improve外科セミナー
2024年03月10日
こんばんは、Dr.スゴウです。
大阪で行われた外科セミナーに参加してきました。
内容は先日森本が受けたもので同じでしたが、このセミナーはコロナ禍で4年間先送りにされていたものだったので久しぶりにセミナーに参加している先生方に会えて近況を聞いたり、講義以外の外科の内容を教えていただいたりととても実りのある2日間でした。
3日間不在にしてご不便をおかけしました。
学んだ事を活かして皆様のお力になれるように明日からまた頑張ろうと思います。
seminar
2024年03月10日
こんばんは、Dr.スゴウです。
大阪で行われた外科セミナーに参加してきました。
内容は先日森本が受けたもので同じでしたが、このセミナーはコロナ禍で4年間先送りにされていたものだったので久しぶりにセミナーに参加している先生方に会えて近況を聞いたり、講義以外の外科の内容を教えていただいたりととても実りのある2日間でした。
3日間不在にしてご不便をおかけしました。
学んだ事を活かして皆様のお力になれるように明日からまた頑張ろうと思います。
2024年03月10日
こんにちは!看護師の田村です。
先日、皮膚科の村山先生にお越しいただき院内セミナーを行っていただきました。
今回のテーマは外耳炎です。外耳炎の治療を行うにあたり、外科治療にならないように管理していくことが大切になります。
外耳炎の3つのポイントとして、
・赤み、臭い
・頭を振る、耳を掻く
・急にお尻や背中を痒がる、足をかじる
が挙げられます。3つ目のお尻を痒がる症状はアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎や肛門嚢の溜まりでも見られる症状ですが、外耳炎でもこのような症状が見られるそうで私自身あまり意識をしなかった点でもありました。今後の問診時などでも意識してお話を伺うようにしていこうと思います。
耳垢の成分は、フケ・耳垢腺・脂腺の3つの成分から生成されます。
耳垢腺はアポクリン汗腺と言う腺と同様で、汗を排出しています。これには皮膚のPHを下げる働きがあります。耳の入り口に多く、過剰に分泌されることにより耳垢も過剰になり耳道が狭くなり炎症を起こしやすくなります。
脂腺からは脂分を排出し、皮膚をアルカリ性に傾けます。ちなみに犬の皮膚は中性~弱アルカリ性で菌が増えやすい環境となります。人は弱酸性なので、ワンちゃんに人のシャンプーを使わないと言われるのはこの為だからなんですね。
このように耳垢が増えることにより炎症を誘発させるため、耳洗浄でキレイにすることにより炎症成分を減少させます。外耳炎と診断されたらまずは洗浄をひたすら行って耳の中の環境を整えます。それに合わせて必要な点耳薬を選択していきます。
耳の痒みがあるのに耳がキレイな子は、アトピー性皮膚炎や疥癬など別の原因の可能性もあるので、汚れがないからとそのままにせず受診するようにしましょう。
これから暖かくなり外耳炎の症状も出やすくなります。3つのポイントの症状が見られたら早めにご相談いただければと思います。
2024年03月10日
こんにちは看護スタッフの菅野です。
先日、岡田先生の院内しつけセミナーに参加させていただきました。
今回は、点眼の慣れさせ方、コングの選び方、おもちゃの選び方などを学びました。
点眼は眼の症状が出てから必要になり使うことが多いかと思いますが、病院に行っていきなり「点眼を毎日して下さい。」と言われても困ってしまうと思います。
人でも苦手な方いますよね!
いずれ必要になるかもしれない時のために小さい時からいろいろな経験や慣れておくことの大切さがわかりました。
おもちゃの選び方も、犬種や体格、性格もいろいろな犬がいるので、なるべくその子に合ったアドバイスが出来るようにこれからも学んで行こうと思います。
2024年03月10日
こんにちは、獣医師の久米です🐱
先日タイのバンコクまで外科セミナーを受けに行ってきました🇹🇭
今回の内容は、頸椎減圧固定術と腎瘻チューブの設置、腎切開、腎摘出でした。
どの外科もまだ馴染みのないものでしたが、少人数のため専門の先生方がほぼつきっきり教えててくれたのでとても勉強になりました!
頚椎の固定術は人でよく用いられている”ケージ”を用いて行います。動物医療ではまだまだメジャーではないそうですが、これから普及が進むかもしれないですね✨
余った時間でベントラルスロットや外側アプローチの方法、ミニラミのやり方まで教えいただき、とても満足のいく実習でした!
腎臓の外科では丁寧に組織を扱うことの大切さを改めて教えていただき、いかに喋れない動物の痛みを減らしてあげるかを考えながら普段から手術をしているのかを肌で感じることができました!
今回学んだ手技を実践する日はまだとおいいかもしれませんが、手術に対する考え方や姿勢を日常の手術や診療に活かせるように頑張ります💪


写真は実習先の大学にいた猫さんです🐱
野犬は何匹か見かけましたが、猫さんには初めて会いました✨至福のひとときでした💕
2024年03月08日
こんにちは、獣医師の森本です。
先日、大阪で開催される外科学のセミナーに参加させていただきました✏️
今回は大きく欠損した傷の治し方、耳や鼻の手術を海外の先生から学ばせていただきました✨
具体的な内容としては「皮弁」という体の表面に分布する血管を別のところから持ってくる手術の技術や内科では管理できなくなってしまった外耳炎や耳の中に腫瘍が出来てしまった時に適応となる耳道を摘出する手術などのコツや注意点を教えていただきました!
また、外科の専門先生だったので皮膚をキレイに縫う時のポイントや組織の扱い方もこっそり教わりました㊙️
専門的な技術だけでなく基礎的なこともまだまだ学ぶことがあるんだなと感じ、日々の手術にいかそうと思いました!
2024年03月07日
こんにちは。看護師の難波です。
先日、子犬子猫セミナーを受講しました。今回は子猫のトレーニングについて勉強しました。
動物の行動には、快いものに近づく、不快なものから遠ざかるというものがあります。
攻撃行動の多くは不快なものから遠ざかるためにしています。
この快・不快は小さい時期に振り分けられることが多いです。
そのため子猫の時期にトレーニングをすることが後のために重要になります。
ここで重要なことが、嫌な経験にしないことです。トレーニングで嫌なことと記憶してしまうと、同じ経験をする時き攻撃行動や不安な状態になってしまいます。
慎重に少しずつ慣らして行きましょう。
例えばキャリートレーニングや病院に慣らしていく、他の人や他の動物に慣らす、触られることになれるということが挙げられます。
災害時の避難、病院など少しでも猫ちゃんのストレスを減らせるように普段から慣らしてみてください!
2024年03月05日
こんにちは、看護師の泉山です!
今回、子犬・子猫の教育アドバイザーのセミナーは「こねこ塾」についての内容でした🐱
まず動物病院に関連する猫の困った行動には、
病院に来る前
・なかなか捕まらない🐈💨
・キャリーに入れるのに大格闘
・キャリーの中で大暴れ、排泄してしまう💩
病院内
・病院に来てパニック😵💫
・キャリーから出ない、出せない
・身体を触ると怒るため、診察や治療が困難😡
・入院やペットホテルで緊張してしまい、食欲がなくなる
家庭内
・病院で貰った薬を飲ませられない💊
・偏食で決まったものしか食べない
・ブラッシング、爪切り、歯磨きなどのケアができない
・家族以外の人を怖がる😖
このような行動に悩んでいる方は多いと思います。この中で、①快適な通院のためにするべきこと、②猫のトイレ、③人を咬まない・引っ掻かない、この3つの内容を解決する方法を紹介していきます!
①快適な通院のためにするべきこと
・慣れたキャリーで来院
→日常の中でキャリーを置いて、中に好きなものを入れたり、1日1回はキャリーの中で食事を与えることでキャリーを好きで安全な場所と認識させます。
・慣れた匂いのタオルを持参
→タオルで包まれること=安心という考えにするためには練習が必要です。タオルの上に子猫を置いてご飯を用意し、タオルで1~2秒包んだらご飯をあげます。それを数回繰り返して慣らしていきます。
・お腹を空かせて好物を持参
→お腹を空かせた状態で病院に来てもらい、診察中は大好きなご飯やチュールなどのおやつを使って気を紛らわします。
②猫のトイレ
・猫の数+1つ
・清潔にする
・落ち着ける場所
→旅行先や帰省先でもいつも使っているトイレがあると安心できます。持ち運べるサイズのものが用意出来たら尚更いいと思います!
③人を咬まない・引っ掻かない
・手足を使った遊びをしない
手足をおもちゃだと勘違いしてしまい、咬み癖や行き過ぎた攻撃につながります。
・おもちゃを使って十分に遊ぶ
→短時間を頻回(例として1日2~3回を15分)で、自然の獲物に近いサイズや素材のものを選びましょう(ネズミサイズ、羽、毛など)!
・人の手足に来た時は、止まる・隠す・立ち去るなどして相手をしない
・可能であれば猫同士で遊ばせる
→相性や感染症には注意⚠️
まずは慣れることから少しずつ始めていきましょう!
2024年03月03日
こんにちは、看護師の石井です🐱
先日眼科専門医の寺門先生のセミナーを受講しました。
今回のテーマは「網膜剥離」でした。
網膜剥離は発症したら早急に治療をしなければ失明をしてしまい、視力回復が見込めなくなってしまう病気ですが、片目の発症だともう片方の目は見えているので視覚障害に気づけず時間が経ってしまっている事があり気づいた時には手遅れという事も少なくありません。
お家での確認の仕方としては決まった方向ではなく左右から近づいた時、散歩中など反応するか日々観察してあげるのが1番かもしれません。いつもと何か違うなどあれば早めに見させて頂きたいと思います!
網膜剥離には3つの種類があり、裂孔性網膜剥離・滲出性網膜剥離・牽引性網膜剥離です。
裂孔性網膜剥離は網膜に裂孔が生じて液体化した硝子体が侵入して剥がれてしまうもので、硝子体は通常ゼリー状で網膜が剥がれないように圧力をかけていますが、硝子体の変性が原因で起こることがあります。
滲出性網膜剥離は網膜の下に液体が貯留することで空間ができ剥がれてしまいます。炎症性疾患や高血圧などが原因で起こります。
牽引性網膜剥離は硝子体が水晶体の前方脱臼やぶどう膜炎などにより前方に牽引されることで起こります。
網膜剥離と言っても原因、起こり方が違いとても興味深い内容でした!
眼科の診療につかせていただいて3年が経ちましたが、日々新発見と関心することが多くどんどん興味が湧きます。今回の診療では丁度網膜剥離や習った病気の子が来たので考えながら診療に入らせて頂き学びつつ復習もできとても濃い時間を過ごせました。
2024年03月01日
こんばんは!看護スタッフの渡辺です。
2/29に歯に関する飼い主様セミナーを開催しました🦷

歯磨きシート、歯磨きガム、歯ブラシ、歯磨きペーストなど沢山のデンタルケア用品が販売されています。
それぞれ特色があり、発揮する効果も違うので組み合わせて使ったりその子にあった物を選んであげると効果的です!
歯磨きガムや噛んで歯のケアをするものは硬すぎると歯が摩耗してしまったり、欠けたりするので程よい弾力のあるものがオススメです🦷🪥
選ぶのが難しい、どの製品が合っているのか不安な時は遠慮なくスタッフに聞いてください😊
ダックスやイタリアングレーハウンドが歯周トラブルになりやすいと言われています。
ダックス、イタリアングレーハウンド以外に小型犬種は特になりやすいらしく、全体的に約8割のわんちゃんが歯周病になっているというデータもあるくらいなので日頃から歯のケアは心掛けたいですね😳🪥
お口の中のケアを行うと病気の予防(心臓、腎臓など)にも繋がりますのでぜひ行ってみてください☝️✨️
✨ご参加の皆様✨
パピーの頃から歯磨きをしている音和ちゃん!
カメラ目線でお手の物📸歯磨きペーストもしっかり美味しくいただいてました😋

大好きなお母さんにくっつきながら歯磨き中のイヴ・コナちゃん!
任せて✨️と言わんばかりの表情でとってもおりこうさんでした✨

寝る前は必ずごろんして歯磨きをする茶々丸ちゃん!
なんと病院でもごろんして歯磨きをしてくれました🦷🪥✨

マイ歯ブラシでお父さんに磨いてもらってるショコラちゃん🌸
上手に磨かせてくれてセミナーもスタッフに熱視線を送りながら真剣に聞いてくれました☺️

お家では歯が磨けないと言っていた蘭丸ちゃん!
なんと病院で歯ブラシを当てさせてくれました!素晴らしいです👏

ご参加いただきありがとうございました!
お写真の御協力もありがとうございます😊
歯のお悩み以外にも何かお困り事がありましたらいつでも聞いてくださいね!
2024年02月29日
こんにちは、Dr.スゴウです。
2/26-29でタイで行われた整形と神経外科のセミナーに参加してきました。
今年も院長、私、江木の3人で参加してきました。
今回は猫の整形、神経外科でした。
整形外科では前肢、後肢、骨盤の骨折のアプローチ法(筋肉や神経を損傷せずに侵襲を受けた骨を出す方法)を神経外科では椎間板ヘルニアや変性性腰仙椎狭窄症(馬尾症候群)の治療法、椎体骨折時の椎体固定術について勉強しました。
全国の病院から様々な年齢の獣医師が来ていて仕事に関して色々と話を出来たのも刺激になりました。
長期の間不在になり、ご不便をおかけした方もいるかと思います、このセミナーで学んだことを今後の診療に活かして困っている皆さんの力になれたら幸いです。
写真はセミナーを行った大学の構内です。立派な仏像が建っていました。
動物病院も併設してあり、通っている学生にはいい環境が揃っている大学でした。
