整形外科セミナー
2016年08月22日
こんにちは、獣医師の松井です。
月に一度の整形外科セミナーに参加してきました。
今回は前の続きでピンとワイヤーを使った骨折治療です。
まずはピンのみを使った治療を行いました。ピンは一本だけでは骨が回転してしまい上手くくっつかないため、二本用います。
次にテンションバンドワイヤーという方法を行いました。ピンを打ち込んだ後、ワイヤーをかけて固定する方法です。前回もやったのですが、違うのは扱う骨が橈骨(前腕部の骨)になったことです。寸分違わね所からピンを打ち込んで反対側から出すのは中々に大変でした!
下の写真ではわかりづらいですが、写真右から二本出ているピンは骨折線をまたいで裏側から少し出てます。また8の字にワイヤーをかけて、締めることで骨同士が接着するのですが、このワイヤーを締めるのにもコツがあります。上手く出来ていないと骨同士の接着が甘くなってしまいます。
実習で完成した骨模型がこちら。このような模型を使っています!
講師の先生もこれは、地味に見えるけど一番難しいよ…。とのことでした。
頑張らなければ!
日本橋でアートアクアリウムという金魚水槽を使ったアート展が開催されているのをご存知でしょうか?
今回、2年ぶりに行ってきました。相変わらずの人気でした