研修医セミナー(カルテの記録法)
2022年09月07日
こんばんは!獣医師の江木です。
先日カルテの書き方について研修医セミナーで学んできました。
患者さんの情報を客観的に記録するためにPOMR(Problem Oriented Medical Record:問題指向型診療録)という診療記録法があります。
具体的に
主観的(Subjective):問診内容
客観的(Objective):院内での検査内容
評価(Assessment):診断結果
方針(Plan):治療内容や再診の日など今後について
の4項目(頭文字をとってSOAP)に分けてカルテを書くことで、分かりやすく表記することができます。
こうすることで、前回の診察とは別の獣医師が診察しても患者さんのこれまでの情報を正確に理解した上でお話しすることができるのです🌟
電子カルテでは診察記録をつける時、自動的にこの4項目が表示されそこに記録することができます。
すぐにペンで記録できることから紙カルテに頼りがちですが、電子カルテでPOMRに基づく診療記録を分かりやすくつけていけるよう今後も意識して診察していきたいと思います!
