セミナー参加報告

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眼科セミナー

2018年02月27日

こんにちは!
獣医師の森本です‼︎

 

先日、眼科セミナーにいってきました。
今回のテーマは「緑内障」についてでした。
なので、今回は緑内障のことについて書きたいと思います。

 

〈緑内障とは〉
眼の圧力が上がることによって、網膜や視神経などに障害が起こり、視覚に問題を起こす病気です。
緑内障には遺伝的な問題で発生する原発性のものと、白内障やブドウ膜炎などの別の眼の病気の進行に伴い発生する続発性のものがあります。

 

〈好発犬種〉
柴犬、コッカースパニエル、シーズー、ビーグルなどが遺伝的に緑内障を発症しやすいと言われています。

 

〈検査〉
緑内障の診断に用いる検査には主に眼圧測定、眼底検査があります。
眼圧測定は文字通り眼の圧力を測る検査です。緑内障の子だと正常より高い眼圧を示します。
眼底検査は網膜や視神経の評価をすることで、現状の視覚の状態の把握を行います。

 

〈治療〉
治療には眼の圧力を下げることを目的とした点眼薬や外科的処置があります。
また、既に視覚を失っている場合には緑内障による痛みの緩和を目的としたシリコンボールによるインプラント術などがあります。

 

〈予防〉
緑内障の予防には早期発見が重要となります。
飼い主様が異変に気づき、症状がある程度出ている時には緑内障が進行していることが多く、視覚を失ってしまう可能性があります。
なので、上記に記載した好発犬種の子などは健康診断の時に定期的に眼圧測定を行い、より初期に緑内障を見つけてあげることが大切です。

 

 

この間、久しぶりに高校生の時によく通っていた津田沼にある「なりたけ」というラーメン屋さんに行ってきました。

背脂がこれでもかと乗っているこってり系のラーメンで胃にガツンと来る味でした‼️
相変わらずの美味しさでとても懐かしい気持ちになりました(笑)

デンタルセミナー(入門編)

2018年02月26日

こんにちは照れる看護師の田村です。

 

先日院内で飼い主様向けセミナーを開催致しました。
デンタルセミナー入門編と言うことで、歯みがきを行うために必要な、口を触る練習を実践形式で行いました。
デンタルケア商品を主に、当院でもお世話になっているビルバックジャパンの社員さんに協力いただき、ワンチャンの口腔内の構造や歯周病についてお話しいただきました。
その後、ワンちゃんと一緒に実践です?!
みなさんとても熱心に取り組んでいただきあっという間に上手にできるようになりました。

 

今回は入門編の口を触る練習でしたが、次回はステップアップして歯ブラシを使っての実践です。
今回ご参加できなかった方も参加可能ですので、興味のある方は当院までご予約をお願いいたします。

 

今回一緒に実践を頑張ってくれたスタッフ佐藤の愛犬クロム君です。

みなさんの前でお手本となれるよう頑張りました。
次回もクロム君参加予定ですので、ぜひみなさんのご参加もお待ちしております。

動物病院トリマーセミナー

2018年02月24日

こんにちは。トリマーの木村です!

先日、都内で行われた動物病院のトリマー向けセミナーに参加してきました。
普段、トリマー全員向けのセミナーや勉強会はたくさん行われているのですが、“動物病院”のトリマー向けのセミナーというのはあまりないので貴重な時間となりました。

内容は、
わんちゃんとの信頼関係はとっても大事!
トリミングを好きになってもらうには嫌がることをしない、なぜ怒っているのかを考える、たくさん誉めること、そしてトリミング室の雰囲気がとっても大事ということでした。

 

例えば爪切りが苦手なわんちゃんがいたとします。
普段、足を固定するのにギュッと掴んで動かないようにすることが多いのですが、これが苦手なわんちゃんも少なからずいます。それに気づかないと当然わんちゃんも嫌がって動いたり暴れたりしますよね。
わざわざギュッと掴まなくても、優しく持つだけで切らせてくれるわんちゃんはたくさんいます。

 

あとは爪の切り方。
一気にバツン!と切ると、その衝撃にびっくりして怖がるわんちゃんがいます。なので、切るときも爪をスライスするように優しく、なるべく衝撃のないように切ると、わんちゃんの恐怖心も薄れます。

 

普段何気なくやっている些細なことも、優しさを意識するだけで変わることがたくさんありますね。

 

そして忘れてはいけないのが誉めることです。
出来たときには頑張ったね~!えらいね~!としっかり誉めること。誉められるとわんちゃんは喜びます(^^)
プラスの感情が多ければ多いほどトリミングや病院を好きになってくれるのでとても大事だということです。
病院を好きになってくれると、治療やお泊まりのときにも楽しく来てくれ、ストレスが減ります。

 

その他、
技術面ではわんちゃんの負担が少しでも減るよう、短時間でのトリミングを心がけることが大切という内容でした。
ハサミとバリカンでカットするのでは、どちらも金属を擦り会わせて毛を切断する構造になっています。
刃の数が違うだけで、ほどんど同じです。
普段ハサミでカットするところもなるべくバリカンを使って素早くしたりする工夫も必要とのことでした。
今はバリカンとハサミ、場所によって使い分けていますがなるべくできるところはバリカンを使って早く仕上がるように極めたいなぁと思いました・

 

セミナーが終わったあとは、講師の渡辺和明さんと、伊砂美登里さんと受講者数名と懇親会に行ってきました。
皆動物病院のスタッフということで大盛り上がり。
他院の業務などのお話しも聞けてとても良い会になりました。

ノミ、ダニ、フィラリアセミナー

2018年02月24日

こんにちは。
受付の鈴木です。

 

先日院内でノミ、ダニ、フィラリアのセミナーがありました。

まずはフィラリア病についてです。
フィラリアとは蚊によって伝播され、蚊がいる場所ならどこでも感染するという恐ろしい病気です。
ネコちゃんにも感染はしますが終宿主としては1番わんちゃんが好まれるというワンちゃんにとっては特に気をつけなくてはならない病気の一つです。
症状としては無症状から重症なものまでたくさんあり体重の減少、咳、うっ血性心不全、最悪の場合は亡くなってしまうこともあるそうです。
そのため病気になる前に蚊の活動時期にあわせて予防薬を飲ませる事が大切です!

 

次はノミ、ダニについてです。
ノミは動物の体表に棲み動物の血を吸血して生きており、ダニは草の上などから動物に寄生し血を吸血して生きています。
ノミもダニもきちんと対策をしないと恐ろしい病気を引き起こす可能性があります。
対策としては部屋を綺麗に保つ、予防薬で管理、こまめなブラッシングが必要です。

 

私事ではございますが先日新しい家族が増えました。

ウサギの女の子「ジャンヌ」です。
まだまだ分からない事がたくさんあり大変ですがそれ以上に毎日癒しをくれる大切な存在です。

内科学アカデミー & 腹腔鏡セミナー

2018年02月24日

こんにちは
獣医師のあさぬまです!

 

2月も早くも終わってしまいそうですね。
今年に入ってもう2か月経つのか…。と、おもってしまいます。

 

2月~3月はセミナーや研修が多く、ご迷惑をおかけします。

 

さて、先日
横浜で行われた内科学アカデミーと
品川で行われた腹腔鏡セミナーに参加してきました。

 

内科学アカデミーは、ほぼ毎年参加させていただいています。
毎年、ベーシックな内容からかなり発展的な内容まで、充実したアカデミーです。
今年は、主に循環器分野の講義を聴講してきました。

 

まず、循環器学会の認定医講習会に参加してきました。
今回、2つの講習会を受けたことで、全42個ある認定医講習会を全部受講したことになります!
認定医の受験資格を得るにはあと2年ほどかかるのですが、
しっかりと勉強を続け、少しでも飼い主、動物の生活を豊かにするお手伝いが出来るように頑張ります。

 

今回のアカデミーのトピックは、
「心臓の複雑な動き」でした。
心臓は合計4つの部屋で成り立っています。上下、左右の4つです。
その4つの部屋が、とても複雑な動きで効率的に血液を送っています。

 

また、心臓の収縮も、単純に開いて閉じて。の動きではなく、
雑巾を絞るように、ねじれの運動をしているといわれています。
心臓の超音波の検査では、「心臓の各部屋がしっかりと同期して動くこと」「心臓がしっかりとねじれること」
の2つを正確に評価することは、非常に困難でしたもやもや

 

近年では、発展的な超音波検査により、この心臓の複雑な動きをより鮮明にとらえることができるようになってきました。
しかし、人医療以上に検査結果にバリエーションがあり、
まだまだ発展途上の検査分野であるという印象です。
すぐに、日常の治療に役立つ技術ではないようですが、
心臓が非常に複雑な動きをしていて、超音波で見られるデータには限りがある。
と認識する、いい機会になったと思います。
日ごろから、動物の様子や体調を気にかけて、検査結果のみを当てにすることがないように、診察に臨もうと改めて意識しました。

 

次に腹腔鏡セミナーですが、
腹腔鏡は人の方でもまだ30年ほどしか歴史がない、非常に発展的な分野です。
しかし、低侵襲で、痛みや傷の少ない手術として幅広く認識されており、
人医療では多くの手術が、すでに腹腔鏡、胸腔鏡での手術によって行われています。

 

動物の場合も様々なメリットがある腹腔鏡手術ですが、
主なメリットは、低侵襲(痛みが少ない)であること。
そして、拡大視が可能であることです。
そもそも、体の小さい動物では、人に比べて腹腔鏡が非常に難しいといわれています。
しかし、体が小さいからこそ、拡大して術野を見ることが可能な腹腔鏡は、適用をしっかり守れば、非常に有効な治療方法になる可能性が高いです。

 

当院でも、腹腔鏡手術を選択することが可能になっています。
特に、避妊手術では、手術をした動物の飼い主様から痛みが少ないようだ。と喜びの声をいただくことも多く、実際、手術をしている感覚としても、手術後の痛みは少ない印象があります。

 

他にも、臓器の生検や摘出でも腹腔鏡を使用して、治療することが可能です。
膀胱結石や消化管異物の摘出も腹腔鏡を使用することができます。
しかし、手術の目的は、腹腔鏡を使用することではなく、病気を治すこと。であるため、手術前に細かな検査を行い、どの治療を選択することができるのか、
よく相談させていただくことが大切であると考えています。また、セミナーの講師を同じようなことを繰り返し訴えていましたメモ

 

これからまだまだ発展していく分野であるため、より多くの病気に対し、痛みの少ない、安全な医療を提供できるように精進していきたいと思います。

 

先日、2月なので…。ということで、大好きな北海道のお菓子屋さんのプリンをいただきました。とろける食感で、いつ食べても本当においしい。
やっぱり、プリンは飲み物でした。

ラスベガス外科実習セミナー

2018年02月16日

こんにちは、獣医師の松井です。
1週間かけてラスベガスへ外科実習に行ってきました。

 

その中で一部をすこし紹介させてもらうと…
胃拡張胃捻転の治療である胃の固定術があります。
胃拡張胃捻転は胸の深い大型犬に多く、食後や運動時に多く胃が文字通り捻転を起こす病気です。同時に胃内にガスも貯留するため、このように呼ばれます。

早急な治療が求められ、その外科治療が胃の腹壁への固定術です。胃の幽門部(小腸への出口付近)と最後肋骨よりやや尾側部に切開を加え互いを縫合し胃を腹腔壁へ固定します。これにより胃が動きづらくなるため再度捻転するリスクが軽減できます。もちろん、手術前には溜まったガスを抜去したり、レントゲン撮影等の検査もしたりで緊急ではありますが、やることは多いです。

 

胃捻転と似た症状では
①胃捻転
②腸捻転
③脾捻転
④腹腔内出血
が鑑別であがります。これらのルールアウトも必要です。
また、一番重要なのが手術をしても改善なく亡くなる場合もあるという点です。起立できない、ぐったりしているなど時間が経っている場合はより回復が困難なようです。

 

その他にも腸切開・吻合、食道裂孔ヘルニアの食道固定、門脈シャント血管の結紮、胆囊摘出、肝葉切除を実習では行いました。
今回、臨床歴としては自分に近い先生が多く大変刺激になりました。

 

ラスベガスはカジノが有名ですが本当にたくさんあります。行って来ましたが、最終的に少額の勝ちとなりました。損しなかったので良かったです。
セミナー後の帰国までの時間にはレッドロックと呼ばれるラスベガス郊外まで足を伸ばしました。

エキゾチック院内セミナー&リハビリ研修

2018年02月09日

こんにちは。
獣医師の足立です。

 

2ヶ月に1度、エキゾチック専門の先生が院内でセミナーをしてくれることになりました!初めてのテーマは、私の大好きなうさぎです!セミナー内容を少しお伝えしますね!

 

うさぎの飼育環境

ケージ

・レイズドシェルフがベスト
(ヨーロッパで使われているケージ、↑写真)
・60〜80cm四方の広さが必要
(ペアで飼う用の大きさ)
・伸びをしても大丈夫な大きさが必要
・棚があるとベスト

 

床敷
・牧草を敷きつめるのがベスト
・同じ姿勢でいなければならない環境は避ける

 

温度管理
・寒さには強い
・暑さには弱い
(床材や送風機などを使って対処)

 

玩具
・かじれる物がベスト
(食べられる玩具を好む傾向にあるため)
・プラスチック製の物はローテーションを組まないと飽きてしまう
・散歩時間を作る
・掘り遊びができる機会を作れるとベスト

 

一緒に飼ってはダメな動物
・モルモット
理由としては、ウサギがボルデテラ菌を持っていた場合、ウサギは軽症の症状で済むのですが、モルモットがボルデテラ菌に感染すると必ず死に至るという悲しい経過をとってしまうためです。

 

まだまだウサギについて話したいのですが、これからもウサギテーマのセミナーが続くので、またの機会にしますね!

 

週一で通っているリハビリ研修で学んだことをご報告しますね。横浜までいつもより早起きで行っているのですが、ようやく慣れてきました。

 

レッグペルテス病という大腿骨頭への血行が阻害され大腿骨の骨頭が壊死してしまう病気で、大腿骨骨頭切除という手術をした8ヶ月齢のトイプードルちゃんです。

 

始めは三本足歩行をして、たまに四つ足歩行をするという状態だったのですが、この子は身体がものすごく柔らかいため、始めから筋肉も柔らかく、痛みもそこまで感じずにリハビリを始めることができました。

 

始めのステップは、イスなどの台に前足を乗せ、後ろ足両側で立つなどでした。体幹筋のバランスが少し崩れていたので、抱っこをして痛みのある側と反対側に背中を伸ばすストレッチも取り入れました。どうしても痛みのある側をかばおうと身体が痛い側に湾曲してしまうのですが、筋拘縮が起こらないようにするためです。

 

この子はすごく経過がよく、来院される度に正常な四つ足歩行に近づいていきました。体幹のバランスはまだ少し悪いものの、手術部の関節可動域はほぼ正常に戻りました。関節可動域とは、関節を伸ばしたり曲げたりする上での動ける角度のことを言います。リハビリでは、この関節可動域はとても重要な指標になります。

 

リハビリでは、体幹バランスがとても大切なんだなと改めて感じました。人でも体幹トレーニングが流行っていると思いますが、リハビリにも体幹トレーニングをどんどん取り入れていこうと思います

横浜からも富士山が見えるんですね。
研修先に着く前にビックリしてパチリ。

猫の保定

2018年02月03日

皆さんこんにちは!看護師の佐藤です。
まだまだ外は寒いですね。体調を崩さないように暖かくしてくださいね!

 

診察を長引かせて猫ちゃんにストレスを必要以上に与えないため、先日「猫の保定スキルアップセミナー」に参加させていただきました!

 

主に猫ちゃんの基本的な保定のポイントや様々な場面( 処置 )での保定の仕方などを勉強させていただきました。

保定とは、猫ちゃんを不動化して安全に処置を行うための手段です。

 

キャリーは色々な種類の形や硬さがありますが、猫ちゃんに入ってもらうキャリーは扉が横に開くだけでなく上下が分解でき、扉が簡単に外せる物がストレスの軽減に繋がるのでおすすめです。
また、病院に来るまでのストレスを軽減させるために車での移動はシートベルトをしてあげてください!

 

診察の時、病院に来るまでの飼い主さんの不安を感じ取って猫ちゃんも不安になっているので、診察室に入って猫ちゃんの不安を少し軽減させるためにもすぐにキャリーから猫ちゃんを出さないであげてください!

 

このセミナーを通して、猫ちゃんにストレスを必要以上に与えないために色々なことを学んだので、これを活かしていきたいと思います。

 

先日、ディズニーシーに遊びに行きました。
今のディズニーシーはピクサー・プレイタイムをやっていて、マックイーンが遊びに来てくれていました
とても楽しかったです☺️

定期駆虫セミナー

2018年02月02日

こんにちは。
獣医師の石井です!

 

また、雪が積もりましたねー。
お出かけの際は、気をつけてお出かけしてくださいね☺

 

先日、メーカーさんに院内で定期駆虫のセミナーをしていただきました!その内容を少しご紹介させていただきます。

 

定期駆虫とは、お腹の中に寄生している虫を定期的に駆除することで、わんちゃんやねこちゃんの予防の1つです。

 

お腹の寄生虫は、犬回虫、猫回虫や瓜実条虫という虫がよくみられ、これらの虫は主に、ウンチやノミ、お母さん犬、猫の乳汁を介して感染します。
お腹の寄生虫がいると、下痢などの症状か出る場合もありますが、何も症状がない場合や、検便で調べても卵が見つからないこともあります。

 

また、これらの寄生虫は、人にも伝染る病気です!!
人に感染すると、虫が内蔵や目などに移動して、様々な症状を引き起こすことがあります。
特に、小さい子では、症状が重篤化しやすいです。

 

お腹の寄生虫は、お散歩などで知らないうちにわんちゃんねこちゃんが感染してしまい、それが飼い主さんに伝染ってしまう可能性があります。
そのため、わんちゃん、ねこちゃんだけでなく、飼い主さんの健康のためにも、定期駆虫はすごく大事な予防になります!
特に、妊娠されている方や小さいお子さんがいるご家庭は、しっかり定期駆虫してあげるのがおすすめです!

 

定期駆虫のお薬には、錠剤や皮膚に垂らすスポットタイプなどがあるので、その子にあったものを選んで予防してあげてくださいね☺
なにかご不明なことやお薬のご相談などあれば、お気軽にスタッフへ声をかけてくださいね!

 

先日、新宿の東京ミステリーサーカスに遊びに行ってきました。


脱出ゲームや侵入ゲームなどを楽しめる所なのですが、すっごくすっごく楽しかったです♪
脱出失敗だったので、またリベンジしに行きたいと思います。

眼科セミナー

2018年01月28日

こんにちは、獣医師の森本です‼︎
先日、眼科のセミナーに行ってきました!
今回は白内障のことについて学んできました。

 

白内障とはレンズの役目を果たしている水晶体が白く濁ってしまう病気です。
白内障の原因は以下のように様々あります。

(遺伝性白内障)
遺伝的なことが原因で起きる白内障です。
コッカースパニエル、プードル、ゴールデンレトリバー、ビーグルなどは遺伝的に白内障か発生しやすいと言われています。

 

(代謝性白内障)
代謝性疾患が引き起こす白内障です。
特に糖尿病や高脂血症といった病気の子は白内障になりやすいので注意が必要です!

 

(続発性

白内障)
網膜剥離、ぶどう膜炎や緑内障などの病気に続発して起きる白内障です。

 

白内障の治療は手術により水晶体の濁りを取り除くことが主体となります。その他の治療方法に点眼薬やサプリメントなどもあるのですが、あくまで補助的な療法とすることが多いです。

白内障の手術の成功率は白内障の進行度と大きく関わっていると言われており、より初期の白内障であればあるほど手術の成功率は高いとされています。

 

なので、少しでも眼に違和感を覚えたら早めに病院で検査をすることをオススメします‼︎

 

また、白内障と似たように水晶体が白く見える病気として核硬化症があります。

 

核硬化症は年をとるごとに顕著に眼が白く変化していき、必ず両眼が対称的に変化していきます。核硬化症は病気というよりは正常な老齢性の変化であり、治療の必要は無いとされています。検査によって白内障と核硬化症の区別はできるので、お家の子が高齢になって眼が白くなってきたなと思ったら一度相談してみてください。

 

わがやの小五郎の成長記です。
すくすくと成長をして体も大きくなり顔つきも大人っぽくなってきました‼︎
そんな小五郎も先日、去勢手術を行い無事に去勢雄になりました。
これから食欲がさらに増すと思うと少々心配です(笑)

ケージにハンモックをつけたらすぐに使いこなしてくれました