ステントセミナー
2015年03月02日
こんにちは、Dr.スゴウです。
先日セミナーに参加してきました。
今回参加したのはステントのセミナーでした。
『ステント』は血管や尿道などに設置する管状の物です。
人の医療では心筋梗塞の治療でよく使用されるものです。
二日間にわたって行われ、前半は院長、後半は自分が参加しました。
尿道ステント、尿管ステント、腎造瘻チューブの三つを学んできました。
尿道ステントは尿道が腫瘍など何らかの原因で狭窄や閉塞が起きたときに狭窄、閉塞した場所に設置することで狭窄や閉塞を解除し、排尿の問題を解決する方法です。
従来の方法では腫瘍の切除や膀胱造瘻という膀胱から直接尿が出るようにお腹に管を形成する手術で対応しますが、手術時間が長く、手術による体への負担も考える必要がありました。
ステント設置術はカテーテルという細い管を尿道に通し、これをガイドとして使用してステントを問題のある場所に設置する方法です。メスを使わず、負担が軽いのが最大の特徴です。
インターベーションというジャンルの治療法です。
検索すると分かりやすい説明が出てくると思います。
排尿を楽にして動物の負担を軽くし、飼い主様の精神的な負担も楽になるのでいい治療法かと思います。ただ、腫瘍の場合は腫瘍自体を治す治療ではないので平行してそちらの治療も行う必要があるかと思います。
気になる方は獣医師に聞いて下さいね。
この間、仕事が終わった後にみんなでラーメンを食べに行きました。
今回行ったのは「どてちん3」という志津にあるラーメン屋さんです。脂多め、味濃いめ、もやしもりもり、ニンニクたっぷりのラーメンでした。食べた後はお腹がパンパンになります。