内科セミナー
2021年10月11日
こんにちは🌞
獣医師の石井です!
先日、院内で内科セミナーが行われました。
今回のテーマは、肝臓でした!
肝臓の病気は、中毒や感染症、変性、炎症、腫瘍など様々な原因で起こります。
症状としては、元気や食欲がなくなったり、吐いてしまったり、他の病気でも見られることが多いため、症状だけで診断するのは難しいです。
そのため、飼い主さんから詳しくお話を聞いたり、検査をしていくことが必要です。
検査は、血液検査やレントゲン、超音波検査が一般的に行われます。
血液検査では、肝臓の酵素や肝臓の機能を評価しますが、肝臓の酵素の数値は、肝臓以外の病気でも数値が上がるため注意が必要です。
画像検査では、肝臓以外の病気がないか、肝臓の大きさや色に問題ないか、胆嚢や胆管に問題ないかどうかなどを調べていきます。
肝臓の病気は症状がわかりにくいため、診断するのが難しいことも、多いのでしっかり診断、治療できるように勉強したいと思います。