セミナー参加報告

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接遇セミナー

2023年02月04日

こんにちは、看護スタッフの石井です🐈

今月も接遇セミナーを受講しました。今回のテーマは先日メーカーさんと行った飼い主様アンケートでの振り返りと改善策を話し合いました。

中でも問題に挙がったのが待ち時間でした。来院から診察まで・診察後から会計までが長い事が挙げられ、どうしたら早くご案内ができるか意見を出し合いました。すぐに取り組むことのできる案もあったので日々実践して行きたいと思います。

丁度前回の接遇では院内の効率化というテーマを行っていましたので、今回の問題も効率を良くすることで改善することもあるので分けて考えず頭をフル回転させて頑張ります💪

ICU管理について

2023年02月03日

こんにちは🐱獣医師の久米です!

先日は研修医セミナーでICU管理について学びました!

状態の悪いぐったりするような症例では素早く状態を把握する必要があります

いつもの診察のように全身のエコー検査や触診をするような時間はないため素早く最低限のエコー検査(FAST)行い、そのほか血圧のような循環状態を把握する必要があります。

尿が出ているかどうか、どのくらい出てくるかも大切なポイントになります!

まだまだ先輩方のICU管理症例を一緒に管理させていただくことが多いですが、いざという時のためにしっかり復習しておきたいと思います!

整形外科セミナー

2023年02月03日

こんにちは!獣医師の市川です!

今回は整形外科セミナーを受講しました。

今回のテーマは「犬の後肢の破行診断」でした。

愛犬が後ろ足が突然痛がった経験はありませんか?

年齢や小型犬、大型犬ごとになりやすい病気がある程度決まっておりますが、最終的に大事になってくるのがどこが痛いかを探すことです。

直接話せない動物たちに治療をかける上では、どの関節が伸びたときあるいは曲がった時に痛いのかを知った上で、適切に痛みを誘発する必要があります。

そのために適切な必要なハンドリングやレントゲン撮影でのポイントについて今回は学びました。

今後もセミナーが続いていくので楽しみです!

リハビリセミナー

2023年01月29日

こんにちは😃

獣医師の足立です🐰

 

 

先日、リハビリ専門外来で診察して下さっている小笠原先生のシニアケアセミナーを受講しました。今回は前肢のケアを教えていただきました✨

 

前肢といっても、多岐に渡る関節、筋肉、腱、靭帯など、たくさんの臓器があります。シニアの子たちは関節の動きが悪くなっていたり、それに付随して筋肉も薄くなっていたりします。動きが悪くなってしまった関節を脚先は牽引は指圧メイン、肘や肩など上方の方は指圧やマッサージメインでケアしていく方法を一つずつ教えてもらいました!

 

今回はモデル犬がいなかったので、スタッフ同士でやっていくことに。右手をケアしてもらったのですが、どんどん軽くなっていくのが実感できました✨反対の左手はなんだか重く感じました!ほんの少しの時間でのケアだけで、これだけ変わるのか!というのが実感できました。

 

 

シニアの子たちや、麻痺がある子のケアに、どんどん取り入れていこうと思います!まずは実践して上手くなっていく必要があると思うので、たくさん練習しようと思います😊シニアケアなど、なにか気になることがあれば、なんでもご相談くださいね!

CTセミナー 〜泌尿器編〜

2023年01月28日

こんにちは、獣医師の江木です!

先日CTセミナーを受講し、泌尿器の読影法を学んできました。

泌尿器とは尿が作られてから排泄するまでの臓器(腎臓、尿管、膀胱、尿道)のことで、これらに異常がないかをCT画像から読みとります。

ただし、読影の前に…泌尿器疾患を疑う時のCT撮影時は、いくつか撮影前に準備が必要です。

・尿道は普通に撮っただけでは映らないので、尿道カテーテルを入れて撮る

・膀胱は尿が溜まっていないと膀胱壁や膀胱内の評価ができないので、膀胱内に生理食塩水を入れて撮影する

・造影剤は腎臓に負担がかかるため、場合によっては造影剤を薄めて使用する

これらに注意して、撮影を開始します。

今回は正常な泌尿器像、腎結石、膀胱結石、腎腫瘍、腎嚢胞、腎梗塞、水腎症、尿管炎の読影を学びました。

実際の現場ではCT画像をもとに外科手術時のプランを立てるための大切な検査になったりすることもあります。

もし膀胱に腫瘍があれば尿管を巻き込んでいるものではないかしっかりと確認しなければなりません。また、腎臓の造影が遅いことから腎障害を疑うことができたりと、見るべきポイントはとても沢山あります。

しっかりと正しい読影法を頭に入れて、CT検査をできるように今後もトレーニングしていきたいと思います!

麻酔学セミナー

2023年01月25日

こんにちは、獣医師の井上です。

先日、麻酔学のセミナーに参加しました。

近年、麻酔で一番重要視されているのは血圧です。

血圧は色々な指標になってくれます。循環、痛み、体液量などと様々です。

数ある指標の中でも、それぞれの臓器、例えば脳や腎臓などではある一定の血圧が保たれる自動調節能を有しています。

しかし、低血圧が続いてしまうと臓器の自動調節能によって保たれている血液の循環が保たれなくなり、臓器にダメージを与えてしまいます。

これを防ぐためにさまざまな条件に合わせた薬剤を選択する必要があります。今回はこの薬剤について麻酔科医が実践する方法や選択肢を学ばせていただきました。また、新たな情報もインプットすることができました。

これは日々の麻酔の中でとても重要なことでもあるので、しっかり活かしていきます!

アドラー心理学1ON1

2023年01月24日

渡邊先生によるアドラー心理学

早いものでもう四回目!

こんばんは、看護スタッフの渡辺です。

 

自分の伝え方、雰囲気で相手から引き出す答えが変わるというのを実践しながら行いました。

 

何気なく言った「なんで?」「どうして?」という問いかけは相手からしたら高圧的と捉えられているかもしれない。

相手の答えの質は自分の問いかけ方で変わる。

(ここ、とても納得しました。)

答えの質を相手に委ねすぎていないか?と自身のコミュニケーションの取り方を振り返るいい機会になりました!

 

後半にはセミナーを受けた内容をスタッフに実践した動画を先生に観て頂き、フィードバックいただきました。

 

今回セミナーを受けている同期達の動画も観ながらだったのですが、初回に比べて全員スキルアップしていて感心しました。

私ももっと頑張ります💪🔥

エキゾチックアニマルセミナー

2023年01月24日

こんにちは、看護師の松下です。

先日、エキゾチックアニマルセミナーを受講しました。今回は前回の続きで小鳥、カメ、カエルの総論とウサギの各論を学びました。

診察や保定での注意点や生活環、罹りやすきやすい病気など、それぞれの動物で特異的でおもしろかったです。また、エキゾチックアニマルは犬猫と比べてなかなか触れ合うことのない動物たちなので知らないことだらけで感心しました。

私が特に印象に残っているのは、カメの甲羅の病気で、代謝の異常などで起こったりするそうです。

次回も各論で詳しく動物たちの勉強をしていくので楽しみです。

インプルーブ外科セミナー

2023年01月21日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

先日、大阪で開催されている外科のセミナーに参加してきました。

不定期ですが数年単位で参加しているセミナーで、外国の講師の先生が来日され、

様々な分野について外科治療の観点から教えてくれます。

今回のテーマは「整形外科」です。

前肢や後肢の主に、骨折や脱臼についての治療法を学んできました。

 

日本で遭遇する骨折、脱臼の疾患のうち、ダントツで多い疾患は

橈尺骨の骨折です。

橈骨と尺骨とは、犬や猫のいわゆる前足の骨で、前腕ともいわれます。

周囲に筋肉が少なく、また着地の際に大きく力を受ける骨であるため、

ジャンプや落下などの外傷に伴って骨折することが非常に多い骨です。

ギプスなどで固定できる人間の場合と違い、

安静にできないこと、骨の周りに筋肉が少ないこと、骨の周りに血流が少ないことなどから

金属プレートなどを用いた手術での固定が一般的です。

しかし、特に最近多いトイ犬種と言われる体重5kg以下の動物では、

癒合不全(骨折が治らない)が生じることもあります。

 

少しでも癒合不全を減らすためには、

骨折治療の原則に基づいた治療

なるべく筋肉や血管を温存した丁寧な手術

手術前のしっかりとした計画

が必要不可欠です。

当院でもすでに骨折治療を行っていますが、より適切な治療が行えるように。

また遭遇頻度の少ない、その他の骨折の治療も的確に行うことができるように、

日々勉強していきたいと思います!!

 

とはいえ、骨折しないに越したことはないですね💦

猫の場合は、脱走や外出による事故。

犬の場合は、落下による外傷での骨折が原因としては一番多いです。

戸締りや、抱っこの際には座るなどの工夫で防げることもあるため、

今一度ご確認をお願い致します。

臨床病理セミナー

2023年01月21日

こんにちは。獣医師の江木です。

先日臨床病理セミナーに参加してきました!

今回も各々の動物病院から症例を持ち寄り、症例検討をしました。

慢性下痢の症例、リンパ腫転移を疑う症例、血液検査でSDMAのみ高値を呈する症例などを通して診断方法が正しいか、今後考えるべきことや治療方法について学んできました。

獣医療では動物たちが言葉を話せない分得られる情報量が少ないこともあって、症状の原因を明らかにするために”検査検査!”となりがちです。

しかし、検査が増えれば増えるほど動物たちへの負担は増え、医療費がかかり…良いことはありません。

診断が難しい病気があるのも事実ではありますが、今後もより多くの症例から診断方法、病態、治療方法など考え方を学ぶことで、必要な検査を的確に選択し飼い主さまにご提案できればと思います!