歯科セミナー
2016年09月04日
こんにちは。
獣医師の足立です。
先日、歯科セミナー第2回目に参加してきました!今回のテーマは『顎顔面と口腔内臨床検査』でした。
顔や顎、歯や口の中の検査と言われるとみなさんはどんな検査を思い浮かべますか?
まずは視診、目で見る検査を行っていきます目どこに異常があるのか、その子の性格を見ながら見れる範囲でしっかりと見ていきます。
その後、疑われる病気によって進めていく検査は異なりますが、明らかに歯や口の中の病気が疑われる場合は、多くの場合レントゲン検査が必要となります今回は歯を中心としたレントゲン検査について学んできたのでご報告させていただきたいと思います。
歯の病気をしっかり見ていくには、レントゲン検査がかなり重要となってきます。いろんな角度でレントゲン撮影を行う必要があるので、ほとんど麻酔下で検査を行っていきます!
レントゲン検査によって、抜歯が必要かどうか、また見た目上では分からない病変も見つかったりします。
とくに下顎にひどい歯周病や歯石が付着し、抜歯が必要となった時は、危険が伴います。下顎の骨は薄いため脆く、抜歯中に骨折させてしまうリスクがいつもつきまといます。
とくに小型犬は要注意になってきます。顔が小さい割に、歯は小さくならずに進化したため、顎のサイズと比べて歯が大きいのです!歯が骨の位置にまで到達していたり、骨のところで少し折れ曲がっていたりするため、骨折リスクが本当に高いとのことでしたあせる歯垢を付着させないように、十度の歯周病にしないように、日頃の歯磨きなどの歯のケアが大切になってきます。
顎の骨折や顎の腫瘍の診断にも、レントゲン検査が大切となります。顔のかたちが変わったような気がする、顔が左右で違って見える時は、早めに受診してくださいね!
品川水族館に初めて行ってきました。
海の動物たちに癒されてきました。
イルカショー。
イルカの大ジャンプに水しぶき、圧巻でした!
ショーのあとのトレーナーさんに甘える姿が可愛かったです。
優雅に泳ぐウミガメさんカメ
ビー玉を背景にふわふわクラゲさん。
ディスプレイがクラゲの可愛さを倍増させていました。
名前は忘れてしまったのですが、恐い顔して結構人に懐くみたいです。
なんとアザラシも歯磨きをしているみたいです。
どんな動物も歯は大切ですね。
歯のケアに関してわからないことなどありましたら、遠慮なくスタッフにお声かけくださいね。