不全になりにくいということが予想されています。

ただし、薬を飲む前から、「小さくなりそうか?」
を予測することは現時点では難しいようです。
今後の研究次第ではっきりしてくる可能性もあるので、今後の研究を待ちたいと思います。

 

しかし、どんな子でも、心臓病であれば薬を飲むと寿命が延びるか?
という質問の答えは「No」です。

どんなにいい薬もしっかりと診察させていただいて、必要な子にあげないと、
ただの毒になってしまいます。
心臓病の薬や治療は、必ず獣医師に相談してくださいね。
福岡にいく途中の飛行機できれいな富士山をみました。

普段は通路側に座ることが多いのですが、
今回は、窓側をとっていただいていたので、きれいに見ることができました。
上からみる富士山もやっぱり雄大ですね。

インプルーブ整形外科セミナー

2018年03月30日

こんにちは、Dr.スゴウです。
今月から2、3ヶ月に一度滋賀で開催されている整形外科のセミナーと実習に院長と一緒に参加して勉強していくことになりました。
今後は勉強したことを日々の診療に役立てて皆様の不安を取り除くことが出来るようになれればと思います。

 

今回は膝関節の疾患についての講義と実習でした。
前十字靭帯断裂に対する色々な手術方法や膝蓋骨脱臼(膝のお皿の脱臼)に対する治療法についてでした。参加している先生方は整形外科の得意な先生が多く、多くの事を教えて頂けるのでとても勉強になります。

 

定期的な研修のため診察に穴をあけて皆様にご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

 

先日院内で拡大鏡と顕微鏡を使った手術の実習がありました。
両方とも術野を拡大して細かい場所の手術を行うための道具ですが、顕微鏡は血管同士の吻合(繋ぎ合わせる事)や尿管の手術によく使用します。拡大鏡は日々の一般的な手術の時に用いることでより丁寧で細かい手技を実施することが出来ます。

 

写真は人工的な血管を拡大鏡を使って吻合を行っているところです。
血管の直径が2~3mmしかないのでとても難しく、細かい作業です。
みんな真剣に実習してますが、傍から見ると怪しい集団ですよね。

眼科セミナー

2018年03月27日

こんにちは、獣医師の森本です!

先日、眼科のセミナーに行ってきました。
今回は網膜の疾患について学んできました。
その中でも「進行性網膜萎縮(PRA)」という病気について紹介したいと思います。

 

〈網膜とは〉
眼の底に膜状に広がっている組織で、色や光を感じる細胞が多く存在するところで、カメラでいうフィルムの役割を果たします。

 

〈進行性網膜萎縮(PRA)とは〉
網膜に存在する光を感じる細胞に異常が生じて、徐々に網膜が萎縮し、視覚に異常が出て、最終的には見えなくなってしまう病気です。原因は遺伝性で、ミニチュアダックス、プードル、シーズーなどの犬種が好発犬種としてあげられます。
元々、犬は暗くても視覚が確保できる構造を眼に持っていますが、この病気によってその構造がうまく機能しなくなり、暗いところで物が見づらくなるといった症状がみられます。

 

〈検査〉
眼の底をみることで、網膜の血管が細くなっていたり、タペタムと言われる光を反射して視神経に情報を伝えるところが異常に反射していたりといった所見を確認することで診断します。

 

〈治療〉

残念ながらこの病気に対する特効薬は無いと言われています。
しかし、病気の初期から抗酸化剤のサプリメントを飲むことで進行を遅らせることができるとも言われています。
また、この病気に続発して白内障も発生するので、白内障に対する治療も必要になってきます。

 

〈予防〉
最近、夕方や夜の散歩に行きたがらないなどの症状が見られたら早めに病院来ていただき検査を行い、早期発見することで進行を遅らせることができるかもしれません。
また、そのような症状が無くても好発犬種の子達は定期的に検診をすることをオススメします‼︎
先日、柏のラーメン屋さん探訪をしてきました!

 

今回は「武士道」というラーメン屋さんに行ってきました。
濃厚な鶏白湯系のラーメンで呑んだ後のシメにこってりが欲しい人には最高だと思います。

デンタルセミナー(ステップアップ編)

2018年03月25日

みなさんこんにちは!看護師の佐藤です。

 

先日、院内で飼い主様向けセミナーを開催致しました。
前回のデンタルセミナー(入門編)に引き続き、今回はさらに進んだステップアップ編ということで実際に歯ブラシを使った歯磨きの練習をしました。

前回のデンタルセミナー(入門編)でお世話になったビルバックジャパンの社員さんに今回もご協力頂いて、歯周病についてのお話をしていただきました。

 

お話が終わった後、いよいよわんちゃんと一緒に実践です!・

 

歯ブラシを使う前にウォーミングアップとして歯磨きペーストを指につけてお口周りを触る練習をしてから歯ブラシを使って歯磨きをしました爆笑
やっぱり歯ブラシを使った歯磨きは難しいですね。みなさんもわんちゃんも熱心に取り組んで下さり、だんだんと歯磨きができるようになりました!

今回のデンタルセミナーを担当させていただいて、歯についてや歯磨きについてわたし自身もとても勉強になりました。
参加してくださった方ありがとうございました。

 

来月の飼い主様向けセミナーは「愛犬・愛猫となかがくいっしょにいるためには」です4月26日におこないますので、参加希望の方はぜひお越しください。
事前参加登録が必要となりますので、病院の受付にお声掛け下さい!(お電話でも承っております)

 

前回も今回も頑張ってくれた愛犬のクロムの歯磨き中の写真です。

皮膚科セミナー

2018年03月12日

みなさんこんにちは!
看護師の角川です!

 

今回は先日行われました皮膚科セミナーについて触れようと思います〜

 

今回の題材はニキビダニ。
別名アカラスやデモデックス、毛包虫と呼び名が様々で皮膚上に常在しているダニです。これは人の肌にもいます!!
普段は穏やかに過ごしているのですが、宿主の免疫低下をきっかけに増殖し、症状に繋がります。

 

このニキビダニ症は生後2歳までの子は治る確率が高いのですが、中高齢の子がなるとほかの病気を併発していることが多いので治りが悪いのです・・・(´・ω・`)

 

ニキビダニ症の主な症状は、四肢や背中などの発疹やふけ、そして痒みです。
皮膚環境が悪化しているためほかの皮膚病(アトピーや細菌感染等々・・・)を併発していることも多いので、別途治療がいることもしばしば

診断はいくつか方法があるのですが、よく行われるのはニキビダニがいるであろう皮膚を削ってとれたものを顕微鏡で見る検査です(掻爬検査)

 

そしてニキビダニを駆虫するには
皆さんフィラリア症でおなじみ
イベルメックにはいっているイベルメクチンなどの予防薬にもはいっているお薬を使います。
治療で使う場合予防薬の数十倍の量を頻回つかうので、予防薬で毎月飲んでいるとはいえニキビダニ症の予防にはならないのです・・・

 

人間の顔にもいるニキビダニ。
種を超えて移ったりはしないのですが、
あのような虫が毛穴に潜んでいると思うとゾッとしますよね・・・

 

最近は暖かくなって花粉が猛威を奮っています・・・日々の体調管理に気をつけてください!!

 

皮膚科セミナーの翌日?新しい子を迎え入れました〜

魚です。ベタです。
下手くそながらもアクアリウムに挑戦しようと思いますー

 

もう一頭も元気です

新しいことを始めるのにぴったりな春。
みなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか!!

 

院内循環器セミナー

2018年03月12日

こんにちは
獣医師の石井です!

どんどん暖かくなってきて、春らしくなってきましたね。

 

先日、院内で循環器セミナーがありました!
今回は、心臓の血管肉腫について勉強しました。

 

血管肉腫とは、血管内皮細胞由来の悪性腫瘍と定義されています。
犬において、血管肉腫は、脾臓に最も多く発生しますが、心臓にできてしまうこともあります。

 

心臓の中でも右心耳や右心房というところにできます。症状としては、腫瘍から出血し、心臓の周りの心嚢と呼ばれる袋に血液が貯まる心タンポナーデになることで、ショックを起こしたり、血圧が落ちたり、うっ血し腹水の貯留どがみられます。
また、肺転移が起き、呼吸が苦しくなるといった症状が見られることもあります。
一般的には、大きくならないと症状も出ないですし、検査でも見つからないことも多く、見つかったときには、大きくなってしまっていることが多いです。

 

診断は、心臓のエコー検査で行います。
右心耳や、右心房にデキモノがあった場合、血管肉腫で
また、心タンポナーデなど、腫瘍によって起こされる変化がないかどうかもチェックします。
血管肉腫は肺転移を起こしやすい腫瘍なので、肺に転移がないかどうかもレントゲンやエコーでチェックします。

 

治療は、抗がん剤になります。
抗がん剤を使うことで、腫瘍をなくすことはできませんが、進行や転移を遅らせたり、出血しにくくなり、心タンポナーデになりにくくなるそうです。予後は良くなく、余命は治療しないと数日、治療しても余命は3、4ヶ月と言われています。

 

先日、ハリネズミを飼うためのケージを買いました!!

実は、大学生の頃からハリネズミをずっと飼いたくて、迷っていたのですが、ついに決心しました☺
まだ、ハリネズミちゃんはお家に来てないので、かわいいハリネズミちゃんと出会って、はやくお家にお迎えできるといいなーと思います。

画像診断セミナー

2018年03月05日

こんにちは、Dr.スゴウです。
昨日はとても暖かい一日でしたね音譜
最近は梅の花が咲いていて春を身近に感じています。

 

先週の火曜日に浅沼と二人で東京農工大で行われた画像診断セミナーに参加してきました。
全部で3回のコースで1回目の今回はCT検査についてでした。

 

CTはComputed Tomographyの略でコンピューター断層撮影法のことです。
レントゲン検査と同じX線を利用した検査ですが、最大の特徴は検査の名前にもあるように物体の内部の断層像を見ることができる点です。
レントゲン検査は体を通過したX線をフィルムに写す検査なので透かし絵のように平面であり、臓器の大きさや形をとらえることはできますが、内部の詳細な変化をとらえることが難しいです。

 

一方、CT検査は体を通過したX線をコンピューター処理をし、体の断層写真を作ることができるので臓器や骨の内部構造をしっかりと確認することができます。
X線の通しやすさはそれぞれの物体によって違い、この特性が診断に役立ちます。
それぞれが持つX線の固有の通しやすさをCT値といい、各物質により決まっています。
例えば空気は-1000(真っ黒に写る)、水は0(灰色に写る)、骨は1000(真っ白に写る)です。
この値と色の濃淡でそこで何が起こっているか、何があるのかをみるのがCT検査です。

 

エコー検査(超音波検査)も体の内部を見ることに長けている検査ですが、超音波は堅いものや空気で反射してしまうので骨や肺の診断があまり得意ではありません。お腹の中や心臓の診断はCTに引けを取らない検査ですが、頭部や顔面(鼻や口の中)、肺の診断にはCTが非常に有効です。

 

内容的に少し難しく、長くなってしまうのでCT検査について詳しく知りたい方は獣医師に聞いてもらえればとおもいます。

次回はMRI検査について学んできたいと思います。

 

先日休みを利用して長野の白骨温泉に行ってきました。
今回は小梨の湯「笹屋」に泊まりました。
温泉がとってもいい湯でした温泉

 

帰りに寄り道して山梨でラーメンを食べてきました。
蓬莱軒というお店で、地元ではかなりの有名店のようでした。
店内に色々な有名人のサインと写真が貼ってありました。
チャーシューメンを頼んだのですが、そのボリュームにびっくり。

大盛りを注文し、餃子まで頼んだのでお腹パンパンになりました