研修セミナー(画像診断)
2022年06月19日
こんにちは!獣医師の久米です。
先日、研修医セミナーの画像診断編を受講しました。
普段はルーチン的に右ラテラル(右横臥位)とVD像(仰向け)、必要であれば左ラテラル(左横臥位)の順ででとることの多いレントゲン検査ですが、実は左ラテラルから撮影をすると見えてくるものが違ってきます。左ラテラルから撮影を行うと、ガスが十二指腸に分布するため、異物の有無を確認することだができるようになります!レントゲンの撮影順序を工夫するだけで、ガスの分布が変化し見えなかった、見えにくかったところが見えてくることは知らなかったのでとても勉強になりました✨
胸部レントゲンの読影方法についても教えていただきました!肺胞パターンや、間質パターン、気管支パターンなど学校で教わったことはありますが、実は分かりやすく簡便化されており本来の意味とは少し違うということを学びました!
実際の症例を交えながら説明していただいたので、とても分かりやすかったです。
正しい読影を行うことが正しい診断を行う為の一歩につながるので、今回のセミナーを活かしてレントゲン読影にチャレンジしていきたいと思います!