セミナー参加報告

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デンタルセミナー(ステップアップ編)

2018年03月25日

みなさんこんにちは!看護師の佐藤です。

 

先日、院内で飼い主様向けセミナーを開催致しました。
前回のデンタルセミナー(入門編)に引き続き、今回はさらに進んだステップアップ編ということで実際に歯ブラシを使った歯磨きの練習をしました。

前回のデンタルセミナー(入門編)でお世話になったビルバックジャパンの社員さんに今回もご協力頂いて、歯周病についてのお話をしていただきました。

 

お話が終わった後、いよいよわんちゃんと一緒に実践です!・

 

歯ブラシを使う前にウォーミングアップとして歯磨きペーストを指につけてお口周りを触る練習をしてから歯ブラシを使って歯磨きをしました爆笑
やっぱり歯ブラシを使った歯磨きは難しいですね。みなさんもわんちゃんも熱心に取り組んで下さり、だんだんと歯磨きができるようになりました!

今回のデンタルセミナーを担当させていただいて、歯についてや歯磨きについてわたし自身もとても勉強になりました。
参加してくださった方ありがとうございました。

 

来月の飼い主様向けセミナーは「愛犬・愛猫となかがくいっしょにいるためには」です4月26日におこないますので、参加希望の方はぜひお越しください。
事前参加登録が必要となりますので、病院の受付にお声掛け下さい!(お電話でも承っております)

 

前回も今回も頑張ってくれた愛犬のクロムの歯磨き中の写真です。

皮膚科セミナー

2018年03月12日

みなさんこんにちは!
看護師の角川です!

 

今回は先日行われました皮膚科セミナーについて触れようと思います〜

 

今回の題材はニキビダニ。
別名アカラスやデモデックス、毛包虫と呼び名が様々で皮膚上に常在しているダニです。これは人の肌にもいます!!
普段は穏やかに過ごしているのですが、宿主の免疫低下をきっかけに増殖し、症状に繋がります。

 

このニキビダニ症は生後2歳までの子は治る確率が高いのですが、中高齢の子がなるとほかの病気を併発していることが多いので治りが悪いのです・・・(´・ω・`)

 

ニキビダニ症の主な症状は、四肢や背中などの発疹やふけ、そして痒みです。
皮膚環境が悪化しているためほかの皮膚病(アトピーや細菌感染等々・・・)を併発していることも多いので、別途治療がいることもしばしば

診断はいくつか方法があるのですが、よく行われるのはニキビダニがいるであろう皮膚を削ってとれたものを顕微鏡で見る検査です(掻爬検査)

 

そしてニキビダニを駆虫するには
皆さんフィラリア症でおなじみ
イベルメックにはいっているイベルメクチンなどの予防薬にもはいっているお薬を使います。
治療で使う場合予防薬の数十倍の量を頻回つかうので、予防薬で毎月飲んでいるとはいえニキビダニ症の予防にはならないのです・・・

 

人間の顔にもいるニキビダニ。
種を超えて移ったりはしないのですが、
あのような虫が毛穴に潜んでいると思うとゾッとしますよね・・・

 

最近は暖かくなって花粉が猛威を奮っています・・・日々の体調管理に気をつけてください!!

 

皮膚科セミナーの翌日?新しい子を迎え入れました〜

魚です。ベタです。
下手くそながらもアクアリウムに挑戦しようと思いますー

 

もう一頭も元気です

新しいことを始めるのにぴったりな春。
みなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか!!

 

院内循環器セミナー

2018年03月12日

こんにちは
獣医師の石井です!

どんどん暖かくなってきて、春らしくなってきましたね。

 

先日、院内で循環器セミナーがありました!
今回は、心臓の血管肉腫について勉強しました。

 

血管肉腫とは、血管内皮細胞由来の悪性腫瘍と定義されています。
犬において、血管肉腫は、脾臓に最も多く発生しますが、心臓にできてしまうこともあります。

 

心臓の中でも右心耳や右心房というところにできます。症状としては、腫瘍から出血し、心臓の周りの心嚢と呼ばれる袋に血液が貯まる心タンポナーデになることで、ショックを起こしたり、血圧が落ちたり、うっ血し腹水の貯留どがみられます。
また、肺転移が起き、呼吸が苦しくなるといった症状が見られることもあります。
一般的には、大きくならないと症状も出ないですし、検査でも見つからないことも多く、見つかったときには、大きくなってしまっていることが多いです。

 

診断は、心臓のエコー検査で行います。
右心耳や、右心房にデキモノがあった場合、血管肉腫で
また、心タンポナーデなど、腫瘍によって起こされる変化がないかどうかもチェックします。
血管肉腫は肺転移を起こしやすい腫瘍なので、肺に転移がないかどうかもレントゲンやエコーでチェックします。

 

治療は、抗がん剤になります。
抗がん剤を使うことで、腫瘍をなくすことはできませんが、進行や転移を遅らせたり、出血しにくくなり、心タンポナーデになりにくくなるそうです。予後は良くなく、余命は治療しないと数日、治療しても余命は3、4ヶ月と言われています。

 

先日、ハリネズミを飼うためのケージを買いました!!

実は、大学生の頃からハリネズミをずっと飼いたくて、迷っていたのですが、ついに決心しました☺
まだ、ハリネズミちゃんはお家に来てないので、かわいいハリネズミちゃんと出会って、はやくお家にお迎えできるといいなーと思います。

画像診断セミナー

2018年03月05日

こんにちは、Dr.スゴウです。
昨日はとても暖かい一日でしたね音譜
最近は梅の花が咲いていて春を身近に感じています。

 

先週の火曜日に浅沼と二人で東京農工大で行われた画像診断セミナーに参加してきました。
全部で3回のコースで1回目の今回はCT検査についてでした。

 

CTはComputed Tomographyの略でコンピューター断層撮影法のことです。
レントゲン検査と同じX線を利用した検査ですが、最大の特徴は検査の名前にもあるように物体の内部の断層像を見ることができる点です。
レントゲン検査は体を通過したX線をフィルムに写す検査なので透かし絵のように平面であり、臓器の大きさや形をとらえることはできますが、内部の詳細な変化をとらえることが難しいです。

 

一方、CT検査は体を通過したX線をコンピューター処理をし、体の断層写真を作ることができるので臓器や骨の内部構造をしっかりと確認することができます。
X線の通しやすさはそれぞれの物体によって違い、この特性が診断に役立ちます。
それぞれが持つX線の固有の通しやすさをCT値といい、各物質により決まっています。
例えば空気は-1000(真っ黒に写る)、水は0(灰色に写る)、骨は1000(真っ白に写る)です。
この値と色の濃淡でそこで何が起こっているか、何があるのかをみるのがCT検査です。

 

エコー検査(超音波検査)も体の内部を見ることに長けている検査ですが、超音波は堅いものや空気で反射してしまうので骨や肺の診断があまり得意ではありません。お腹の中や心臓の診断はCTに引けを取らない検査ですが、頭部や顔面(鼻や口の中)、肺の診断にはCTが非常に有効です。

 

内容的に少し難しく、長くなってしまうのでCT検査について詳しく知りたい方は獣医師に聞いてもらえればとおもいます。

次回はMRI検査について学んできたいと思います。

 

先日休みを利用して長野の白骨温泉に行ってきました。
今回は小梨の湯「笹屋」に泊まりました。
温泉がとってもいい湯でした温泉

 

帰りに寄り道して山梨でラーメンを食べてきました。
蓬莱軒というお店で、地元ではかなりの有名店のようでした。
店内に色々な有名人のサインと写真が貼ってありました。
チャーシューメンを頼んだのですが、そのボリュームにびっくり。

大盛りを注文し、餃子まで頼んだのでお腹パンパンになりました

眼科セミナー

2018年02月27日

こんにちは!
獣医師の森本です‼︎

 

先日、眼科セミナーにいってきました。
今回のテーマは「緑内障」についてでした。
なので、今回は緑内障のことについて書きたいと思います。

 

〈緑内障とは〉
眼の圧力が上がることによって、網膜や視神経などに障害が起こり、視覚に問題を起こす病気です。
緑内障には遺伝的な問題で発生する原発性のものと、白内障やブドウ膜炎などの別の眼の病気の進行に伴い発生する続発性のものがあります。

 

〈好発犬種〉
柴犬、コッカースパニエル、シーズー、ビーグルなどが遺伝的に緑内障を発症しやすいと言われています。

 

〈検査〉
緑内障の診断に用いる検査には主に眼圧測定、眼底検査があります。
眼圧測定は文字通り眼の圧力を測る検査です。緑内障の子だと正常より高い眼圧を示します。
眼底検査は網膜や視神経の評価をすることで、現状の視覚の状態の把握を行います。

 

〈治療〉
治療には眼の圧力を下げることを目的とした点眼薬や外科的処置があります。
また、既に視覚を失っている場合には緑内障による痛みの緩和を目的としたシリコンボールによるインプラント術などがあります。

 

〈予防〉
緑内障の予防には早期発見が重要となります。
飼い主様が異変に気づき、症状がある程度出ている時には緑内障が進行していることが多く、視覚を失ってしまう可能性があります。
なので、上記に記載した好発犬種の子などは健康診断の時に定期的に眼圧測定を行い、より初期に緑内障を見つけてあげることが大切です。

 

 

この間、久しぶりに高校生の時によく通っていた津田沼にある「なりたけ」というラーメン屋さんに行ってきました。

背脂がこれでもかと乗っているこってり系のラーメンで胃にガツンと来る味でした‼️
相変わらずの美味しさでとても懐かしい気持ちになりました(笑)

デンタルセミナー(入門編)

2018年02月26日

こんにちは照れる看護師の田村です。

 

先日院内で飼い主様向けセミナーを開催致しました。
デンタルセミナー入門編と言うことで、歯みがきを行うために必要な、口を触る練習を実践形式で行いました。
デンタルケア商品を主に、当院でもお世話になっているビルバックジャパンの社員さんに協力いただき、ワンチャンの口腔内の構造や歯周病についてお話しいただきました。
その後、ワンちゃんと一緒に実践です?!
みなさんとても熱心に取り組んでいただきあっという間に上手にできるようになりました。

 

今回は入門編の口を触る練習でしたが、次回はステップアップして歯ブラシを使っての実践です。
今回ご参加できなかった方も参加可能ですので、興味のある方は当院までご予約をお願いいたします。

 

今回一緒に実践を頑張ってくれたスタッフ佐藤の愛犬クロム君です。

みなさんの前でお手本となれるよう頑張りました。
次回もクロム君参加予定ですので、ぜひみなさんのご参加もお待ちしております。

動物病院トリマーセミナー

2018年02月24日

こんにちは。トリマーの木村です!

先日、都内で行われた動物病院のトリマー向けセミナーに参加してきました。
普段、トリマー全員向けのセミナーや勉強会はたくさん行われているのですが、“動物病院”のトリマー向けのセミナーというのはあまりないので貴重な時間となりました。

内容は、
わんちゃんとの信頼関係はとっても大事!
トリミングを好きになってもらうには嫌がることをしない、なぜ怒っているのかを考える、たくさん誉めること、そしてトリミング室の雰囲気がとっても大事ということでした。

 

例えば爪切りが苦手なわんちゃんがいたとします。
普段、足を固定するのにギュッと掴んで動かないようにすることが多いのですが、これが苦手なわんちゃんも少なからずいます。それに気づかないと当然わんちゃんも嫌がって動いたり暴れたりしますよね。
わざわざギュッと掴まなくても、優しく持つだけで切らせてくれるわんちゃんはたくさんいます。

 

あとは爪の切り方。
一気にバツン!と切ると、その衝撃にびっくりして怖がるわんちゃんがいます。なので、切るときも爪をスライスするように優しく、なるべく衝撃のないように切ると、わんちゃんの恐怖心も薄れます。

 

普段何気なくやっている些細なことも、優しさを意識するだけで変わることがたくさんありますね。

 

そして忘れてはいけないのが誉めることです。
出来たときには頑張ったね~!えらいね~!としっかり誉めること。誉められるとわんちゃんは喜びます(^^)
プラスの感情が多ければ多いほどトリミングや病院を好きになってくれるのでとても大事だということです。
病院を好きになってくれると、治療やお泊まりのときにも楽しく来てくれ、ストレスが減ります。

 

その他、
技術面ではわんちゃんの負担が少しでも減るよう、短時間でのトリミングを心がけることが大切という内容でした。
ハサミとバリカンでカットするのでは、どちらも金属を擦り会わせて毛を切断する構造になっています。
刃の数が違うだけで、ほどんど同じです。
普段ハサミでカットするところもなるべくバリカンを使って素早くしたりする工夫も必要とのことでした。
今はバリカンとハサミ、場所によって使い分けていますがなるべくできるところはバリカンを使って早く仕上がるように極めたいなぁと思いました・

 

セミナーが終わったあとは、講師の渡辺和明さんと、伊砂美登里さんと受講者数名と懇親会に行ってきました。
皆動物病院のスタッフということで大盛り上がり。
他院の業務などのお話しも聞けてとても良い会になりました。

ノミ、ダニ、フィラリアセミナー

2018年02月24日

こんにちは。
受付の鈴木です。

 

先日院内でノミ、ダニ、フィラリアのセミナーがありました。

まずはフィラリア病についてです。
フィラリアとは蚊によって伝播され、蚊がいる場所ならどこでも感染するという恐ろしい病気です。
ネコちゃんにも感染はしますが終宿主としては1番わんちゃんが好まれるというワンちゃんにとっては特に気をつけなくてはならない病気の一つです。
症状としては無症状から重症なものまでたくさんあり体重の減少、咳、うっ血性心不全、最悪の場合は亡くなってしまうこともあるそうです。
そのため病気になる前に蚊の活動時期にあわせて予防薬を飲ませる事が大切です!

 

次はノミ、ダニについてです。
ノミは動物の体表に棲み動物の血を吸血して生きており、ダニは草の上などから動物に寄生し血を吸血して生きています。
ノミもダニもきちんと対策をしないと恐ろしい病気を引き起こす可能性があります。
対策としては部屋を綺麗に保つ、予防薬で管理、こまめなブラッシングが必要です。

 

私事ではございますが先日新しい家族が増えました。

ウサギの女の子「ジャンヌ」です。
まだまだ分からない事がたくさんあり大変ですがそれ以上に毎日癒しをくれる大切な存在です。

内科学アカデミー & 腹腔鏡セミナー

2018年02月24日

こんにちは
獣医師のあさぬまです!

 

2月も早くも終わってしまいそうですね。
今年に入ってもう2か月経つのか…。と、おもってしまいます。

 

2月~3月はセミナーや研修が多く、ご迷惑をおかけします。

 

さて、先日
横浜で行われた内科学アカデミーと
品川で行われた腹腔鏡セミナーに参加してきました。

 

内科学アカデミーは、ほぼ毎年参加させていただいています。
毎年、ベーシックな内容からかなり発展的な内容まで、充実したアカデミーです。
今年は、主に循環器分野の講義を聴講してきました。

 

まず、循環器学会の認定医講習会に参加してきました。
今回、2つの講習会を受けたことで、全42個ある認定医講習会を全部受講したことになります!
認定医の受験資格を得るにはあと2年ほどかかるのですが、
しっかりと勉強を続け、少しでも飼い主、動物の生活を豊かにするお手伝いが出来るように頑張ります。

 

今回のアカデミーのトピックは、
「心臓の複雑な動き」でした。
心臓は合計4つの部屋で成り立っています。上下、左右の4つです。
その4つの部屋が、とても複雑な動きで効率的に血液を送っています。

 

また、心臓の収縮も、単純に開いて閉じて。の動きではなく、
雑巾を絞るように、ねじれの運動をしているといわれています。
心臓の超音波の検査では、「心臓の各部屋がしっかりと同期して動くこと」「心臓がしっかりとねじれること」
の2つを正確に評価することは、非常に困難でしたもやもや

 

近年では、発展的な超音波検査により、この心臓の複雑な動きをより鮮明にとらえることができるようになってきました。
しかし、人医療以上に検査結果にバリエーションがあり、
まだまだ発展途上の検査分野であるという印象です。
すぐに、日常の治療に役立つ技術ではないようですが、
心臓が非常に複雑な動きをしていて、超音波で見られるデータには限りがある。
と認識する、いい機会になったと思います。
日ごろから、動物の様子や体調を気にかけて、検査結果のみを当てにすることがないように、診察に臨もうと改めて意識しました。

 

次に腹腔鏡セミナーですが、
腹腔鏡は人の方でもまだ30年ほどしか歴史がない、非常に発展的な分野です。
しかし、低侵襲で、痛みや傷の少ない手術として幅広く認識されており、
人医療では多くの手術が、すでに腹腔鏡、胸腔鏡での手術によって行われています。

 

動物の場合も様々なメリットがある腹腔鏡手術ですが、
主なメリットは、低侵襲(痛みが少ない)であること。
そして、拡大視が可能であることです。
そもそも、体の小さい動物では、人に比べて腹腔鏡が非常に難しいといわれています。
しかし、体が小さいからこそ、拡大して術野を見ることが可能な腹腔鏡は、適用をしっかり守れば、非常に有効な治療方法になる可能性が高いです。

 

当院でも、腹腔鏡手術を選択することが可能になっています。
特に、避妊手術では、手術をした動物の飼い主様から痛みが少ないようだ。と喜びの声をいただくことも多く、実際、手術をしている感覚としても、手術後の痛みは少ない印象があります。

 

他にも、臓器の生検や摘出でも腹腔鏡を使用して、治療することが可能です。
膀胱結石や消化管異物の摘出も腹腔鏡を使用することができます。
しかし、手術の目的は、腹腔鏡を使用することではなく、病気を治すこと。であるため、手術前に細かな検査を行い、どの治療を選択することができるのか、
よく相談させていただくことが大切であると考えています。また、セミナーの講師を同じようなことを繰り返し訴えていましたメモ

 

これからまだまだ発展していく分野であるため、より多くの病気に対し、痛みの少ない、安全な医療を提供できるように精進していきたいと思います。

 

先日、2月なので…。ということで、大好きな北海道のお菓子屋さんのプリンをいただきました。とろける食感で、いつ食べても本当においしい。
やっぱり、プリンは飲み物でした。

ラスベガス外科実習セミナー

2018年02月16日

こんにちは、獣医師の松井です。
1週間かけてラスベガスへ外科実習に行ってきました。

 

その中で一部をすこし紹介させてもらうと…
胃拡張胃捻転の治療である胃の固定術があります。
胃拡張胃捻転は胸の深い大型犬に多く、食後や運動時に多く胃が文字通り捻転を起こす病気です。同時に胃内にガスも貯留するため、このように呼ばれます。

早急な治療が求められ、その外科治療が胃の腹壁への固定術です。胃の幽門部(小腸への出口付近)と最後肋骨よりやや尾側部に切開を加え互いを縫合し胃を腹腔壁へ固定します。これにより胃が動きづらくなるため再度捻転するリスクが軽減できます。もちろん、手術前には溜まったガスを抜去したり、レントゲン撮影等の検査もしたりで緊急ではありますが、やることは多いです。

 

胃捻転と似た症状では
①胃捻転
②腸捻転
③脾捻転
④腹腔内出血
が鑑別であがります。これらのルールアウトも必要です。
また、一番重要なのが手術をしても改善なく亡くなる場合もあるという点です。起立できない、ぐったりしているなど時間が経っている場合はより回復が困難なようです。

 

その他にも腸切開・吻合、食道裂孔ヘルニアの食道固定、門脈シャント血管の結紮、胆囊摘出、肝葉切除を実習では行いました。
今回、臨床歴としては自分に近い先生が多く大変刺激になりました。

 

ラスベガスはカジノが有名ですが本当にたくさんあります。行って来ましたが、最終的に少額の勝ちとなりました。損しなかったので良かったです。
セミナー後の帰国までの時間にはレッドロックと呼ばれるラスベガス郊外まで足を伸ばしました。