セミナー参加報告

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ONE千葉どうぶつ整形外科センター研修

2022年01月16日

こんにちは、看護師の松下です!

今月からONE千葉どうぶつ整形外科センターに研修に行かせていただいております。こちらは整形外科専門の二次診療施設で、整形外科疾患が疑われる動物たちが精査や手術のために来院されます。

一週目で印象的だったのは、リハビリの外来です。月に2回ほど理学療法士の方が来て、リハビリ外来を行っているそうです。動物の治癒具合や性格を見て、それぞれに合ったリハビリを行っていて、とてもすごいなと思いました。私はリハビリに興味があるので、たくさん勉強になりました。

来週もたくさん学べるよう頑張りたいです。

VETS ACADEMY 麻酔・疼痛管理コース第1回

2022年01月15日

こんにちは、看護師の石井です🐈

先日オンラインで麻酔・疼痛管理のセミナーを受講しました。

今回は麻酔の種類と効果について学びました。

麻酔と言っても種類が沢山あり、何を目的として使用するかによっても使う麻酔薬が変わってきます。

全ての麻酔薬が鎮静・鎮痛・催眠の効果を持っている訳ではなく、それぞれの効果しか持っていなかったり、その中でも作用の強弱があったりします。

また、使用した際に心拍が下がったりするので看護師は麻酔導入の際に異変に気づけるように、麻酔薬ごとに特徴を覚えておけると役立つと思いました。

麻酔は100%安全とは言えないので、その中でもより安全にかけられるように麻酔の知識をしっかり付けて行けるように頑張りたいと思います。

第2回目が楽しみです😊

看護師向け整形外科セミナー(voa)第6回

2022年01月15日

こんにちは、看護師の野手です。

昨日、看護師向け整形外科セミナー(VOA)の第6回と最終試験を受けてきました。
今回は大腿骨頭切除関節形成術の講義でした。この手術は、主に以下の疾患のときに行われる手術で、
・股関節形成不全
・レッグ・カルベ・ペルテス病
・股関節頭背側脱臼
・大腿骨骨折(慢性)
・大腿骨頭成長版骨折(慢性)
などがあります。
歩き方がおかしい、後ろ足をかばって歩く、後ろ足に体重をかけると痛がるなどの症状がある子はこの手術をすることで、
「痛みをとる」
ことができます。
骨を切ると歩けなくなるのではないか?
骨片が皮膚を貫通してしまうのではないか?
と不安になる方もいると思いますが、切除した大腿骨頭の周りには沢山の筋肉があるので無くなったとしても突き抜けることはありませんし、あたらしい組織が出来上がりますので問題なく歩くことができます。
本人の痛みも無くなりますし、見た目上ふつうに歩けるようになるので飼い主様の満足度の高い手術だと言われています。
最後に全6回分セミナーを終えたので最終試験を受けてまいりました。
難しい問題もありましたが、勉強した成果を出せたと思います。

合格発表はこれからですが、一年を通してすごく勉強になるセミナーでした😊

リハビリセミナー

2022年01月14日

こんにちは!看護師の野手です。

先日、リハビリ専門医の小笠原先生によるリハビリセミナーを受けさせて頂きました!
今回の内容は、シニアケアです。
シニア犬はなぜ足腰が弱まってくるのかを勉強しました。
高齢期に見られる骨格筋量の低下と筋力もしくは身体機能の低下を専門用語でサルコペニアと言います。
サルコペニアは、加齢にともなって生じる1次性変化と活動、栄養、疾患が原因となる2次性変化が原因で起こります。
健康なうちからシニア期にむけた丈夫な身体づくりをする事で、元気な姿で過ごせる期間が長くなると思います。
シニア期を迎えるわんちゃんの飼い主さんに少しでもいいアドバイスができるようにもっと勉強していきたいです😊

こいぬこねこ教育アドバイザー④

2022年01月10日

こんばんは!看護師の渡辺です。

 

今回は第4回目!セミナーも大詰めになってきました✨

今までの振り返りをはさみながらの内容でした。

 

セミナーを受講して感じた事はわんちゃんねこちゃんとの過ごし方は勿論そこにはオーナー様もいらっしゃるということ。

オーナー様へいかに寄り添えるかというのも私達の大切はお仕事なのだなぁと感じました。

 

動物福祉のお話しや動物病院の在り方、初めて来院するわんちゃんねこちゃん達への第一印象の与え方などなど再確認できました!!

また5回目も更新します✨

エキゾチックアニマルセミナー

2022年01月10日

こんにちは!看護師の宮本です!

先日エキゾチックアニマルセミナーを受講しました✏️

今回の内容は『ハムスターの眼の病気』についてでした。

 

(構造)

ハムスターさんの眼の構造は、ワンちゃんネコちゃんと同じです。ただタペタムと言われる光を反射板の役割をする所はないそうです。

げっし類はマイボーム線という場所が発達しているので、眼の表面は脂が保たれているので瞬きをあまりしないそうです。

 

(お手入れ)

体調が悪いと目を瞑って目脂が出てくることも。

土に潜る生き物なので、粉塵で眼が汚れてしまうことは多々ありますが、眼の周りはなるべく綺麗に保ちましょう。

☆眼薬を挿した後の目の周りの余分な水分を拭き取ってあげましょう

気にして毛繕いする事で眼が傷つくことも。

 

(眼の病気)

霰粒腫(肉芽のような物ができる)

緑内障もなりますが、そちらよりぶどう膜炎や眼内炎になることが多いそうです。

白内障、前房出血と眼の病気もヒトやワンちゃんネコちゃんと同じようになります。

 

ただ、ハムスターさんは夜行性でコミニケーションを超音波で取っている為、眼の病気に気がつきにくいそうです。何か気になる事が有れば来院されるのもいいかもしれません🐹

 

 

 

 

VETS ACADEMY 外科看護コース

2022年01月09日

こんにちは、看護師の松下です。

先日、VETS ACADEMYさん主催の外科看護コース第3回を受講しました。今回のテーマは滅菌・消毒についてでした。

動物病院において消毒、滅菌は普段の診療や手術を衛生的に行うために必要不可欠です。滅菌は全ての微生物を完全に除去あるいは殺滅する事で、消毒とは微生物の数を減らす事を意味します。具体的には手術で用いる器具などは滅菌されており、手を洗ったりすることは消毒にあたります。滅菌の方法には様々なものがあり、器具の材質などによって適切な滅菌方法が選択されます。消毒剤も種類によって対象となる菌が異なったり、使用できる物やできない物があります。

滅菌や消毒は動物病院では日常的に行うものなので、意味を理解して正しく滅菌、消毒ができるようにしたいです。

眼科セミナー

2021年12月28日

こんにちは、獣医師の井上です🐈

先日、世間がクリスマスイブの中、小林一郎先生による第3回目の眼科セミナーを受講してきました。

今回は検査の流れについて専門医の視点から教えていただき、なぜ順序があるのかなど基礎的なことから、検査の中で見つけにくい病気など応用的なことまで勉強できました。

目の病気は老齢による出てくるものばかりではなく若くから出てくるものも多くあります。

最近目をしばしばしてるな、目ヤニが増えたな、白くなってきたなetc少しでも変化に気づいたら一度健康診断を受けてみて下さい😌

皆様方が良い年末を過ごせますように。

救急セミナー

2021年12月26日

こんにちは!看護師の宮本です。

先日、救急セミナーを受講しました。

今回のテーマは尿路結石でした。

 

ワンちゃんもネコちゃんもなる病気です。

最近の結石はシュウ酸カルシウム が多いそうです。(ご飯やおやつの傾向でしょうか)

 

また、エコー検査で膀胱に尿が溜まっていてもいつ作られた尿なのか、膀胱と腎臓を繋ぐ尿管が詰まっていないかは、分からないので、尿がちゃんと作られているかリアルタイムで見るには、尿カテーテルが有効とお伺いしました。

そして、急に尿路閉塞になり具合が悪くなる訳ではないようで、飼い主さまにお伺いすると実は2〜3ヶ月前に食欲が落ちていたり、元気がなかったりしたことがあり、気づいたら元気になっていたという場合もあるそうです。(この時点で腎臓にじわじわダメージを受けているかも)

元々砂漠に住んでいた猫ちゃん達は冬になるとお水を飲む量が減ります。おしっこの量やお水を飲む量は気にかけていきたいポイントです!

 

元々の体質や肥満、ストレスで特に猫ちゃんは尿路系の問題になるので、リスクを1つでも減らせるように、うちの猫ちゃんはぽっちゃりなので、尿路関係に気をつけていきたいです。

ベッツアカデミー腎・泌尿器コース第二回

2021年12月25日

こんばんは、Dr.スゴウです。

オンラインセミナーの腎臓・泌尿器科コースの第二回を受講しました。

今回は多飲多尿についてでした。

多飲多尿とはそのままで飲水量と尿量の異常な増加を認める臨床症状の事です。

飲水量に関してはワンちゃんで100ml/kg/日、猫ちゃんで50ml/kg/日が上限に設定されています。

多飲多尿を認める病気は沢山ありますが、よく遭遇するものとして腎臓病、糖尿病、副腎皮質機能亢進症(犬)、甲状腺機能亢進症(猫)があります。

血液検査、尿検査、腹部超音波検査、ホルモン測定検査を行う事で上記の4つの病気を除外することが可能です。

また、検査を行う過程で他の多飲多尿の多くの原因も除外できることが多いです。

上記の一般的な検査で診断がつかない場合、診断が難しい尿崩症や潜在的な腎機能低下の可能性があり、より特殊な検査が必要になります。