セミナー参加報告

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歯科セミナー

2023年02月16日

こんにちは、獣医師の森本です!

先日、月に1回名古屋で行っている歯科セミナーに参加させていただきました。

今回は前々回から続く根幹治療を学ぶ回の最終回でした。内容は折れてしまった歯に被せ物をする流れのレクチャー、被せる材料の特性や被せる時のポイントの講義などでした✏️

動物の歯科医療では正直あまり普及していない方法で、聴き馴染みの無い用語や器具に最初は戸惑いましたが、講師の方の丁寧かつ優しい指導で、しっかりと理解することができました✨

名古屋での歯科セミナーも残すところあと1回になってしまったので、復習も兼ねて勉強し直していきたいと思います❗️

眼セミナー👁

2023年02月11日

こんにちは!獣医師の山野です!

先日眼科セミナーを受講しました。今回のテーマは眼内の緊急疾患に関してでした👀

ここではぶどう膜炎について詳しくお話していこうと思います⭐️

 

そもそもぶどう膜とは、虹彩、脈絡叢、毛様体の3つの部分の総称です。ぶどうの房の色に似ているからぶどう膜と名づけられたそうです🍇

虹彩瞳の大きさを調節する器官で、オッドアイだとここの色が左右で異なります👁

脈絡叢眼の壁を作っている膜の1つで、眼に栄養を届ける役割を果たします🍚

毛様体眼の中のお水を作り出しています💧眼球内の圧力を調節しています。

ぶどう膜に炎症が起きている状態をぶどう膜炎といいます🤔

 

ぶどう膜炎が起こる原因は様々です。角膜炎や水晶体脱臼など、ぶどう膜以外で問題があって炎症が波及したり、全身性疾患(免疫介在性疾患、腫瘍性疾患、猫だとトキソプラズマ症など)があったり、原因不明というのもあります。

 

ぶどう膜炎の症状として代表的なものに、①充血②前房フレア③低眼圧があります👁

①充血ぶどう膜に炎症が起こると、血管が拡張し、外から見ると白目が一様なピンク色に見えます🔴

②前房フレア角膜と水晶体の間に炎症産物が浮遊している状態です。スリットランプという眼専用の道具を使って判定することができます🙆‍♀️

③低眼圧ぶどう膜の1つである毛様体は眼の中のお水(房水)を産生する役割があります。毛様体に炎症が起きると房水を産生できなくなり眼球内の圧力=眼圧が低くなります。

眼科検査ではぶどう膜炎に特徴的な所見がないかどうか、ぶどう膜炎の原因はどこにあるかどうかを探っていきます🔎

 

今回のセミナーもとても勉強になりました📖

眼のトラブルでもそれ以外でもぜひ当院までご相談ください✨️

リハビリセミナー

2023年02月10日

こんにちは😃

獣医師の足立です🐰

 

 

先日もリハビリ診療を行なってくださっている小笠原先生のセミナーに参加させていただきました。今回のテーマも、シニアケアについて動物病院で取り組める事についてでした。

 

 

現在当院で実施している健康診断に、シニア期の子に対して追加で測定した方がいい項目がないか?を見直していただいたり、またその結果からどのように対応していけばいいのかを教えていただきました。

 

 

シニア期の子で、筋力が落ち痩せてきた子に対して、現在の栄養状態がどうなのか?を見ることで、筋力アップの運動を即座に開始していいのかどうかを判断できるようになります。

 

 

提案していただいた内容を病院全体でも共有し、実施していけるようにしていきたいと思います✨シニアケアのことについても何かあれば、ご遠慮なくご相談くださいね!

接遇セミナー

2023年02月04日

こんにちは、看護スタッフの石井です🐈

今月も接遇セミナーを受講しました。今回のテーマは先日メーカーさんと行った飼い主様アンケートでの振り返りと改善策を話し合いました。

中でも問題に挙がったのが待ち時間でした。来院から診察まで・診察後から会計までが長い事が挙げられ、どうしたら早くご案内ができるか意見を出し合いました。すぐに取り組むことのできる案もあったので日々実践して行きたいと思います。

丁度前回の接遇では院内の効率化というテーマを行っていましたので、今回の問題も効率を良くすることで改善することもあるので分けて考えず頭をフル回転させて頑張ります💪

ICU管理について

2023年02月03日

こんにちは🐱獣医師の久米です!

先日は研修医セミナーでICU管理について学びました!

状態の悪いぐったりするような症例では素早く状態を把握する必要があります

いつもの診察のように全身のエコー検査や触診をするような時間はないため素早く最低限のエコー検査(FAST)行い、そのほか血圧のような循環状態を把握する必要があります。

尿が出ているかどうか、どのくらい出てくるかも大切なポイントになります!

まだまだ先輩方のICU管理症例を一緒に管理させていただくことが多いですが、いざという時のためにしっかり復習しておきたいと思います!

整形外科セミナー

2023年02月03日

こんにちは!獣医師の市川です!

今回は整形外科セミナーを受講しました。

今回のテーマは「犬の後肢の破行診断」でした。

愛犬が後ろ足が突然痛がった経験はありませんか?

年齢や小型犬、大型犬ごとになりやすい病気がある程度決まっておりますが、最終的に大事になってくるのがどこが痛いかを探すことです。

直接話せない動物たちに治療をかける上では、どの関節が伸びたときあるいは曲がった時に痛いのかを知った上で、適切に痛みを誘発する必要があります。

そのために適切な必要なハンドリングやレントゲン撮影でのポイントについて今回は学びました。

今後もセミナーが続いていくので楽しみです!

リハビリセミナー

2023年01月29日

こんにちは😃

獣医師の足立です🐰

 

 

先日、リハビリ専門外来で診察して下さっている小笠原先生のシニアケアセミナーを受講しました。今回は前肢のケアを教えていただきました✨

 

前肢といっても、多岐に渡る関節、筋肉、腱、靭帯など、たくさんの臓器があります。シニアの子たちは関節の動きが悪くなっていたり、それに付随して筋肉も薄くなっていたりします。動きが悪くなってしまった関節を脚先は牽引は指圧メイン、肘や肩など上方の方は指圧やマッサージメインでケアしていく方法を一つずつ教えてもらいました!

 

今回はモデル犬がいなかったので、スタッフ同士でやっていくことに。右手をケアしてもらったのですが、どんどん軽くなっていくのが実感できました✨反対の左手はなんだか重く感じました!ほんの少しの時間でのケアだけで、これだけ変わるのか!というのが実感できました。

 

 

シニアの子たちや、麻痺がある子のケアに、どんどん取り入れていこうと思います!まずは実践して上手くなっていく必要があると思うので、たくさん練習しようと思います😊シニアケアなど、なにか気になることがあれば、なんでもご相談くださいね!

CTセミナー 〜泌尿器編〜

2023年01月28日

こんにちは、獣医師の江木です!

先日CTセミナーを受講し、泌尿器の読影法を学んできました。

泌尿器とは尿が作られてから排泄するまでの臓器(腎臓、尿管、膀胱、尿道)のことで、これらに異常がないかをCT画像から読みとります。

ただし、読影の前に…泌尿器疾患を疑う時のCT撮影時は、いくつか撮影前に準備が必要です。

・尿道は普通に撮っただけでは映らないので、尿道カテーテルを入れて撮る

・膀胱は尿が溜まっていないと膀胱壁や膀胱内の評価ができないので、膀胱内に生理食塩水を入れて撮影する

・造影剤は腎臓に負担がかかるため、場合によっては造影剤を薄めて使用する

これらに注意して、撮影を開始します。

今回は正常な泌尿器像、腎結石、膀胱結石、腎腫瘍、腎嚢胞、腎梗塞、水腎症、尿管炎の読影を学びました。

実際の現場ではCT画像をもとに外科手術時のプランを立てるための大切な検査になったりすることもあります。

もし膀胱に腫瘍があれば尿管を巻き込んでいるものではないかしっかりと確認しなければなりません。また、腎臓の造影が遅いことから腎障害を疑うことができたりと、見るべきポイントはとても沢山あります。

しっかりと正しい読影法を頭に入れて、CT検査をできるように今後もトレーニングしていきたいと思います!

麻酔学セミナー

2023年01月25日

こんにちは、獣医師の井上です。

先日、麻酔学のセミナーに参加しました。

近年、麻酔で一番重要視されているのは血圧です。

血圧は色々な指標になってくれます。循環、痛み、体液量などと様々です。

数ある指標の中でも、それぞれの臓器、例えば脳や腎臓などではある一定の血圧が保たれる自動調節能を有しています。

しかし、低血圧が続いてしまうと臓器の自動調節能によって保たれている血液の循環が保たれなくなり、臓器にダメージを与えてしまいます。

これを防ぐためにさまざまな条件に合わせた薬剤を選択する必要があります。今回はこの薬剤について麻酔科医が実践する方法や選択肢を学ばせていただきました。また、新たな情報もインプットすることができました。

これは日々の麻酔の中でとても重要なことでもあるので、しっかり活かしていきます!

アドラー心理学1ON1

2023年01月24日

渡邊先生によるアドラー心理学

早いものでもう四回目!

こんばんは、看護スタッフの渡辺です。

 

自分の伝え方、雰囲気で相手から引き出す答えが変わるというのを実践しながら行いました。

 

何気なく言った「なんで?」「どうして?」という問いかけは相手からしたら高圧的と捉えられているかもしれない。

相手の答えの質は自分の問いかけ方で変わる。

(ここ、とても納得しました。)

答えの質を相手に委ねすぎていないか?と自身のコミュニケーションの取り方を振り返るいい機会になりました!

 

後半にはセミナーを受けた内容をスタッフに実践した動画を先生に観て頂き、フィードバックいただきました。

 

今回セミナーを受けている同期達の動画も観ながらだったのですが、初回に比べて全員スキルアップしていて感心しました。

私ももっと頑張ります💪🔥