セミナー参加報告

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バンコク外科実習

2023年03月21日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

先日、タイのバンコクで行われた外科の実習に参加してきました!

日本はまた寒さが戻ってきていますが、タイは暑かったです☀

 

最近海外実習はなかなか実施されなかったので、実に4年ぶりくらいの海外実習でした。

今回のテーマは、整形外科、神経外科、軟部外科!

日常的に出会うことの比較的多い疾患を全部総なめにするというとても欲張りなセミナーでした。

整形外科は、主に膝の手術として、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯断裂症の基本手術。

神経外科は、椎間板ヘルニアに対する低侵襲手術。

軟部外科は、泌尿器外科として、腎臓の疾患、尿管、膀胱の手術。

を学んできました。

それぞれを数日に分けて行うセミナーはありますが、短い期間で全部の手術の実習ができることはほとんどなく、

非常に実りのある実習になりました。

 

どれも遭遇頻度の比較的多い疾患ですし、

より良い手技の習得は、痛みの減少、機能回復を高める効果があります!

しっかり、理解し、復習し、常にベストな手術ができるように頑張ります!

 

タイで少しですが、観光する時間があったので、ホテルから徒歩でいける寺院に行ってきました。

日本のお寺と違い、色鮮やかで、新鮮な気持ちでお参りすることができました😊

心エコー実習

2023年03月21日

こんにちは!獣医師の山野です!

先日循環器の先生から心臓エコーについての実習をしていただきました!

今回は心臓エコーの基本断面の出し方を教えていただきました🫀

心臓エコーでは①心臓と血管の断面、②心臓の動き、③血流 を評価するのに役立ちます。心臓は超音波ビームの透過を妨げる胸骨や肋骨、肺の下に存在し、なおかつ6.7cmほどの小さな臓器です。このため①~③を正確に見逃し無く評価するには、超音波プローブを当てる方向、角度、体位など様々なものを調節して、とにかく綺麗な心臓の断面を出す必要があります😤

沢山練習してうまく活用できるようになれるよう頑張ります💪

内科学セミナー

2023年03月19日

こんばんは、Dr.スゴウです。先日、内科学のセミナーが院内でありました。

今回は膀胱炎についてのセミナーでした。

膀胱炎は猫と犬で原因が大きく異なります。

猫ちゃんは飼育環境(多頭飼育、トイレの環境、飼い主との接し方など)、本人の性格、季節などによるストレスが原因となり膀胱炎になる動物です。

人や犬とは異なり通常は細菌性の膀胱炎はあまり多くはありません。

上記のように様々なストレスが原因なので治療はそれらのストレスの軽減がメインになります。再発しやすい病気であり、長期的なケアが必要になる病気なので飼い主様ご家族がこの病気について理解できるようにお話をする事が私たちの役割であると考えています。

犬ちゃんの膀胱炎は人と一緒で細菌性の膀胱炎が多いです。

原因となるのは腸にいる大腸菌や腸球菌が外陰部から膀胱に入ってしまう事です。

また、疲れているときやおしっこの量や回数が減る冬場は症状が出やすいです。

治療は菌に効果のある抗生剤の投与がメインになりますが、最近は抗生物質の乱用による薬剤耐性菌の出現が社会的な問題となっていることから症状がない場合(尿検査での血液反応のみで見た目の血尿や頻尿などの症状がない、細菌が検出されたが血尿、頻尿などの症状がない)は抗生物質は投与せず経過をみる事が推奨されています。

また、使用する場合も長期間の使用はせず、効果がない場合は尿を無菌的に採取し、どの抗生剤が効果があるのかを調べる検査(薬剤感受性検査)を行う事が望ましいです。

ご自宅の犬猫ちゃんに頻尿、しぶり(踏ん張っても尿がでずらい)、トイレ以外での排泄などの症状がある場合はスタッフまでご相談ください。

研修医セミナー(整形)

2023年03月17日

こんにちは、獣医師の江木です!

先日、研修医セミナーを受講しました。

今回のテーマは整形で、前肢跛行の診断方法についてでした。

前肢跛行の症状でも原因は様々で、原因疾患を見逃さないようにまずは犬種、年齢から鑑別疾患のリストを挙げます。

前肢跛行の原因で1番多いのは肘関節の異常、その次が肩関節の異常です。

ただし、前肢跛行=整形疾患ではないので、その他頸部の神経疾患や筋肉・腱の損傷の可能性も忘れてはいけません。

診断法については、触診のやり方とレントゲン撮影方法・読影のポイントをメインに学びました。

触診は、知りたい部分以外を触りすぎると正しい評価ができないため、”どこを持ってどう足を動かすか”がとても大切です。

レントゲン撮影は撮影したい部位により保定の方法が異なるため、正確に画像を評価するためにも正しい保定方法を知っておく必要があります。

前肢の診断はとても難しいことが多いので、正しい触診とレントゲン撮影方法で正確な診断をしていこうと思います✨

野崎さんセミナー

2023年03月17日

こんにちは!獣医師の市川です!

今回の新人教育者担当として野崎さんのセミナーを受講しました。

ミズノに来てまもなく3年目となりますが、後輩指導という立場を任された責任感と不安感で正直いっぱいです。

一つ上に立つ立場の人間として何をしていくべきか、どう考えていくかを今回指導していただきました。

自分自身も未熟者ですが、後輩をサポートしつつ、また指導を通してその後輩からなにか得られるものがあるといいなと思います。

臨床病理検討会

2023年03月17日

こんにちは!獣医師の市川です!

先日臨床病理検討会に参加しました。

今回は貧血の猫ちゃんの症例についてご相談させていただきました。

このセミナーに参加して早1年と半年が経過しましたが、参加した当初と比べると多角的な視点から物事を捉えられるようになったとわずかながら実感しました。

毎回参加するたびに新しか学ぶことが沢山ありますが一つ一つを丁寧に吸収していきたいです。

1on1セミナー

2023年03月16日

こんにちは、看護スタッフの松下です。

先日、1on1セミナーの最終回を受講しました。今回は面談を行うだけでなく他の人の面談を見てフィードバックを行いました。

他の人の面談を見ることで自分にはない視点に気付くことができました。また客観的に見ることで面談のスムーズな流れを確認できました。

4月からは新しいスタッフも入ってくるので、これまでこのセミナーで学んだことを活かしていきたいです。

 

リハビリセミナー

2023年03月09日

こんにちは、看護師の松下です🐶

先日、リハビリセミナーを受講しました。今回は今までのシニアケアのまとめとして、実際にリハビリ外来に来ていただいているわんちゃんに対するケアについて学びました。

シニアケアはお家での過ごし方がとても重要です。お家での様子やご飯のことなど詳しく聞き、改善できるところを探したりします。また一般状態を見て筋力の維持や筋肉の拘縮予防のためのマッサージやストレッチなどを提案します。

今回のわんちゃんは頭を動かす練習や足先のマッサージ、タンパク質の摂取量を増やすため鶏肉をトッピングすることなどを提案しました。

わんちゃんも高齢化が進んできてお家での過ごし方や介護などについて悩まれている方もいらっしゃると思います。当院では月に2回専門の先生によるリハビリ外来を行っています。シニア犬に対するリハビリも行っておりますので、気になる方はぜひスタッフまでご相談ください!

 

こいぬこねこの教育アドバイザー養成講座

2023年03月08日

こんにちは!看護スタッフのなわいです!

 

先日、こいぬこねこの教育アドバイザー養成講座のこねこ塾を受講しました!

 

子猫の適正飼養や問題行動の予防や対策、ハンドリングの方法などを教えていただきました

 

猫ちゃん達は初めての事に敏感な子達が多いので、今後お家でのトレーニング方法などお伝え出来ればと思います!

整形セミナー

2023年03月05日

こんにちは!獣医師の市川です!

今回も整形セミナーを受講しました。

テーマは「関節の画像診断」ということで、レントゲン検査における異常な関節所見について学びました。

前回が正常な関節の構造の把握だっただけに、異常な画像所見がなにがどう変化しているのかわかりやすかったです!

次回も受講が楽しみです!