画像診断セミナー
2015年09月22日
こんにちは、獣医師の松井です。
院内では、時々外部から専門の先生を招いて勉強会をします。
今回は画像診断、超音波検査の実習です。直接、プローブ(検査時にもっているやつです)を持って当て方をご指導頂きました。
主に消化管、胃~十二指腸の近位まで。臓器を画像を通して見るには、頭に臓器の構造が入っていないと難しいです。周辺にある別の臓器もランドマークにしたりします。
胃全体を見るのに左側を見ていくとやがて脾臓が見えてきます。ここから、十二指腸は見えません。十二指腸まで行くには最後肋骨の後縁に沿って、プローブを当てていきます。今どこを見ているか?
肝臓、胆嚢、右腎を指標にしたりもします。消化管の走行は個体差があるため、いつも同じ場所から、当てるとは限りません。ただ、どんな場合でも消化管からズレないよう丁寧に追っていくことがポイントになります。ついつい、動物の方を見ると画面では違う所へいってしまったり。素早く的確に見るにはまだまだ、修行が必要です。
青森県にある母校の大学近くで今も働いている友人がいます。
ちょっと前に彼から、学生時代に自分が調教した馬の写真が送られてきました。なんかもう、あまりに懐かしい。
当時は2歳馬だった子が・・・。今度も流鏑馬に出るみたい。 手前にいる子です