セミナー参加報告

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眼科セミナー

2023年11月08日

こんにちは、看護師の石井です🐈

今月も専門医の寺門先生による眼科の院内セミナーを受講しました👀

今回は白内障がテーマでした。

眼科の診療に付いていると、最近目が白くなってきたという主訴が多くあります。

目が白いというのには大まかに2つあり、1つは人でもある白内障が有名ですね。あと1つは核硬化症といって老齢性の変化で水晶体の核が混濁してくる病気です。近くのものが見えにくくなったりするが、遠くのものは問題なく見えることが多く、人で言う老眼と同じようなものです。

白内障にも細かく分類するといくつかあり、なぜ発症したのか原因によったり、症状の程度によっても分けられます。

程度によって治療の提案は異なりますが、成熟白内障(水晶体全体が混濁している)と過熟白内障(水晶体が溶けて液状の状態)では手術の提案もあります。

ただ、術後の合併症として緑内障や網膜剥離などが起こる可能性もあるので定期的な検診でしっかりとした評価を行うことが大切なようです!

若い子でも白内障は見られるので、手術するメリットとしては活発な年齢で行うことで活動性の上昇などがみられる事もあるので気になる方は1度診察に来て頂けるといいと思います!

眼科の診察の補助に入っていることで学ぶことが沢山あるのでこれからも沢山学べるのを楽しみにしたいと思います😊

リハビリセミナー

2023年11月08日

こんにちは、看護師の松下です🐝
先日、小笠原先生のリハビリセミナーを受講しました。今回は実習形式で筋膜リリースの手技を習いました。スタッフわんちゃんがいなかったのでスタッフ同士で行いました。
方法は首から肩につながっている筋肉を適度な強さでつまみ、受けている人に腕をぶらぶらさせてもらいます。そうすることで筋肉と筋膜がほぐれて動きがスムーズになります。
実際にやってみると筋膜リリース後のほうが首が軽くなりよく回るようになりました!リリース中の手の感覚を覚えることが重要だということで、暇がある時にスタッフや家族にもやってみたいと思います😊

第4回救急セミナー

2023年11月06日

こんにちは、看護師の前寺です🐾

先日、ペピイ救急セミナー第4回を受講させていただきました。

今回は脳の異常や誤食の危険性などについて学びました。

脳の異常については痙攣発作をメインに学び、特徴や初期対応の仕方を学びました。なので、痙攣発作の動物が来院すると分かった時点で準備をしっかりし、すぐに対応できるようにしたいです

誤飲誤食は、異物による消化管閉塞と毒物による中毒症状の2パターンあります。誤飲誤食は交通事故と同じで緊急性が高く救急疾患のため、早急に処置が必要になってきます。どんなに気をつけても防げないこともあるのでもし何か食べてしまった場合は動物病院にご相談下さい!

接遇セミナー

2023年11月04日

こんにちは、看護師の前寺です🐾

 

先日、接遇の講師の方に、スタッフの対応をモニタリングして頂きました。

整理整頓・清掃、受付対応や電話対応、診察時のコミュニケーションなどをモニタリングし、良かった点、改善点などをご指導頂きました。

整理整頓・清掃では、待合室や診察室、動線など飼い主様目線で細かいところまであらためてチェックする必要があると感じました。

また、正しい言葉遣いやアイコンタクトはできて当たり前のことであり、さらに臨機応変に広い視野を持って行動することが大切だと改めて気づくことができました。

 

当院のクレドにもあるように、また来たいと思えるアットホームな病院を目指して日々精進していきます✊🏻 ̖́-‬

リハビリセミナー

2023年10月28日

こんにちは。看護師の田村です。

先日、小笠原先生のリハビリセミナーを受講させていただきました。

前回の肥満のお話の続きで、まず食欲を抑制する働きのホルモンとして、インスリン、コレシストキニン、レプチン、YYペプチドとグルカゴン関連ペプチドが挙げられ、逆に食欲を亢進するものとして、グレリンが挙げられます。

脂肪細胞の一種のアディポネクチン(アディポカイン)は犬にたくさんあると言われています。インスリンの感受性を高めてくれる細胞でこれが維持されるとⅡ型糖尿病になりにくくなります。犬はⅠ型糖尿病が多いと言われていますが、アディポネクチンが少ないと肥満傾向になりやすいのと同時に糖尿病にもなりやすくなります。

同じく脂肪細胞の一種のレプチンには摂食機能への働きがあります。脳内にあるレプチン受容体に反応し食べるのをやめる指令が脂肪細胞に向けて出ます。しかしPTPRJという酵素の発現により食欲の抑制指令を阻害し肥満が進行します。ちなみに避妊、去勢手術後に太りやすいと言われているのは、このレプチンの発生が減り食欲が増えることによるものです。

参考として、AAFCO(米国飼料検査協会)が制定している減量食の栄養基準として、

脂肪:10%以下がほとんど(最低5%以上)

タンパク質:30%推奨(2g/㎏)高タンパク食が筋量維持には必要になります。

食物繊維:5~20%カロリーが無く、量増しができ、満腹感が得られますが嗜好性が低めです。

残りの栄養素を炭水化物で与えます。

このようなバランスを意識して減量の栄養管理を一緒に相談しながら考えていきましょう。

しつけセミナー

2023年10月28日

こんには。看護師の田村です。

今月より新しく犬のしつけセミナーを開催していただくことになりました。

JAHA認定家庭犬インストラクターの岡田先生にお越しいただき先日第一回目の受講をさせていただきました。

今回は初回ということでオリエンテーションのような形で、動物病院でのしつけ指導の必要性を学びました。

まずは適切な情報を飼い主様に伝えることです。必要な健康管理や道具の選び方、首輪・胴輪のサイズ調整、お散歩デビューについて、オモチャの選び方・使い方、安全な生活環境、犬の生活のニーズ(お水や食事・運動)

次にハンドリングの指導です。安全な抱き方、お手入れやケアの慣らし方

以上の点について動物病院でお伝えしていければ、問題行動や事故や怪我の予防に繋がる・ご家族と愛犬がより快適な生活を送るための手助けとなる・ご家族と病院との良いコミュニケーションに繋がるなど、もしも…を予防することができるかもしれません。

例えば、ワクチンプログラムがすべて終わるまで外に出さなかった結果、走ってくる車に対して過剰に興奮してしまう。爪切りをせず放置した結果、肉球に爪が刺さってしまい傷になってしまった。嫌がるのを無理やり押さえ込んで点耳薬をした結果、噛まれて飼い主様が怪我をしてしまった。以上のように日常生活の中にも色々なもしもが隠れています。

そのようなことを動物病院では一人一人、一頭一頭に合った方法で適切なしつけ指導を行っていけるようにしっかり学んでいきたいと思います。

野崎セミナー

2023年10月28日

こんにちは、看護師の石井です。🐈

先日労務士の野崎さんによる院内セミナーを受講しました。1年目〜3年目のスタッフを対象としたもので、仕事に対する考え方を見直すことができました。

ひとつの題材を読み、そこに出てきた方は数十年同じ仕事をし、自分を犠牲にしてまでも相手のために働かれている方でした。辛いこともあるけど、たった1人でも満足してくれたらそれで十分と。それが生きがいにもなるそうです。

 

私達も動物の命を預かる現場であり、治療で良くなったと喜んで頂けることもあるし、時には助けられない命もあります。それでも、1つでも多くの命を救って大切な家族であるペットと一日でも過ごせるようにと日々お手伝いさせて頂いています。飼い主様にありがとうと言って頂ける、ペットが良くなってくれる。それが私のやりがいだと改めて思いました。

人それぞれやりがいは違うけど、目的は同じなので切磋琢磨して

皮膚科セミナー第4回

2023年10月28日

こんにちは!獣医師の園田です。

 

先日、皮膚科専門セミナー第4回を受講してきました。

今回は内分泌疾患に伴う皮膚の症状、主に脱毛の解説でした。

これまでの感染症や皮膚炎など、皮膚に原因があって症状が出ているものと違い、ホルモンバランスの乱れた疾患の病態の一つとして脱毛をはじめとする皮膚の症状が出るという少し特殊な分野でした。

皮膚症状に合わせて症例ごとの一般状態、病歴もしっかり聞き取ることが大事なこと、時には治療の反応を見て診断がついて行くという複雑な疾患群でした。

まだそこまでの疾患に出会ったことはなかったので、前もって知識や鑑別の仕方を学ぶことができたのはとてもよかったです!

画像診断セミナー

2023年10月28日

みなさんこんにちは!獣医師の園田です。

 

先日画像診断専門の先生の診察補助、実習を受けさせてもらいました!

自分の経験した症例も画像をお見せして、鑑別の挙げ方や検査画像の質向上のためのアドバイスをたくさんいただきました。

 

また、実習としてレントゲン撮影条件設定についても詳しくご解説いただきました。

少し難しい話ではありますが、同じ5kgのわんちゃん猫ちゃんに同じ条件でレントゲンを当てれば良いわけではなく、体つきや体格で小細かい調整を行うことでより鮮明で確実な診断を行える画像を撮影することを学びました。

毎回身になるお話をしていただき画像検査や診断へのモチベーションがとても高まりました。

これからの診察にも積極的に生かしていきたいと思います!

救急セミナー

2023年10月26日

こんにちは!看護師の難波です。

 

先日、救急セミナーを受講しました。
今回の内容は犬猫の「心肺蘇生について」で、講義と実習を交えて行っていただきました。

 

心臓マッサージの方法は2つあり、動物種や体格によって異なります。
猫や小型犬、ボルゾイなどの胸が平たい犬種は、直接心臓を圧迫し血流を得ます。

一方で、中型犬以上の体格の子には胸郭を圧迫することで内圧の変化を利用して血流を得ます。

 

深さや位置、速度、圧迫した胸が戻ってくるか等を意識して、実際に人形を用いた2分間の実践を行いました。
一定のテンポを保つのは難しく、2分間は長く感じました💦

 

使うことのない方がいいですが、必要な場面が起きてしまった時のためにしっかりと復習したいと思います!