セミナー参加報告

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リハビリセミナー

2022年01月14日

こんにちは!看護師の野手です。

先日、リハビリ専門医の小笠原先生によるリハビリセミナーを受けさせて頂きました!
今回の内容は、シニアケアです。
シニア犬はなぜ足腰が弱まってくるのかを勉強しました。
高齢期に見られる骨格筋量の低下と筋力もしくは身体機能の低下を専門用語でサルコペニアと言います。
サルコペニアは、加齢にともなって生じる1次性変化と活動、栄養、疾患が原因となる2次性変化が原因で起こります。
健康なうちからシニア期にむけた丈夫な身体づくりをする事で、元気な姿で過ごせる期間が長くなると思います。
シニア期を迎えるわんちゃんの飼い主さんに少しでもいいアドバイスができるようにもっと勉強していきたいです😊

こいぬこねこ教育アドバイザー④

2022年01月10日

こんばんは!看護師の渡辺です。

 

今回は第4回目!セミナーも大詰めになってきました✨

今までの振り返りをはさみながらの内容でした。

 

セミナーを受講して感じた事はわんちゃんねこちゃんとの過ごし方は勿論そこにはオーナー様もいらっしゃるということ。

オーナー様へいかに寄り添えるかというのも私達の大切はお仕事なのだなぁと感じました。

 

動物福祉のお話しや動物病院の在り方、初めて来院するわんちゃんねこちゃん達への第一印象の与え方などなど再確認できました!!

また5回目も更新します✨

エキゾチックアニマルセミナー

2022年01月10日

こんにちは!看護師の宮本です!

先日エキゾチックアニマルセミナーを受講しました✏️

今回の内容は『ハムスターの眼の病気』についてでした。

 

(構造)

ハムスターさんの眼の構造は、ワンちゃんネコちゃんと同じです。ただタペタムと言われる光を反射板の役割をする所はないそうです。

げっし類はマイボーム線という場所が発達しているので、眼の表面は脂が保たれているので瞬きをあまりしないそうです。

 

(お手入れ)

体調が悪いと目を瞑って目脂が出てくることも。

土に潜る生き物なので、粉塵で眼が汚れてしまうことは多々ありますが、眼の周りはなるべく綺麗に保ちましょう。

☆眼薬を挿した後の目の周りの余分な水分を拭き取ってあげましょう

気にして毛繕いする事で眼が傷つくことも。

 

(眼の病気)

霰粒腫(肉芽のような物ができる)

緑内障もなりますが、そちらよりぶどう膜炎や眼内炎になることが多いそうです。

白内障、前房出血と眼の病気もヒトやワンちゃんネコちゃんと同じようになります。

 

ただ、ハムスターさんは夜行性でコミニケーションを超音波で取っている為、眼の病気に気がつきにくいそうです。何か気になる事が有れば来院されるのもいいかもしれません🐹

 

 

 

 

VETS ACADEMY 外科看護コース

2022年01月09日

こんにちは、看護師の松下です。

先日、VETS ACADEMYさん主催の外科看護コース第3回を受講しました。今回のテーマは滅菌・消毒についてでした。

動物病院において消毒、滅菌は普段の診療や手術を衛生的に行うために必要不可欠です。滅菌は全ての微生物を完全に除去あるいは殺滅する事で、消毒とは微生物の数を減らす事を意味します。具体的には手術で用いる器具などは滅菌されており、手を洗ったりすることは消毒にあたります。滅菌の方法には様々なものがあり、器具の材質などによって適切な滅菌方法が選択されます。消毒剤も種類によって対象となる菌が異なったり、使用できる物やできない物があります。

滅菌や消毒は動物病院では日常的に行うものなので、意味を理解して正しく滅菌、消毒ができるようにしたいです。

眼科セミナー

2021年12月28日

こんにちは、獣医師の井上です🐈

先日、世間がクリスマスイブの中、小林一郎先生による第3回目の眼科セミナーを受講してきました。

今回は検査の流れについて専門医の視点から教えていただき、なぜ順序があるのかなど基礎的なことから、検査の中で見つけにくい病気など応用的なことまで勉強できました。

目の病気は老齢による出てくるものばかりではなく若くから出てくるものも多くあります。

最近目をしばしばしてるな、目ヤニが増えたな、白くなってきたなetc少しでも変化に気づいたら一度健康診断を受けてみて下さい😌

皆様方が良い年末を過ごせますように。

救急セミナー

2021年12月26日

こんにちは!看護師の宮本です。

先日、救急セミナーを受講しました。

今回のテーマは尿路結石でした。

 

ワンちゃんもネコちゃんもなる病気です。

最近の結石はシュウ酸カルシウム が多いそうです。(ご飯やおやつの傾向でしょうか)

 

また、エコー検査で膀胱に尿が溜まっていてもいつ作られた尿なのか、膀胱と腎臓を繋ぐ尿管が詰まっていないかは、分からないので、尿がちゃんと作られているかリアルタイムで見るには、尿カテーテルが有効とお伺いしました。

そして、急に尿路閉塞になり具合が悪くなる訳ではないようで、飼い主さまにお伺いすると実は2〜3ヶ月前に食欲が落ちていたり、元気がなかったりしたことがあり、気づいたら元気になっていたという場合もあるそうです。(この時点で腎臓にじわじわダメージを受けているかも)

元々砂漠に住んでいた猫ちゃん達は冬になるとお水を飲む量が減ります。おしっこの量やお水を飲む量は気にかけていきたいポイントです!

 

元々の体質や肥満、ストレスで特に猫ちゃんは尿路系の問題になるので、リスクを1つでも減らせるように、うちの猫ちゃんはぽっちゃりなので、尿路関係に気をつけていきたいです。

ベッツアカデミー腎・泌尿器コース第二回

2021年12月25日

こんばんは、Dr.スゴウです。

オンラインセミナーの腎臓・泌尿器科コースの第二回を受講しました。

今回は多飲多尿についてでした。

多飲多尿とはそのままで飲水量と尿量の異常な増加を認める臨床症状の事です。

飲水量に関してはワンちゃんで100ml/kg/日、猫ちゃんで50ml/kg/日が上限に設定されています。

多飲多尿を認める病気は沢山ありますが、よく遭遇するものとして腎臓病、糖尿病、副腎皮質機能亢進症(犬)、甲状腺機能亢進症(猫)があります。

血液検査、尿検査、腹部超音波検査、ホルモン測定検査を行う事で上記の4つの病気を除外することが可能です。

また、検査を行う過程で他の多飲多尿の多くの原因も除外できることが多いです。

上記の一般的な検査で診断がつかない場合、診断が難しい尿崩症や潜在的な腎機能低下の可能性があり、より特殊な検査が必要になります。

VETS ACADEMY 外科看護コース

2021年12月21日

こんにちは、看護師の松下です。

先日、VETS ACADEMYさん主催の外科看護コースの第二回セミナーを受けました。今回は術前準備についてでした。

術前準備は看護師が一部行うこともありますが、円滑に手術を進めるためにとても重要です。具体的には器具の準備や麻酔器のチェックなどをします。また動物に対しては手術が安全に行えるか検査をしたり、血管確保のための留置を入れたりします。

手術はどんなに健康な子であってもリスクがあるものです。準備をしっかり行うことでそのリスクを少しでも減らすことができます。

実際にセミナーを受けて準備することはたくさんあるんだなと感じたとともに、安全な手術を行うには事前のチェックが重要だと思いました。看護師として手術がスムーズに行えるようにしっかり準備できるようになりたいです。

VOAアドバンスセミナーその!

2021年12月20日

こんにちは、獣医師のあさぬまです。

今年はまだ雪が降りませんね…。

北海道にいた期間が長かったせいか、雪が降っているのを見ると、冬が始まった気がします❄

雪が降ったら降ったで、除雪や運転が面倒なので、降ってほしいやら、欲しくないやら複雑な気分ですね💦

 

さて、先日整形外科団体のVOAが主催するアドバンスセミナーにオンラインで参加してきました。

今回のテーマは「整形外科手術にまつわる感染症」でした。

実際の話は、整形外科に限らず、手術時の抗菌薬の適正使用の話や、一般的な感染症の話でした。

感染症…と聞くと、多くの方が、今世界を揺るがす「新型コロナウイルス感染症」や「狂犬病」のような、

感染する病気をイメージすると思います。

しかし、実際手術時や普段の診察の中で問題になるような感染症は、

本来動物の身体の中に常在する細菌が原因となる病気。です。

つまり、どこか変わった場所に出かけるでもなく、他の動物と触れ合うわけでもなく、同居の動物が病気をしているわけでもなく、

感染症にかかります。

裏を返すと、どんな細菌やウイルスが感染しているかわからない感染症。は実際は多くなく、

感染する臓器ごとにかかりやすい細菌が存在します。

たとえば、皮膚であればブドウ球菌、膀胱や肛門周囲であれば大腸菌、耳の中や湿った場所では緑膿菌。

などのように敵がある程度予想できることが多いです。

従って、どのような抗菌薬を、どのくらいの期間飲めばいいか?もある程度決まっています。

しかし、動物は毛があり、傷を舐めることがあるため、人間ほど清潔に保つことが難しいです。

そのため、今まではついつい心配なので、抗菌薬を処方してしまうことが獣医療の世界では多くありました。

 

昨今、耐性菌が問題になるにつれ、

動物医療でも抗菌薬を極力減らす工夫がとられています。

たとえば、避妊去勢手術後に抗菌薬を投与しない。消毒で対応できる部分は消毒にする。などですね。

当院でもまだまだ抗菌薬使用に関しては世界基準ではないですが、

将来的に人と動物が安全に共存できるように、今後抗菌薬の投与に関して見直していきたいと思っています。

 

また、セミナーでは、

多くの手術部位の感染症は、動物病院ではなく、飼い主への聞き取り調査の結果判明している。といっていました。

つまり、手術部位に生じた感染症は、獣医師や動物看護師の治療で治っているわけではなく、

動物の自己治癒力や飼い主様の看護で治っているわけです。

手術部位に生じた問題を素早く飼い主様から教えてもらうことで、獣医師は安心して

抗菌薬を処方しない!という選択肢をとることができます。

ぜひ、気になることがあればいつでも教えていただければと思います!

VOA整形外科セミナー

2021年12月20日

こんにちは!

獣医師の石井です。

 

先日、VOAの整形外科セミナーを受講しました。

今回は、実習でした!

骨折などの治療で用いられる、プレートとそれを留めるためのスクリューについて教えていただきました。

スクリューの種類や選び方、プレートの正しい留め方を教えていただき、模型を使って、練習しました。

きちんとしたプレートやスクリューを選んで、正しく使用しないとせっかく手術しても折れてしまうなどのトラブルにつながる可能性があります。

しっかり治してあげられるように勉強したいと思います。