眼科勉強会
2012年02月01日
こんにちは、Dr.須郷です。
月曜の夜に横浜で行っている眼科勉強会に参加してきました。
家に着いたのが夜の二時過ぎ。獣医師に睡眠不足はつきものですね。
今回は前回に続き点眼薬についてでした。
講義の中で白内障についての話がありました。
犬の白内障は遺伝や他の病気によって二次的に起こるものがほどんどで、人のような老齢性白内障は犬ではあまり起こりません。
人の眼は太陽からの紫外線を50年以上うける為、その影響で眼のレンズ内のタンパク質が白く濁ることで白内障になりますが、犬の場合は紫外線による影響が眼に出ることは少ないからです。
犬の白内障は多かれ少なかれ、必ず炎症を伴うので、白内障から緑内障や網膜剥離などの病気が起こることもあり、点眼による炎症のコントロールや症状の緩和が大切です。
また、白内障は一度起こると治すことは難しいですが、タンパク質の変性を遅くする為のサプリメントや点眼薬はある為、気になる方は獣医師にご相談ください。
先日、連休を利用して草津温泉に行ってきました。
気温が低く、頭を洗ってから露天風呂に入ったら…髪がパリパリに凍りつきました。
有名な湯畑をみて温泉街を散策してきました。寒かった。
こんなに大量の湯が湧いてるなんて…自然てすごいですよね。