眼科セミナー
2018年01月28日
こんにちは、獣医師の森本です‼︎
先日、眼科のセミナーに行ってきました!
今回は白内障のことについて学んできました。
白内障とはレンズの役目を果たしている水晶体が白く濁ってしまう病気です。
白内障の原因は以下のように様々あります。
(遺伝性白内障)
遺伝的なことが原因で起きる白内障です。
コッカースパニエル、プードル、ゴールデンレトリバー、ビーグルなどは遺伝的に白内障か発生しやすいと言われています。
(代謝性白内障)
代謝性疾患が引き起こす白内障です。
特に糖尿病や高脂血症といった病気の子は白内障になりやすいので注意が必要です!
(続発性
白内障)
網膜剥離、ぶどう膜炎や緑内障などの病気に続発して起きる白内障です。
白内障の治療は手術により水晶体の濁りを取り除くことが主体となります。その他の治療方法に点眼薬やサプリメントなどもあるのですが、あくまで補助的な療法とすることが多いです。
白内障の手術の成功率は白内障の進行度と大きく関わっていると言われており、より初期の白内障であればあるほど手術の成功率は高いとされています。
なので、少しでも眼に違和感を覚えたら早めに病院で検査をすることをオススメします‼︎
また、白内障と似たように水晶体が白く見える病気として核硬化症があります。
核硬化症は年をとるごとに顕著に眼が白く変化していき、必ず両眼が対称的に変化していきます。核硬化症は病気というよりは正常な老齢性の変化であり、治療の必要は無いとされています。検査によって白内障と核硬化症の区別はできるので、お家の子が高齢になって眼が白くなってきたなと思ったら一度相談してみてください。
わがやの小五郎の成長記です。
すくすくと成長をして体も大きくなり顔つきも大人っぽくなってきました‼︎
そんな小五郎も先日、去勢手術を行い無事に去勢雄になりました。
これから食欲がさらに増すと思うと少々心配です(笑)

ケージにハンモックをつけたらすぐに使いこなしてくれました

















