リハビリセミナー入門
2022年05月28日
こんにちは、看護師の石井です。🐈
先日リハビリ専門医の小笠原先生のリハビリ入門編セミナーを受講しました。
今回のテーマは「疼痛」でした。
ご来院される飼い主様からもよく足を上げている、びっこを引いている、どこか痛そうで鳴くと問診時にお聞きすることが多いです。
痛みはどのようにして伝達されるのか、痛みに対して何ができるのかを学びました。
痛みには少なからずどこかに炎症が起きていて、「発赤、熱感、疼痛、腫脹、機能障害」が炎症の5徴と言われています。
また炎症には急性、慢性とあり、急性期では人の捻挫と同じように熱感などがあり冷やしてあげると効果的です。
動物ではよく整形疾患の手術をした術後すぐの子にアイシングをしてあげています。
慢性期ではレーザーなどで血流を良くしてマッサージをすることで硬くなった筋肉がほぐれ機能の改善が図れます。手術をして定期的にリハビリをする子、歳をとってきて足腰が弱くなった子などによく行っています。
リハビリに参加することが増えてきたので、なぜその子にはこの治療法をするのかを考えながら出来るようにしたいと思います。