CTセミナー
2022年09月06日
こんにちは、獣医師の久米です
先日CTセミナーを受講しました。
今回のCTセミナーでは鼻腔〜胸腔の読影方法を教えていただきました。
鼻腔では左右の対称性や骨融解の有無が大切になります。読影に慣れてくると、主訴やCT画像上の所見からだいたいの腫瘍の目星はつくようです👀
実際の症例の画像をみてディスカッションしながら進めましたが、○○な気がする…○○かもしれない…と曖昧な読影しかできずまだまだ勉強が必要だと実感しました。
胸腔のCTではさまざまな疾患が適応となり、得られる情報が沢山あります。
エコー検査では見ることの難しい肺ですが、CTは空間分解能が高いため病巣の細かい位置や、どこから発生したものなのか知ることができます。
腫瘍性病変では肺が原発なのか、それ以外が原発巣なのか見ることが大切です。微妙な色彩の変化や、小さな結節も見逃してはいけません。
こちらも実際の症例の画像を用いてディスカッションしながら進めましたがとても難しいっ💦
読影になれてないため、小さな結節の見逃しや病相の発見にとても苦戦しました…
当院ではCTの読影を専門の先生にお願いすることが多いですが、自分で読影する能力をしっかり身につけたいと感じた時間でした!
